# 物流・運送業

KADOKAWA、システム障害に関する第3報を公表 出版は物流中心に影響続く、経理機能は7月初旬に復旧見込み
2024.06.27

KADOKAWA、システム障害に関する第3報を公表 出版は物流中心に影響続く、経理機能は7月初旬に復旧見込み

KADOKAWAは27日、6月8日に発生したサイバー攻撃によるグループ内での大規模なシステム障害について、3度目となる続報を発表。各事業での現状と、今後の復旧見通しについて説明した。同社は出版事業を中核にゲーム事業や「ニコニコ」を提供するWebサービス事業、教育事業などを展開して

鴻池運輸が導入拡大、自動運転フォークの機能
2024.06.27

鴻池運輸が導入拡大、自動運転フォークの機能

鴻池運輸は倉庫作業の効率化に向けて、自動運転フォークリフト(AGF)の導入を拡大する。神奈川県内の倉庫で、パレットに載せた荷物をトラックへ荷積みするAGFが実運用段階に入った。2025年以降に他の倉庫への導入を検討している。オペレーターの負荷を減らし、人材の確保につなげる。鴻池運

災害時、避難場所に 大和ハウス物流施設完成 茨城・境町、企業と支援協定
2024.06.27

災害時、避難場所に 大和ハウス物流施設完成 茨城・境町、企業と支援協定

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)境古河インターチェンジ(IC)に隣接する茨城県境町みらい平で、大和ハウス工業の物流施設「DPL境古河」が完成した。町と同社は26日までに、災害発生時における支援協力に関する協定を結んだ。住民の一時避難所として施設を活用する。DPLは複数のテナント企

「配送が遅い」と消費者の23%が注文をやめる。高まるスピード配送ニーズ、一方でコスト増も。ラストワンマイルの課題にどう立ち向かう?
2024.06.27

「配送が遅い」と消費者の23%が注文をやめる。高まるスピード配送ニーズ、一方でコスト増も。ラストワンマイルの課題にどう立ち向かう?

スピーディーな配送サービスの提供は、いまやEC事業者に不可欠です。多くの事業者はすでに、業務効率と顧客満足度を向上させながら、スピーディーな配送ニーズに対応しています。EC事業者はコスト、スピード、ブランドの信頼性を保つなどの要素を考慮しながら配送戦略を計画し、適切な物流パートナーを選択するこ

離島や山間部のドローン活用、住民手探り 空に活路の物流企業も
2024.06.27

離島や山間部のドローン活用、住民手探り 空に活路の物流企業も

 離島や山間部のサービス拡充、災害対応の強化に向け、住民参加型のドローン活用が手探りで進んでいる。トラック運転手の輸送力不足が懸念される「2024年問題」に直面する中、空に活路を見いだそうとする物流企業の動きも出ている。(共同通信=加藤杏奈) 「ドローンを手足のように使いたい」。

高まる巨大地震のリスクの裏で進む「防災道の駅」開発、意外すぎる4つの事例とは?
2024.06.27

高まる巨大地震のリスクの裏で進む「防災道の駅」開発、意外すぎる4つの事例とは?

 陸路、海路でさまざまな物資を輸送し、私たちの生活を支えるコンテナ。最近ではモノを運ぶだけでなく、コンテナを“魔改造”することでトイレ、入浴、キッチンなどの多様な機能を備えた「高付加価値コンテナ」が増えています。移動が簡単で機動的に設置できる高付加価値コンテナのメリットに国も着目し、全国にある

味の素にキユーピー…食品大手が「紙の伝票」と決別!競合との「データ連携」に踏み切るワケ
2024.06.27

味の素にキユーピー…食品大手が「紙の伝票」と決別!競合との「データ連携」に踏み切るワケ

 食品大手8社と卸売企業は物流データで連携する。伝票に書いていた情報を電子化し、データを複数企業が共同で管理するという。従来の商習慣を打破する画期的な動きだ。伝票主義の慣行は、トラックドライバーの長時間勤務の一因にもなっていた。中小の物流事業者では経営破綻も増えている。AI(人工知能)も活用し

トラックGメンもうすぐ「創設1周年」 しかし、ちゃんと機能しているのか? 荷主の報復に運送会社いまだ怯える現実
2024.06.27

トラックGメンもうすぐ「創設1周年」 しかし、ちゃんと機能しているのか? 荷主の報復に運送会社いまだ怯える現実

「トラックGメン」は、2023年7月21日に創設された。勘違いしている人もいるのだが、トラックGメンが、「働きかけ」「要請」「勧告・公表」の是正措置を行う対象は荷主・元請運送事業者であり、実運送を行う運送会社ではない。 設立前の、2019年7月から2023年5月末まで、国土交通省

NEXCO西日本の新社長が就任会見 「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」と抱負/兵庫県
2024.06.26

NEXCO西日本の新社長が就任会見 「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」と抱負/兵庫県

NEXCO西日本の芝村善治新社長が会見を開き、「新名神高速道路の開通が最も大きな目標」などと抱負を述べました。NEXCO西日本の新しい社長に就任した芝村善治さん(66)は、大阪府出身で1980年に日本道路公団に入社し、2022年から副社長執行役員を務めていました。6

「オルビス」が見据える今後のビジョンとは? 小林琢磨代表取締役社長「生活者に貢献するブランドとして、“素肌ウェルネス”を実現していくブランドになる」
2024.06.26

「オルビス」が見据える今後のビジョンとは? 小林琢磨代表取締役社長「生活者に貢献するブランドとして、“素肌ウェルネス”を実現していくブランドになる」

笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。6月22日(土)の放送は、

スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用
2024.06.26

スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用

2024年4月25日、スカニアジャパンは23年11月に日本で販売を開始したスカニアの新型大型トラック「スーパー」について説明をする記者懇談会を開催した。スカニアはスウェーデンの商用車メーカーで1891年に創業。100以上の国や地域に展開し、年間で約10万台のトラックやバスを生産。現在はVW(フ

中国経済の回復見込んだ16兆円投資、期待外れに-空き目立つ物流倉庫
2024.06.26

中国経済の回復見込んだ16兆円投資、期待外れに-空き目立つ物流倉庫

(ブルームバーグ): 中国の多くの地域で、かつて国際的な投資家を引き付けていた倉庫や工業団地が、予想外の事業活動の減速に直面している。電子商取引、製造業、食品貯蔵の長期的な活況を見越して建設された物流拠点はテナントを失いつつあり、建物のオーナーは賃料の引き下げやリース期間の短縮を

トラックドライバーが「不人気職種」であるワケ…60~70代が荷物を届ける「物流崩壊」の未来
2024.06.26

トラックドライバーが「不人気職種」であるワケ…60~70代が荷物を届ける「物流崩壊」の未来

 国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。 ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変われ

「2度目の離婚をしてから、一気に400万円を…」改造費をかけすぎ“普段乗りが心配なレベル”に…マークXオーナーが語る“ぶつけたらヤバいポイント”
2024.06.26

「2度目の離婚をしてから、一気に400万円を…」改造費をかけすぎ“普段乗りが心配なレベル”に…マークXオーナーが語る“ぶつけたらヤバいポイント”

「セダンは車の基本形」も今は昔、街ゆく車はミニバンやSUVばかりになった。「車高の高さ」が正義の時代に、“車高短セダン”に魅入られてしまったマニアたちの素顔に迫る! 今回は、トヨタ・マークXをカスタムする運送業の「まさやん」さんをご紹介。◆◆◆ 18歳

フェデックスの通期利益見通し、市場予想上回る-コスト大幅削減
2024.06.26

フェデックスの通期利益見通し、市場予想上回る-コスト大幅削減

(ブルームバーグ): 物流大手の米フェデックスが25日発表した2025年度通期利益見通しはウォール街の予想を上回った。同社は多くのコスト削減策を打ち出し、低迷する需要に対応している。発表資料によると、25年度通期の調整後1株利益は20-22ドルの見通し。この中間値は、ブルームバー

5月の企業向けサービス価格指数 39か月連続で上昇 人件費上昇に伴う価格転嫁の動き相次ぐ
2024.06.25

5月の企業向けサービス価格指数 39か月連続で上昇 人件費上昇に伴う価格転嫁の動き相次ぐ

人件費の上昇分を価格に上乗せする動きが相次いでいることから、企業間で取引をするサービスの値動きを示す5月の「企業向けサービス価格指数」は39か月連続で上昇しました。日銀がきょう発表した5月の「企業向けサービス価格指数」は2020年の平均を100とした指数で106.9となり、1年前

日本航空技術協会が表彰、川崎重工の「無人垂直離着陸機」が受賞した理由
2024.06.25

日本航空技術協会が表彰、川崎重工の「無人垂直離着陸機」が受賞した理由

川崎重工業は日本航空技術協会が主催する表彰で、無人垂直離着陸機(VTOL)「K―RACER」の開発が会長賞を受賞した。同機は最大200キログラムの重量物を100キロメートル離れた場所まで1時間弱で輸送可能。山間地や海上など人が行けない場所への物資輸送、災害時の支援対応などを想定し、現在の人手に

中国、世界最大の商用ドローンが海上横断輸送に成功、定期運航も視野に
2024.06.25

中国、世界最大の商用ドローンが海上横断輸送に成功、定期運航も視野に

この数年、低空経済や、電動垂直離着陸機(eVTOL)など未来の交通手段が話題を集め、多くの新興企業が誕生した。そのうちのひとつ、江蘇省昆山市に拠点を置く「航天時代飛鵬(Feipeng)」がこのほど、ドローンによる海上横断輸送に国内で初めて成功した。使用したのは、現時点で世界最大の

スクロール360が食品EC物流に対応した冷凍冷蔵・定温倉庫を東京と千葉に拡大
2024.06.25

スクロール360が食品EC物流に対応した冷凍冷蔵・定温倉庫を東京と千葉に拡大

スクロール360は、食品ECに対応した冷凍冷蔵・定温倉庫を関東エリア(東京都・千葉県)に拡大した。■ 4温度帯の保管、ピッキング、梱包、出荷、ギフト対応も北海道の「千歳センター」、静岡県の「東海コールドセンター」に続き、冷凍冷蔵・定温倉庫を東京都江東区の「東京コール

99%がリヤ駆動のなかで日野がFFのトラックを発売! 激レアなFFトラックはどこにメリットがあるのか?
2024.06.24

99%がリヤ駆動のなかで日野がFFのトラックを発売! 激レアなFFトラックはどこにメリットがあるのか?

 いまや乗用車の9割近くはFF(フロントエンジン・フロントドライブ)かFFベースの4WDだ。FFレイアウトの車両は、生産効率が高く(パワートレインを一塊りにできる)、ボディサイズから室内空間を最大化しやすい。安くて広くて燃費がいいクルマを作りやすいから当然の帰結だ。 だがトラック