# 物流・運送業

日本通運とWHILL、倉庫作業専用モビリティ試作機を開発…国際物流総合展2024で発表へ
2024.09.09

日本通運とWHILL、倉庫作業専用モビリティ試作機を開発…国際物流総合展2024で発表へ

NIPPON EXPRESSホールディングスは9月9日、日本通運とWHILLが共同で開発を進めていた「倉庫作業専用モビリティ」の試作機が完成した、と発表した。新たなモビリティは、倉庫作業に適した機能を搭載し、作業者の身体的負担を大幅に軽減し、作業効率を向上させることを目指している。

マクニカ、ワールドワイドで車両や貨物の位置追跡/状態監視が可能な「Macnica Tracks」を提供
2024.09.09

マクニカ、ワールドワイドで車両や貨物の位置追跡/状態監視が可能な「Macnica Tracks」を提供

 株式会社マクニカは9日、ワールドワイドでシームレスに車両および貨物の位置追跡と状態監視が可能なクラウドサービス「Macnica Tracks」を開発し、10月下旬に販売開始すると発表した。 Macnica Tracksは、商品や資産の輸送・保管時の状態をリアルタイムに監視し、追

日本通運、AI技術を搭載した遠隔指示ロボットなど次世代技術発表へ…国際物流総合展2024
2024.09.09

日本通運、AI技術を搭載した遠隔指示ロボットなど次世代技術発表へ…国際物流総合展2024

NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、日本通運は、9月10~13日、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2024」に出展する。今回の展示会テーマは「持続可能な道、物流の明日を育む」。日本通運はこのテーマに沿った最新の物流ソリューションを紹介する。展示

ヤマト運輸は
2024.09.09

ヤマト運輸は"吉野屋の牛丼"で郵便局の牙城をぶっ壊した…「翌日個人宅配」が達成されるまでの知られざる物語

■小倉昌男『小倉昌男 経営学』(日経BP)----------小倉昌男 Masao Ogura1924年、東京都生まれ。47年東京大学経済学部卒業。48年、大和運輸(現ヤマト運輸)に入社。71年創業者の父の跡を継ぎ社長に就任。76年商業貨物から撤退し宅

アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い
2024.09.08

アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い

 ユニクロ、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで――。組織に潜入し実情を掘り起こしてきた「潜入記者・横田増生」が生まれたきっかけは、黎明期のアマゾンの物流センター(千葉県・市川塩浜)で時給900円で働くことだった。手本にしたのは、ルポライターの鎌田彗が1970年代、トヨタ自動車の期間

「自動フォークで荷役作業」日本初実用化、花王が労働力不足を解消へ
2024.09.08

「自動フォークで荷役作業」日本初実用化、花王が労働力不足を解消へ

花王は自動運転フォークリフト(AGF)によるトラックへの積み込み(荷役)作業を実用化する。同社によると日本初の試みで、10月から豊橋工場(愛知県豊橋市)で本格稼働する予定という。業務効率の向上や労働力不足の解消に役立てていく。モデルケースとして他工場にも広げたい考えだ。(阿部俊介)

「トラックは景観を害す」 いわれなき暴言に隠れた“配送用スペース”確保急務という課題! 駐禁におびえるドライバーはもうたくさんだ
2024.09.08

「トラックは景観を害す」 いわれなき暴言に隠れた“配送用スペース”確保急務という課題! 駐禁におびえるドライバーはもうたくさんだ

 数年前、ヤマト運輸の宅配トラックが駐車監視員に駐車禁止で取り締まりを受けている画像がSNSに投稿され、大きな注目を集めた。 投稿には、駐禁を切られたトラックドライバーに同情するコメントが多く寄せられた。「配送中のトラックの駐禁切るって、血も涙もないよな」<

行きはクルマを運んで帰りは普通の荷物……なんてケースも! 多様化するいまどきのキャリアカー事情
2024.09.07

行きはクルマを運んで帰りは普通の荷物……なんてケースも! 多様化するいまどきのキャリアカー事情

 乗用車などクルマを運ぶトラックにキャリアカーがある。自動車メーカーの生産工場から港や一時保管されるモータープールに運び、そこから地域の納車前点検などを行うサービスセンターなどに運び、ディーラーまで運ぶ。この運ぶ作業を担うのがキャリアカーだ。 その荷台は鉄骨で組み上げられた枠組み

ニチハ 名古屋工場に新物流倉庫 42億円投資、26年稼働へ
2024.09.07

ニチハ 名古屋工場に新物流倉庫 42億円投資、26年稼働へ

 外壁材(サイディング)大手のニチハ(本社名古屋市)は約42億円を投じ、名古屋工場(名古屋市港区)に物流倉庫を新設する。26年5月に稼働する予定。名古屋工場内の倉庫面積を約1・5倍に拡張するとともに、2カ所に分かれている積み込み場所を1カ所に集約する。「物流の2024年問題」で対策課題に挙げら

エナジーウィズ 国際物流総合展に出展
2024.09.06

エナジーウィズ 国際物流総合展に出展

バッテリーメーカーのエナジーウィズ(本社=東京都千代田区、吉田誠人社長)は、10―13日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第16回国際物流総合展」に出展すると発表した。電池状態の診断と適切な運用アドバイスで、電池寿命の使い切りに貢献する電動フォークリフト用電池状態監視サービス「ウ

北朝鮮の水害現場はどこもトラックやショベルカー…「重機なし」の報道も形無し(3)
2024.09.06

北朝鮮の水害現場はどこもトラックやショベルカー…「重機なし」の報道も形無し(3)

(2の続き)■恵山市の「活気」 水害で苦しめられても、食べたり寝たり働いたり愛し合ったりする日常は続く。白頭山(ペクトゥサン)の麓、長白県と向かい合った北朝鮮の内陸国境地帯の最大の都市である恵山市(エサンシ)の日常は活気に満ちている。日が暮れる頃、恵山の常設在来市場

キャパ不足に老朽化も‥‥。物流2024年問題より深刻な「冷蔵倉庫逼迫(ひっぱく)」の現実
2024.09.06

キャパ不足に老朽化も‥‥。物流2024年問題より深刻な「冷蔵倉庫逼迫(ひっぱく)」の現実

今年4月から適用されたトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示により、輸送能力の低下が危惧されている「物流2024年問題」。現場では、企業の壁を超えた共同配送の導入や置き配の普及などにより、問題を乗り越えようという動きが活発化しているが、一部では配送の遅延などの弊害

余裕のある配送日の選択率が約6倍になったLINEヤフー「Yahoo!ショッピング」の「ECOくじ」とは
2024.09.06

余裕のある配送日の選択率が約6倍になったLINEヤフー「Yahoo!ショッピング」の「ECOくじ」とは

LINEヤフーが「Yahoo!ショッピング」における物流負荷低減の取り組みを強化している。7月から始めた、余裕のある配達日指定で10円相当の「PayPayポイント」が当たる「ECOくじ」施策を9月も継続する。「物流の2024年問題」対策が求められているなか、「Yahoo!ショッピ

行儀が悪いわけでも足がむくむからでもなかった! トラックドライバーが「ハンドルに足を乗せて」仮眠するのは苦肉の策だった
2024.09.05

行儀が悪いわけでも足がむくむからでもなかった! トラックドライバーが「ハンドルに足を乗せて」仮眠するのは苦肉の策だった

 日本の物流を支えるために駆けまわっているたくさんのトラック。トラックドライバーは荷主から預かった大切な荷物を各地へと運び、そして汗水を流して積み下ろしという荷役作業に励んでいる。そんな彼らにとって、休息は大切な時間。しかし、なかなか熟睡できるような時間を確保できない。彼らはただ荷物を運ぶだけ

Yahoo!ショッピング、ポイント付与「ECOくじ」でゆっくり配達が6倍に
2024.09.05

Yahoo!ショッピング、ポイント付与「ECOくじ」でゆっくり配達が6倍に

LINEヤフーは、「Yahoo!ショッピング」において、ユーザーが注文時に余裕の配達日を指定すると、指定日によって10円相当の「PayPayポイント」がくじで当たる「ECOくじ」を9月も継続実施する。トラックドライバーの時間外労働の規制など、「物流の2024年問題」への対策が急務

「送料無料」という言葉の罪を考えて…映画『ラストマイル』大ヒットの今「宅配ドライバー」がお客様に知ってほしいこと
2024.09.05

「送料無料」という言葉の罪を考えて…映画『ラストマイル』大ヒットの今「宅配ドライバー」がお客様に知ってほしいこと

現在、通販と物流業界を舞台にしたサスペンス映画『ラストマイル』が封切られ、1日までの公開10日間で、観客動員152万人、興行収入21.5億円を突破したという。この大ヒットを受けてか、SNSでは「物流業界で働く人が少しでも楽になるために、お客はどうすべきか?」という問いかけが散見される。

花王が「自動運転フォークによるトラックへの積み込み」を日本で初めて実用化! 倉庫の完全自動化が実現しそう?
2024.09.05

花王が「自動運転フォークによるトラックへの積み込み」を日本で初めて実用化! 倉庫の完全自動化が実現しそう?

 花王は日本初の「自動運転フォークリフトによるトラックへの積み込み作業の実用化」に成功した。試験環境による「実証」ではなく、実際の現場と製品、オーダーによる本番環境での「倉庫の完全自動化」が実現しそうだ。文/トラックマガジン「フルロード」編集部写真/花王株式会社・株

シャープと東北大学、量子アニーリングで自動搬送ロボット制御エンジンを開発
2024.09.05

シャープと東北大学、量子アニーリングで自動搬送ロボット制御エンジンを開発

シャープは9月2日、国立大学法人東北大学と共同で、量子コンピューティング技術の一種である量子アニーリングを応用し、千台規模の自動搬送ロボットを同時制御可能なエンジンの開発に成功した、と発表した。両者は、物流業界で深刻化する人手不足の解決をテーマに、自動搬送ロボットの多台数同時制御

VW傘下の米充電ネットワーク、南カリフォルニアに新施設…350kWで急速充電可能
2024.09.04

VW傘下の米充電ネットワーク、南カリフォルニアに新施設…350kWで急速充電可能

フォルクスワーゲングループ傘下のエレクトリファイ・アメリカは8月30日、新たな充電施設をカリフォルニア州リアルトに4 Gen Logisticsと共同で開設した、と発表した。この施設は、4 Gen Logisticsが急速に増車しているゼロエミッションのクラス8ドレージトラックの

日本通運、営業DXサービス「Sansan」の顧客情報を基に既存顧客への提案力を強化
2024.09.04

日本通運、営業DXサービス「Sansan」の顧客情報を基に既存顧客への提案力を強化

 Sansan株式会社は3日、日本通運株式会社が、導入していた営業DXサービス「Sansan」に蓄積された150万件超の顧客データを活用するため、AIを活用して企業のデータ活用を後押しする「Sansan Labs」と、その開発を担うSansan研究開発部と共同で、ヒートマップなどのツールを開発