# 災害支援

全戸訪問と個別支援で〝被災者見過ごし〟なくしたい 一人一人に寄り添う「伴走型支援」  能登地震半年
2024.07.01

全戸訪問と個別支援で〝被災者見過ごし〟なくしたい 一人一人に寄り添う「伴走型支援」  能登地震半年

能登半島地震の発生から半年。被災地では今、行政とNPO法人などが連携し、被災した自宅で避難生活を続ける人を1軒ずつ訪ねて困りごとを聞き、実情に応じた個別支援を進めようとしている。その一端を担うのが、全国から現地に集まったフードバンクの食料支援だ。「何かお困りのことはありませんか」

停電長引く能登支援で感じた「いざという時の電源」問題。Starlink+ポータブル電源でスマホが使えるように
2024.06.30

停電長引く能登支援で感じた「いざという時の電源」問題。Starlink+ポータブル電源でスマホが使えるように

能登半島地震から半年。長期にわたる道路の寸断であらゆる復旧作業が難航し、現地はいまも被災直後のような光景が広がっている。停電も予想以上に長期化した。東日本大震災や熊本地震では1週間以内に9割以上が復旧したが、能登半島地震では約1カ月。石川県内の停電がほぼ復旧したのは

台湾から「能登応援」被災1万世帯超に見舞金 NGO団体が配布開始
2024.06.30

台湾から「能登応援」被災1万世帯超に見舞金 NGO団体が配布開始

能登半島地震から7月1日で半年となるのを前に、台湾のNGO団体「台湾仏教慈済慈善事業基金会」が、石川県内の被災世帯に見舞金の配布を始めている。住居が半壊以上の被害を受け、かつ65歳以上の人がいる世帯が対象で、世帯人数に応じて13万~17万円が受け取れる。台湾で集めた寄付などが原資で、日本分会の

地震で被害を受けた生産者を応援 金沢で能登応援ミニマルシェ
2024.06.29

地震で被害を受けた生産者を応援 金沢で能登応援ミニマルシェ

能登半島地震で被害を受けた生産者を応援する「能登応援ミニマルシェ」が29日、金沢市内で開かれました。このイベントは地震で大きな被害を受けた生産者を応援し、能登の食材の消費拡大と地産地消を進めるため県が毎月1回開いているものです。会場となった金沢市の近江町いちば館広場

デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付
2024.06.29

デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付

 【花蓮共同】タレントのデヴィ夫人が29日、台湾東部沖地震の被災地、花蓮県を訪れ、支援に役立ててほしいと寄付金1千万円の目録を徐榛蔚県長に手渡した。夫人の関連団体としての寄付という。 デヴィ夫人は2011年の東日本大震災の際に台湾の人々がいち早く支援金を届けてくれたことに触れ「日

GAPPA noto始動 学生が仮設住宅の生活環境を改善
2024.06.29

GAPPA noto始動 学生が仮設住宅の生活環境を改善

仮設住宅の生活環境をより良くするため、北陸三県の大学や高専の学生たちが連携し、支援プロジェクトを立ち上げました。「GAPPA(ガッパ)noto(のと)」と名付けられたこのプロジェクトは、北陸三県の建築系学科の大学や高専の研究室が連携し、学生主導で仮設住宅の生活環境を改善しようという取り組みです

「御教えとお寺を支えに」 本願寺派・大谷門主が氷見、高岡見舞い
2024.06.29

「御教えとお寺を支えに」 本願寺派・大谷門主が氷見、高岡見舞い

 浄土真宗本願寺派(本山・京都の西本願寺)の大谷光淳(こうじゅん)門主が28日、前日に続き能登半島地震で被災した富山、石川県の同派寺院6カ所を見舞いに訪れた。氷見市宇波の常尊寺では、大谷門主が「この地で先人が伝えた御教えとお寺が皆さんの支えとなり、今後も伝わっていくことを願っております」と語り

石川さゆり 「寄り添えたらいいなって」77年ヒット曲「能登半島」へ“恩返し” 新曲に込めた思いも語る
2024.06.29

石川さゆり 「寄り添えたらいいなって」77年ヒット曲「能登半島」へ“恩返し” 新曲に込めた思いも語る

 演歌歌手の石川さゆり(66)が、大阪・フェスティバルホールで来月14日に開催するコンサートを前に、このほどデイリースポーツの取材に応じ、新曲「とこしえの旅」に込めた思い、公演への意気込みを語った。 終始、優しげな目で、柔和な表情を浮かべた石川。「誰も1人でなんて生きていないよ。

日本モーターボート選手会福井支部、8選手が能登半島地震の被災地・珠洲でボランティア 「少しでもお手伝いできれば」
2024.06.28

日本モーターボート選手会福井支部、8選手が能登半島地震の被災地・珠洲でボランティア 「少しでもお手伝いできれば」

 ボートレーサー8人が28日、能登半島地震の被害が大きかった石川県珠洲市を訪れ、がれき撤去や道路を補修するボランティア活動を行った。 今回参加したのは日本モーターボート選手会福井支部の表憲一、今井美亜、西橋奈未、為本智也、小林孝彰、坂野さくら、沼田七華と静岡支部の松瀬弘美。同市三

防災基本計画に車中泊避難者支援盛り込み 能登半島地震など受け 中央防災会議
2024.06.28

防災基本計画に車中泊避難者支援盛り込み 能登半島地震など受け 中央防災会議

能登半島地震などを受け、自宅や車中泊で避難生活を送る人への支援などを新たに盛り込んだ防災基本計画を、政府の中央防災会議が決定しました。政府の中央防災会議はきょうの会合で、防災基本計画の修正案を了承しました。改定された防災基本計画では、自治体に対し自宅や車で避難生活を

トイレなど衛生状態の確保を重要視する意見相次ぐ 能登半島地震を受けた有識者会議 山梨
2024.06.27

トイレなど衛生状態の確保を重要視する意見相次ぐ 能登半島地震を受けた有識者会議 山梨

能登半島地震を受けて山梨県の防災対策を検討する有識者の会議が開かれ、トイレをはじめとする衛生状態の確保を重要視する意見が相次ぎました。27日に開かれた県防災会議の地震部会は元日の能登半島地震を受けて設置されたもので、防災や医療、インフラ関連などの有識者が出席しました。

能登半島地震の“災害寄付金”過去最大も…発災翌月から急減 大手ふるさと納税仲介サイト
2024.06.27

能登半島地震の“災害寄付金”過去最大も…発災翌月から急減 大手ふるさと納税仲介サイト

大手ふるさと納税仲介サイトで能登半島地震への寄付が災害への寄付のなかで過去最大の件数と金額となったということです。一方で、能登半島地震発災の翌月からは寄付が急激に減少していて、被災自治体は引き続き支援を呼びかけています。大手ふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」の運営会社によ

バウムクーヘンで「食べる九谷焼」 小松・明月堂が考案
2024.06.27

バウムクーヘンで「食べる九谷焼」 小松・明月堂が考案

 小松市の洋菓子製造「明月堂」の竹田隼人社長は26日、市役所を訪れ、九谷焼の絵柄で彩ったバウムクーヘン「バウムクタニ」を考案したことを宮橋勝栄市長に紹介した。小松産大麦や能登町産ブルーベリー、金沢市産ユズを生地に使った3種類で、「食べる九谷焼」として来年1月の販売開始を目指す。 

ハンド安平、五輪前合宿 「富山の皆さんも一緒に戦って」 メンバー28日発表
2024.06.27

ハンド安平、五輪前合宿 「富山の皆さんも一緒に戦って」 メンバー28日発表

 パリ五輪ハンドボール男子日本代表候補の安平光佑選手(RKバルダル、氷見市出身)が26日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿に臨んだ。安平選手は7月1日に能登半島地震発生から半年となることに触れ「被災した方々のためにも頑張りたい。富山県民の皆さんも一緒に戦ってほしい」

石川の94カ寺が被災、門信徒に犠牲者も 浄土真宗本願寺派が支援訴え
2024.06.26

石川の94カ寺が被災、門信徒に犠牲者も 浄土真宗本願寺派が支援訴え

浄土真宗本願寺派(京都市下京区、本山・西本願寺)に所属する石川県内の98カ寺のうち、94カ寺が今年1月の能登半島地震で何らかの被害を受けていたことが分かった。うち5カ寺が津波被害などで本堂が全半壊したほか、倒壊した建物の下敷きになるなどして4人の門信徒が亡くなった。地震発生から来月1日で半年と

6月県議会始まる 地震の復旧や原発の避難道路整備に向け 総額17億8000万円の一般会計補正予算案 《新潟》
2024.06.25

6月県議会始まる 地震の復旧や原発の避難道路整備に向け 総額17億8000万円の一般会計補正予算案 《新潟》

6月県議会が25日、開会しました。能登半島地震からの復旧や原発の避難道路の整備に向けた補正予算案などが議論されます。一般会計補正予算案の総額は17億8000万円です。このうち、17億2000万円余りが地震で被災した住宅や企業の復旧にかかる予算です。

岸田総理「憲法は先送りできない課題の最たるもの」自民党役員会で改正へ意欲強調
2024.06.25

岸田総理「憲法は先送りできない課題の最たるもの」自民党役員会で改正へ意欲強調

岸田総理大臣は自民党の役員会で「憲法は先送りできない課題の最たるものだ」と述べ、改めて改正に向けた意欲を強調しました。 役員会のあいさつで岸田総理は、23日に閉会した通常国会を振り返り「政治資金の問題をはじめ、緊迫した厳しい国会運営となったが、役員の皆さんのご協力に感謝する」と述

《ブラジル》RS州大水害 日本財団、国外災害初支援 南援協に5万米ドル寄付
2024.06.25

《ブラジル》RS州大水害 日本財団、国外災害初支援 南援協に5万米ドル寄付

 公益財団法人日本財団(笹川陽平会長)は、南大河(RS)州の大水害で甚大な被害を受けた現地日系団体に対し、緊急支援として5万米ドルの見舞金を支払うことを決めた。日本国外の災害に対して見舞金を送るのは初めてで、同財団は「国外の災害支援はこれまで実績になかったが、被害状況を見て、日系社会への支援が

落ち着いたらぜひ能登へ 地元グルメに地酒も 横浜で復興支援のチャリティー上映会
2024.06.25

落ち着いたらぜひ能登へ 地元グルメに地酒も 横浜で復興支援のチャリティー上映会

 能登半島地震の復興を支援しようと、横浜市鶴見区内の企業や団体などの有志でつくる「鶴見・能登応援プロジェクト」が22日、能登半島での酒造りを記録した映画のチャリティー上映会を開催した。能登の地酒や地元グルメなどが楽しめる催しも併せて実施し、市民ら約50人が参加した。 同プロジェク

加藤登紀子 収益は能登半島地震の被災者支援に寄付 母校東大で7月に単独公演
2024.06.25

加藤登紀子 収益は能登半島地震の被災者支援に寄付 母校東大で7月に単独公演

 歌手の加藤登紀子(80)が24日、東京都文京区の母校・東京大学内にある安田講堂で7月14日に開く初の単独公演の取材会を行った。 ロシアの作曲家ラフマニノフが愛用した1932年製のスタインウェイピアノで「さくらんぼの実る頃」、同大同窓生オーケストラの演奏で「イマジン」などを歌唱す