日本ラグビー協会 土田雅人会長&岩渕健輔専務理事の再任決定 35年W杯日本再誘致掲げる

AI要約

日本ラグビー協会は23日に土田会長と岩渕専務理事の再任を決定した。任期は2年。土田会長はW杯再招致を目標に掲げ、将来の戦略を岩渕専務理事と共に策定する意向を示した。

エディー・ジャパンの敗戦にもかかわらず、ラグビーを盛り上げる使命感を持ち、W杯4強入りに向けて共闘する姿勢を見せた。

さらに、ワールドラグビーで要職を務めたマーク・イーガン氏の新理事就任も発表され、情報収集において貴重な人材として期待されている。

日本ラグビー協会 土田雅人会長&岩渕健輔専務理事の再任決定 35年W杯日本再誘致掲げる

 日本ラグビー協会は23日、都内で評議員会と理事会を開き、土田雅人会長(61)と岩渕健輔専務理事(48)の再任を決めた。任期は2年。

 両氏はすでに通常の任期を超える5季目に突入していたが、日本協会規定の「特別な事情」により再任が認められた。

 22年に就任し2期目となる土田会長はW杯の日本再招致を目標に掲げ「35、37年のW杯にチャレンジできる位置まできていると思っている。ここに具体的な数字を入れて動くのが私の使命。さまざまな課題の中期戦略つくって、岩渕専務理事とやっていきたい」と抱負を語った。

 前日22日に、イングランド代表に17―52で敗れた第2次エディー・ジャパンについては「残念ながらまだ試合の結果には出てこないが、勝負どころはあると思っている。一緒にラグビーを盛り上げていきたい」とエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが掲げるW杯4強入りに向け、共闘を誓った。

 また元神戸製鋼FWで国際統括団体、ワールドラグビー(WR)で要職に就いていたマーク・イーガン氏の新理事就任も発表。岩渕専務理事は「さまざまなラインを使って情報収集していく上で貴重な人材」と話した。