# 物流・運送業

JR貨物、初の内航船が進水。センコーと共同発注、早期災害対応可能に
2024.06.06

JR貨物、初の内航船が進水。センコーと共同発注、早期災害対応可能に

 JR貨物(犬飼新社長)とセンコーグループホールディングス(GHD、福田泰久社長)が共同発注した499総トン型内航貨物船「扇望丸」の進水式が5日、矢野造船(矢野均代表取締役、今治市小浦町)で執り行われた。JR貨物にとっては初の内航船保有となり、8月就航を予定する。自然災害発生の頻度が高まり、鉄

「最速」よりも「数日遅い配達」選択でおトクになる仕組み 「2024年問題」で広がりの動きも
2024.06.06

「最速」よりも「数日遅い配達」選択でおトクになる仕組み 「2024年問題」で広がりの動きも

 国連の持続可能な開発目標「SDGs」。達成に向けて、さまざまな取り組みが行われているが、今年は物流などの「2024年問題」にも直面している。持続可能な社会のために消費者一人ひとりができることは何か。AERA 2024年6月10日号より。*  *  * 近年注目され

Amazonがヤマトの“契約切り”を好機と捉える理由「人手が足りない業界」で独自流通網を構築中
2024.06.06

Amazonがヤマトの“契約切り”を好機と捉える理由「人手が足りない業界」で独自流通網を構築中

 中小企業コンサルタントの不破聡と申します。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、「有名企業の知られざる一面」を掘り下げてお伝えしていきます。 物流業界が2024年問題を機に大変革を起しています。最大手の日本郵便は業界4位のセイノーホールディングスと共同の長距

「ついで」にお届けでお得 メルカリの新配送 ローソンの物流網活用
2024.06.05

「ついで」にお届けでお得 メルカリの新配送 ローソンの物流網活用

 フリマアプリ「メルカリ」の新たな配送サービスが人気を集めている。商品の発送から受け取りまで非対面で行うのが特徴だが、メルカリの他の配送サービスに比べ料金が安いことが最大の魅力。燃料価格や人件費の高騰で、宅配便大手が料金を値上げする中、なぜ安価に抑えられているのだろうか。 ◇ヤマ

シャシー根太増し赤色塗装! 一般人には気がつきにくいデコトラの「隠れデコ」ポイント
2024.06.05

シャシー根太増し赤色塗装! 一般人には気がつきにくいデコトラの「隠れデコ」ポイント

 デコトラは派手に飾ったトラックのことを指す言葉だと認識している人は、数多く存在するだろう。もちろん、それは誤りではなく正解。派手なトラックが現場から毛嫌いされてしまうような平成後期以降になってからは、デコトラの世界にも大きな変化が生じた。そう、派手さではなく細部の架装や美しさを求める方向へと

三井不動産ら4者、板橋にドローン実験場--物流施設併設でラストワンマイル配送を検討
2024.06.05

三井不動産ら4者、板橋にドローン実験場--物流施設併設でラストワンマイル配送を検討

 三井不動産と日鉄興和不動産は6月5日、9月末に竣工予定の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」に併設するドローン実証実験の場について、名称を「板橋ドローンフィールド」に決定したと発表した。 施設監修と運営を担うのは、一般社団法人 日本UAS産業振興協議会、ブルーイノベ

パナソニック オートモーティブシステムズ、LPガス事業者向け配送効率化サービス「DRIVEBOSS LPガス」を提供
2024.06.05

パナソニック オートモーティブシステムズ、LPガス事業者向け配送効率化サービス「DRIVEBOSS LPガス」を提供

 パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下、PAS)は5日、モビリティ社会の変革を目指した新サービス事業の創出の一環として、LPガス販売事業者向けの配送効率化サービス「DRIVEBOSS LPガス」を正式ローンチした。 LPガス(液化石油ガス)配送は、配送・保安業務

「ゆうパック」と「はこビュン」、新幹線で規格外の桃を輸送--陽と人、日本郵政、JR東が実証実験
2024.06.05

「ゆうパック」と「はこビュン」、新幹線で規格外の桃を輸送--陽と人、日本郵政、JR東が実証実験

 陽と人(ひとびと)、日本郵政、日本郵便、東日本旅客鉄道(JR東日本)の4社は6月5日、化学肥料や除草剤不使用の桃および規格外の桃を、「ゆうパック」と新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」が連携して輸送する実証実験を行うと発表した。 実証期間は、7月16日~9月6日の28

PCやタブレットを梱包不要でまとめて送れる「モバイルまとめてコンポ」
2024.06.05

PCやタブレットを梱包不要でまとめて送れる「モバイルまとめてコンポ」

日本通運は、モバイルPC・タブレット端末専用輸送サービス「モバイルまとめてコンポ」の販売を開始した。日本通運はこれまで、ノートPCを対象とした「パソコンポ」「PCまとめてコンポ」など専用梱包資材を使った輸送サービスを提供してきたが、近年、ノートPCは小型・薄型化が主流になっている

2024年問題解消へ広がる打ち手 国分グループ、新方式で食品メーカーの運べないリスクを軽減
2024.06.05

2024年問題解消へ広がる打ち手 国分グループ、新方式で食品メーカーの運べないリスクを軽減

 国分グループの中核エリアカンパニー、国分首都圏が新たな物流基盤の構築に乗り出している。21年11月、東京・昭島市の既存汎用センター内に首都圏西マザーセンター(以下、MC)を設置。1都3県58ヵ所の同社物流拠点(小売専用センターを含む)で行っていたメーカーからの入荷をMCに一本化し、メーカーの

配達員の過重労働をさらに重くする過大要求 「午後9時半に届けろ」「一滴の雨粒跡で受け取り拒否」も
2024.06.05

配達員の過重労働をさらに重くする過大要求 「午後9時半に届けろ」「一滴の雨粒跡で受け取り拒否」も

 2015年に採択された国連の持続可能な開発目標、「SDGs」。達成期限の2030年に向け、折り返しでもある今年は、物流などの「2024年問題」にも直面している。働き手も少なくなる中、持続可能な社会のために消費者一人ひとりができることは何か。AERA 2024年6月10日号より。

スパイスなど138品値上げ 9月からハウスギャバン
2024.06.05

スパイスなど138品値上げ 9月からハウスギャバン

ハウスギャバンは9月2日納品分からスパイス、加工食品など138品の価格を改定する。2023年度に価格改定を実施したが、24年度、前年を上回る原材料価格、エネルギー費や物流費の上昇となった製品については、企業努力では現行の価格維持が厳しいため価格を改定することにした。

【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証
2024.06.05

【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証

 筆者は、Wedge2024年4月号のWEDGE REPORT「『2024年問題』いよいよ本格化へ」、Wedge ONLINE の3月19日「<生活直撃の危機>日本の物流クラッシュ寸前!『2024年問題』本格化で一体何が起こるのか?」および4月1日「【いよいよ今日から】『物流2024年問題』解

シンガポール混雑悪化、接続1カ月待ちも。沖待ち常態化、休眠バース再稼働
2024.06.04

シンガポール混雑悪化、接続1カ月待ちも。沖待ち常態化、休眠バース再稼働

 コンテナ物流の混乱により、世界的にハブ港の混雑が広がっている。中でも世界最大のトランシップ(TS)港であるシンガポールの混雑悪化が目立つ。接岸までの3日程度の沖待ちが常態化。スケジュールの乱れもあり、TSでの積み替え効率も低下している。フォワーダーによると、2週間前後の滞留は珍しくなく、1カ

普通免許ドライバーに対応した荷台デザイン!? 今夏発売予定・いすゞエルフmioは上モノの発想も新しい!!
2024.06.04

普通免許ドライバーに対応した荷台デザイン!? 今夏発売予定・いすゞエルフmioは上モノの発想も新しい!!

 普通免許で運転できるいすゞの小型トラック「エルフmio(ミオ)」は、今夏にも本命・ディーゼルモデルの発売を予定している。このほどいすゞが公開したエルフmioベースの俗にいう「ハコ車」は、普免ドライバーが物流の一翼を担っていく時代における、驚きの発想の1トン積み配送用トラックだった。<

韓国食品価格「非常事態」…6月、醤油・海苔・菓子・チキンすべて値上がり
2024.06.04

韓国食品価格「非常事態」…6月、醤油・海苔・菓子・チキンすべて値上がり

【06月04日 KOREA WAVE】韓国食品企業の製品価格が一斉に上昇している。食品業界では、原材料・物流費用などの引き上げで製品価格の上昇につながっており、庶民の食べ物への負担は大幅に増しそうだ。韓国トップの醤油生産企業であるセムピョ食品は、6月から醤油価格を平均7.8%引き

日本アイスクリーム流通協会 中間流通で適正利益確保を 構造改善、消費拡大へ一丸
2024.06.04

日本アイスクリーム流通協会 中間流通で適正利益確保を 構造改善、消費拡大へ一丸

日本アイスクリーム流通協会の松村武会長(松村乳業社長)は5月22日に実施した総会で、流通業界全体で足並みを揃えて物流の2024年問題をはじめとする諸課題解決に取り組む意欲を示した。松村会長は「メーカーと同様に、流通業界も燃料費や電気代、人件費が上がっている。中間流通でコストアップ

日本外食品流通協会 人手不足が最大課題 知恵合わせ生産効率向上へ
2024.06.04

日本外食品流通協会 人手不足が最大課題 知恵合わせ生産効率向上へ

一般社団法人日本外食品流通協会の小田英三会長は、5月22日に行われた総会後の懇親会で「人手不足を嘆くだけではなく、なんとか今のなかでモノを回していくことを考えなければ、これからの時代は乗り切れない。知恵を合わせてこの事態を乗り切っていきたい」と力を込めた。23年度の外食市場は人の

日本アクセス マーケ起点にビジネス拡大へデジタル活用と市場創造 「潜在需要を呼び起こす」服部社長
2024.06.04

日本アクセス マーケ起点にビジネス拡大へデジタル活用と市場創造 「潜在需要を呼び起こす」服部社長

日本アクセスの服部真也社長は24年度の重点方針として「マーケティングを起点としてビジネス展開を強化し、デジタルを活用したソリューションの提供とともに、(買い上げ点数が減少傾向にあるなかで)潜在需要を掘り起こし新たなマーケットを創造する」と市場活性化に意欲を示した。今期は第8次中期

八代の焼きたてパン、新幹線で輸送 JR九州が鹿児島中央まで貨客混載
2024.06.04

八代の焼きたてパン、新幹線で輸送 JR九州が鹿児島中央まで貨客混載

 JR九州は30日、九州新幹線の空きスペースを使った貨客混載サービスの一環として、新八代駅(八代市)から鹿児島中央駅(鹿児島市)までのパンの定期輸送を始めた。停車時間が短い駅からの定期輸送は熊本県内初で、沿線全体でも珍しいという。 荷主は八代市永碇町のパン製造販売「ミルキー八代店