# 組織運営

自治会補助金、現金で受け渡し 市議「見直しを」 奈良・大和郡山
2024.06.26

自治会補助金、現金で受け渡し 市議「見直しを」 奈良・大和郡山

 奈良県大和郡山市の自治会への補助金について、市職員が市自治連合会の口座から現金を引き出し、13の地区自治連合会長に現金で手渡していることが市議会で明らかになった。自治会側の意向に基づく古くからの手法だが、職員の精神的な負担、紛失・盗難のリスク、透明性確保などの観点から、口座振り込みに切り替え

「トーマスをなくした」と泣く子を慰めたい…リッツ・カールトンの「上司の許可なしで30万円」という神対応
2024.06.25

「トーマスをなくした」と泣く子を慰めたい…リッツ・カールトンの「上司の許可なしで30万円」という神対応

部下の能力を引き出すにはどうすればいいのか。ハーバード・ビジネススクールのフランシス・フライ教授と起業家のアン・モリス氏の共著『変化を起こすリーダーはまず信頼を構築する 生き残る組織に変えるリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)より、一部を紹介する――。■部下には指

東京科学大、国立大で異例の理事長職設置へ 東工大の大竹教授が就任「文化の違い理解」
2024.06.24

東京科学大、国立大で異例の理事長職設置へ 東工大の大竹教授が就任「文化の違い理解」

東京工業大と東京医科歯科大は24日、10月1日に統合し、新たな国立大として発足する「東京科学大」で経営を担う法人トップとなる理事長候補に選ばれた大竹尚登(なおと)東工大教授(60)が記者会見し、所信を表明した。学長が経営と教育研究(教学)の長を兼ねるのが一般的な国立大で理事長職の設置は異例。経

古田敦也が見た激動の2004年 スト決行「プロ野球再編問題」あれから20年 球界の未来は
2024.06.24

古田敦也が見た激動の2004年 スト決行「プロ野球再編問題」あれから20年 球界の未来は

6月16日、東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設20年目にして初の交流戦優勝を果たしました。楽天球団が創設された20年前、2004年はプロ野球界にとって激動の一年でした。きっかけは近鉄とオリックスの合併構想から端を発したプロ野球再編問題。球界を揺るがすのみならず政界や経済界から

ダメな管理職は「やたらと褒めて人を伸ばそうとする」。じゃあ一流の管理職は?
2024.06.24

ダメな管理職は「やたらと褒めて人を伸ばそうとする」。じゃあ一流の管理職は?

 ダメな管理職は「やたらと褒めて人を伸ばそうとする」。じゃあ一流の管理職は?そう語るのは、これまで4000社以上の導入実績がある組織コンサルタントである株式会社識学の代表取締役社長・安藤広大氏だ。「会社員人生が変わった」「もう誰も言ってくれないことがここに書いてある」と話題の著書

東京女子医大、入試で寄付受領 同窓会推薦で考慮、国の通知に抵触か
2024.06.24

東京女子医大、入試で寄付受領 同窓会推薦で考慮、国の通知に抵触か

 東京女子医科大学(東京都新宿区)の医学部入試で、受験生側から寄付金を受け取り、同窓会組織が推薦枠を決める際に考慮に入れていた疑いがあることが関係者への取材でわかった。寄付額などを点数化し、受験生同士で比較していた。 同大の不正を調べている第三者委員会は、入試での寄付金受領を禁じ

【ラグビー】日本協会土田雅人会長&岩渕健輔専務理事再任 元神戸製鋼マーク・イーガン氏理事に
2024.06.23

【ラグビー】日本協会土田雅人会長&岩渕健輔専務理事再任 元神戸製鋼マーク・イーガン氏理事に

 日本ラグビー協会は23日に都内で評議員会と理事会を開き、土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(48)が再任した。 2人は理事を満了する5期10年に達していたが、規程にある「特別な事情」が考慮された。直面する国内外の問題への対処、W杯再招致への重要な時期であることなどが挙げられ

日本ラグビー協会 土田雅人会長&岩渕健輔専務理事の再任決定 35年W杯日本再誘致掲げる
2024.06.23

日本ラグビー協会 土田雅人会長&岩渕健輔専務理事の再任決定 35年W杯日本再誘致掲げる

 日本ラグビー協会は23日、都内で評議員会と理事会を開き、土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(48)の再任を決めた。任期は2年。 両氏はすでに通常の任期を超える5季目に突入していたが、日本協会規定の「特別な事情」により再任が認められた。 22年に就任し2期目とな

地方「政活費」自民3県連で廃止 青森、岩手、愛知、国に先行
2024.06.22

地方「政活費」自民3県連で廃止 青森、岩手、愛知、国に先行

 政党から議員個人に支給され、使途の公開義務がない「政策活動費」と同様の制度を設けていた自民党の16地方組織のうち、青森、岩手、愛知の3県連が制度を廃止したことが22日、各県連への取材で分かった。愛媛県連は使途を一定程度明確化した。福島県連は支給を凍結し、今後廃止する見通し。自民党派閥の裏金事

鹿児島公安委「本部長が隠蔽指示、事実認められず」 情報漏えい問題
2024.06.21

鹿児島公安委「本部長が隠蔽指示、事実認められず」 情報漏えい問題

 鹿児島県警の内部文書を漏えいしたとして国家公務員法(守秘義務)違反で起訴された県警の前生活安全部長、本田尚志(たかし)被告が、漏えいの理由を県警トップの本部長が不祥事を隠蔽(いんぺい)しようとしたためと主張している問題で、県公安委員会は21日、「本部長が隠蔽を指示したと判断する事実は認められ

鶴岡八幡宮が神社本庁離脱 「初心を忘れている」宮司が語った経緯
2024.06.20

鶴岡八幡宮が神社本庁離脱 「初心を忘れている」宮司が語った経緯

 日本三大八幡宮(はちまんぐう)にも数えられる鶴岡(つるがおか)八幡宮(神奈川県鎌倉市)の吉田茂穂宮司は20日、境内で記者会見を開き、神社本庁から今月離脱した経緯を説明した。神社本庁の代表である統理の権威がないがしろにされているなどと本庁の運営方法について批判した上で、「正常化を目指すことは断

宙組公演、約9カ月ぶり再開 ファンは「複雑」 宝塚歌劇団
2024.06.20

宙組公演、約9カ月ぶり再開 ファンは「複雑」 宝塚歌劇団

 宝塚歌劇団の宙組女性団員が昨年9月末に急死し、直後から中止になっていた宙組の公演が20日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で約9カ月ぶりに再開した。  公演は通常、芝居とショーの2本立てだが、今回はショー「Le Grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエ―」だ

内田ボクシング連盟会長が退任へ 近年は運営を問題視する声も
2024.06.20

内田ボクシング連盟会長が退任へ 近年は運営を問題視する声も

 日本ボクシング連盟の内田貞信会長が20日、任期3期目の満了により退任することを明らかにした。理事からも退く。在任中に公益社団法人に認定されたことなどを理由に挙げ「やるべきことはやった。目標がない中でだらだら続けても仕方ない」と話した。同会長は2018年、助成金の不正流用が指摘された山根明前会

TBSラジオが広告主に無断でCM差し替え
2024.06.19

TBSラジオが広告主に無断でCM差し替え

 TBSラジオは19日、複数の番組で2022年4月から今月中旬まで、広告主に無断でCMの内容を差し替えて放送していたと発表した。営業担当者が「CMが社内の考査を通らないと困る」と独断で行ったという。

大阪市職員が「部落差別」発言 「運転荒い」でドラレコ確認し判明
2024.06.18

大阪市職員が「部落差別」発言 「運転荒い」でドラレコ確認し判明

 大阪市大阪港湾局の職員2人が公用車内で差別的な発言を繰り返し、その場にいない同僚職員を誹謗中傷していたことがわかった。職員の1人が「運転が荒い」という情報があり、別の職員がドライブレコーダーを確認して発覚。大阪市は処分も検討する。 18日の市人権行政推進本部会議で報告された。港

PTA協議会で1079万円支出、「何らかのつながり」と認定の元会長と保険代理店は第三者委の調査に応じず
2024.06.17

PTA協議会で1079万円支出、「何らかのつながり」と認定の元会長と保険代理店は第三者委の調査に応じず

 さいたま市の小中学校などが加盟する市PTA協議会(市P協)で1000万円超の不明瞭な支出があった問題で、市P協が元会長の男性を除名処分にしたことなどが、16日わかった。総会で決議が行われ「重大な内規違反」を理由としている。総会では、不明瞭な会計処理を防ぐために新たに定めた会計ルールについての

インタビュー(3)日本サッカー協会・宮本恒靖会長が明かす会長選と理事会、ライフワークと8年後「日本でサッカーを大きな存在にしたい」
2024.06.17

インタビュー(3)日本サッカー協会・宮本恒靖会長が明かす会長選と理事会、ライフワークと8年後「日本でサッカーを大きな存在にしたい」

 今年3月、公益法人日本サッカー協会(JFA)の第15代会長に就任した宮本恒靖氏。1977年2月7日生まれの47歳だ。2021年のなかばまでガンバ大阪の監督を務めた後、2022年にJFA理事に選出され、2023年には専務理事としてJFAの実務をリードしてきた。日本サッカーの新時代に向け、宮本新

バドミントン代表 活動縮小は現場とすり合わせての判断 村井会長が強調
2024.06.17

バドミントン代表 活動縮小は現場とすり合わせての判断 村井会長が強調

 日本バドミントン協会の村井満会長が16日、評議員会後にオンラインで取材に応じ、日本代表活動の縮小について説明した。 22年に元職員による横領事件などが発覚し、日本オリンピック委員会などから交付される強化費が前年比で5億円ほど激減。代表の朴柱奉(パク・ジュボン)ヘッドコーチがパリ

除名処分…“さいたま市PTA協”を私物化していた元会長 永久に無関係となる54歳、使途不明金は1千万円超ほかにも 一方さいたま市PTA協が退会することにした日本PTA協…ガバナンス正常化したら加盟を再検討へ
2024.06.16

除名処分…“さいたま市PTA協”を私物化していた元会長 永久に無関係となる54歳、使途不明金は1千万円超ほかにも 一方さいたま市PTA協が退会することにした日本PTA協…ガバナンス正常化したら加盟を再検討へ

 埼玉県のさいたま市PTA協議会(市P協)は15日、同市浦和区で、2024年度定期総会を開催した。使途不明金を巡り内規違反があったとして、元会長男性(54)を除名処分とし、市P協に永久的に関わることがないようにするとの決議を行った。上部団体の公益社団法人日本PTA全国協議会(日P協)からの退会

受けとめ真逆で混迷深まる…日本学術会議、あり方の行方
2024.06.14

受けとめ真逆で混迷深まる…日本学術会議、あり方の行方

日本学術会議のあり方をめぐる問題の混迷が深まっている。有識者懇談会の下の作業部会では、有識者の提案に対して学術会議が根拠や実現性を問いただし、有識者がうまく答えられずに場が険悪になっている。業を煮やした有識者から新体制に向けた会員刷新が示唆され、学術会議はまったく受け入れられないと反発する。膠