# 環境・水資源

微生物で半永久的発電 野外センサー電源に 四国電力と東京農工大が実証開始
2024.09.09

微生物で半永久的発電 野外センサー電源に 四国電力と東京農工大が実証開始

 四国電力と東京農工大学などの研究チームは4日、微弱な電気を生み出す微生物「発電菌」を使った燃料電池の実証実験を、愛媛県八幡浜市のかんきつ園地で始めた。電源のない場所でも、半永久的かつ安価に発電できる可能性がある。自然環境で安定して発電できるのかを調べ、農業現場で使われるセンサーなどの電源とし

家電のシャープが作ったEV、リビングルームとして使える
2024.09.09

家電のシャープが作ったEV、リビングルームとして使える

駐車場にもう一部屋追加できちゃう。家電メーカーは家電だけを作っているイメージですが、たとえばソニーのようにEVを作っている例もあります。今度はシャープが独特のEV「LDK+」を開発。一見するとワンボックスですが、後部座席がゆったり広々しすぎて…自宅のリ

欧州の「急激なEVシフト」失策で打撃のフォルクスワーゲン。「工場閉鎖の検討」が象徴するドイツの産業空洞化
2024.09.09

欧州の「急激なEVシフト」失策で打撃のフォルクスワーゲン。「工場閉鎖の検討」が象徴するドイツの産業空洞化

ドイツ最大の完成車メーカーであり、トヨタ自動車とともに世界最大の完成車メーカーの地位を争うフォルクスワーゲン(VW)が、国内にある工場の閉鎖を検討していることが話題になっている。ドイツ国内にある工場が閉鎖されれば、1937年の創業以来初めてのことだ。対象は完成車工場1カ所以上、部品工場1カ所と

エネルギー基本計画は「再エネ第一」に組み替えを。蓄電池と国産水素で、変動性再エネの弱点は克服できる
2024.09.09

エネルギー基本計画は「再エネ第一」に組み替えを。蓄電池と国産水素で、変動性再エネの弱点は克服できる

 いま、経済産業省の総合資源エネルギー調査会で、第7次エネルギー基本計画の策定をめぐる議論が進められている。エネルギーの安定供給を確保しつつ、どのようにして脱炭素化を進めるのか、移行過程をどうするのかが、大きなテーマとなっている。 エネルギーの脱炭素化では、再生可能エネルギー(以

蒼い北極、秘める可能性と危うさ 止まらぬ「気候崩壊」 過熱する資源・覇権争奪競争〔66°33′N 北極が教えるみらい〕
2024.09.09

蒼い北極、秘める可能性と危うさ 止まらぬ「気候崩壊」 過熱する資源・覇権争奪競争〔66°33′N 北極が教えるみらい〕

 初めて見た北極の海は蒼(あお)かった。  南国の海の透き通った「青」ではなく、どこか底知れず、近寄り難さを感じる「蒼」だった。 2022年10月、ロシアのウクライナ侵攻が北極にもたらす影響を取材するため、ロシアと国境を接するノルウェー北部キルケネスを

エサが不足し始める秋以降に出没リスクは上昇する…!「クマ襲撃マップ」で分かった恐るべき事態
2024.09.09

エサが不足し始める秋以降に出没リスクは上昇する…!「クマ襲撃マップ」で分かった恐るべき事態

「女性がクマに襲われたとの通報を受けて、警察と消防、猟友会メンバーの総勢20人ほどで山へ入っていきました。現場に着いたとき、まだクマが近くにいる気配があった。だから、威嚇射撃をしたのですが、それでもクマはその場から離れなかったそうです……」同僚たちが直面した「恐怖の瞬間」を振り返

気候変動で作業部会開催 政府間対話が活発に 米中
2024.09.09

気候変動で作業部会開催 政府間対話が活発に 米中

 【ワシントン時事】米政府は8日、米中政府高官が気候変動問題を巡って意見交換する作業部会を4~6日に北京で開催したと発表した。 11月に予定されている国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)での協力を確認。交流を継続することで一致した。両国間の対話が活発になっている

ソウル延禧洞のシンクホール周辺の地下水位が7メートルも下がった…「市民が不安」
2024.09.09

ソウル延禧洞のシンクホール周辺の地下水位が7メートルも下がった…「市民が不安」

先月、ソウル西大門区延禧洞(ソデムング・ヨンヒドン)で発生した「シンクホール」事故地点付近で、2年前にも地下水位が大幅に低くなるなど地盤沈下の兆候があったことが分かった。地表面から地下水まで離れた距離を意味する地下水位が急激に変わるのは、シンクホールの代表的な兆候の一つだ。8日、

重労働から解放、若手確保になる? 京都・亀岡の森林組合が重機導入
2024.09.09

重労働から解放、若手確保になる? 京都・亀岡の森林組合が重機導入

 京都府亀岡市森林組合は、切り倒した木の枝を払い、指定寸法に幹を切りそろえる自走式重機「プロセッサ」を1機導入した。間伐材の活用や山林保全を進めるため、搬出までの作業の効率化と安全性向上を図る。 1機約1900万円。森林環境譲与税を財源に市が半額を補助した。 同組合

「MFA」大増殖を後押しする生成AIの台頭 デジタルメディアに明日はあるか?
2024.09.09

「MFA」大増殖を後押しする生成AIの台頭 デジタルメディアに明日はあるか?

 デジタルメディアを取り巻く環境が急速に変化している。本稿では、DoubleVerify Japanが2024年6月27日に開催した「2024年版グローバルインサイト:Japanウェビナー」の内容を基に、デジタル広告業界が直面する「5つの課題」について紹介する。 DoubleVe

クマ目撃 過去10年で最多ペース、市街地周辺で報告増加 これから活動活発に、不要な果実収穫を
2024.09.09

クマ目撃 過去10年で最多ペース、市街地周辺で報告増加 これから活動活発に、不要な果実収穫を

 島根県内のツキノワグマの目撃件数が過去10年と比べて最多ペースで増えている。2024年度は8月末までで965件に上り、既に23年度の年間件数を上回った。専門家は人が住む市街地での目撃が増え、従来生息する山奥で食べ物が不足すれば、人里に接近する恐れが高まると指摘する。 県鳥獣対策

【衝撃】マジかよボルボ!! EV専業やめるの!? じゃあベンツたちはどーすんの!?
2024.09.09

【衝撃】マジかよボルボ!! EV専業やめるの!? じゃあベンツたちはどーすんの!?

 ボルボが、2030年までのEV専業化を断念すると発表した。でも同じ目標を持っているメーカーはほかにもある。そういったメーカー、たとえばメルセデス・ベンツやフォードは、今どんな動きなんじゃろね? 文:ベストカーWeb/写真:ボルボ、メルセデス・ベンツ、アウディ、ベストカーWeb編

「根性論を持ち込む上司」に部下が絶対言ってはいけない「納得の言葉」
2024.09.09

「根性論を持ち込む上司」に部下が絶対言ってはいけない「納得の言葉」

根性論を押しつける、相手を見下す、責任をなすりつける、足を引っ張る、人によって態度を変える、自己保身しか頭にない……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか。5万部突破ベストセラー『職場を腐らせる人たち』では、これまで7000人以上診察してきた精神科医が豊富な臨床例から明かす。<

【混沌とする車業界のEVシフト】 ボルボが2030年完全EV化を撤回 目標調整の背景を分析
2024.09.09

【混沌とする車業界のEVシフト】 ボルボが2030年完全EV化を撤回 目標調整の背景を分析

「なぜ、このタイミングで大きな方向転換を決意したのか?」そう感じているボルボユーザーは少なくないのではなかろうか。EVシフトに関するボルボの発表についてである。ボルボ・カーズはスウェーデン現地時間の9月4日、中期的な経営戦略に関して情報を公開した。その中で、電動化の

中国産マグネシウム対日販価、低位横ばい・2500ドル大底か
2024.09.09

中国産マグネシウム対日販価、低位横ばい・2500ドル大底か

 中国産マグネシウムの対日販価が低位横ばいを続けている。足元の対日価格は2600~2630ドルどころ。需給環境に大きな変化がなく、6月から2500~2650ドルの狭いレンジで推移している。しかし供給サイドが価格維持政策を実施し始めているため、2500ドルが大底になる可能性が出てきた。<

自民党総裁選:『小石河』有力3候補の経済政策
2024.09.09

自民党総裁選:『小石河』有力3候補の経済政策

小泉元環境大臣は9月6日、自民党総裁選挙に立候補することを正式に発表した。予想された通り、政治面、経済面、社会面それぞれで「改革」を強く打ち出し、改革を加速させるとした。政治改革、規制改革、選択肢拡大の「3つの改革」を、2025年に断行するとしている。改革を強調するのは、父親の小泉元首相を彷彿

蚊は昼と夜で種類が違った!夜耳元で「ぷ~ん」とうるさい蚊は9月が要注意!対策を聞いた
2024.09.09

蚊は昼と夜で種類が違った!夜耳元で「ぷ~ん」とうるさい蚊は9月が要注意!対策を聞いた

寝ている時に、突然耳元で聞こえる「ぷ~~~ん」という耳障りな音。パチンと叩いて追い払おうとしても、なかなかうまくいかない。刺されてしまうとかゆみでさらに眠りが妨げられる…。蚊に多くの人が翻弄(ほんろう)された経験があるだろう。夏の風物詩というイメージが強いが、“蚊博

トランプ返り咲きに影落とす“危険思想”政策レポート「Project 2025」、その内容とは
2024.09.09

トランプ返り咲きに影落とす“危険思想”政策レポート「Project 2025」、その内容とは

 米共和党超保守派で知られるシンクタンクの過激政策提言が、大統領選でハリス陣営にとっての格好の攻撃材料となっている。トランプ候補自身が間を置かず「知らぬ存ぜぬ」を決め込むなど、火消しに躍起となっている。 「皆さん、トランプ候補はわが国の民主主義を根本から否定するこんな危険な政策を

思い出詰まった哺乳瓶、捨てられない  川崎市が企業6社と連携し回収、リサイクル実証
2024.09.09

思い出詰まった哺乳瓶、捨てられない  川崎市が企業6社と連携し回収、リサイクル実証

 神奈川県川崎市は6日から総合育児用品メーカーのピジョンなど哺乳器関連の6社と連携し、哺乳瓶を回収してリサイクルする実証実験を始めた。市内の7区役所に回収ボックスを設置し、2025年2月末まで実施。効率的な回収方法や啓発活動の進め方などを検証していく。 市では哺乳瓶は普通ごみとし

米中が気候変動対策で作業部会 「協力できる余地ある」 COP前に
2024.09.09

米中が気候変動対策で作業部会 「協力できる余地ある」 COP前に

 米国務省は8日、米中両国が気候変動対策をめぐる作業部会を北京で開いたと発表した。米中対立が深まるなか、気候変動分野では協力を続けることを確認したという。 作業部会は4~6日に開かれ、ポデスタ米大統領上級補佐官と中国の劉振民・気候変動特使らが参加した。ポデスタ氏は中国外交部門トッ