# 海運

〔東京株式〕小動き=材料難(11日後場中盤)
2024.06.11

〔東京株式〕小動き=材料難(11日後場中盤)

 (14時00分)日経平均株価は、あす以降の米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを控え様子見姿勢が強く、小動きとなっている。前日の米株上昇を受け、前場は東エレク <8035> がけん引し日経平均は前日比300円近く上昇。しかし材料難から勢いは続かず、上げ幅を縮小し静かな動きとなって

橋崩落の米ボルティモア港、水路が完全復旧 がれき撤去完了
2024.06.11

橋崩落の米ボルティモア港、水路が完全復旧 がれき撤去完了

David Shepardson[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦政府機関は10日、米東海岸のボルティモア港への商業船の航行を全面的に再開したと発表した。3月26日に同港にかかる「フランシス・スコット・キー・ブリッジ」が崩落したことで発生した5万トンのがれきの撤

〔東京株式〕上げ幅縮小=海運マイナス圏に(11日後場寄り付き)
2024.06.11

〔東京株式〕上げ幅縮小=海運マイナス圏に(11日後場寄り付き)

 (後場寄り)日経平均株価の後場の取引は、前日比103円36銭高の3万9141円52銭で始まった。前場に上昇した海運株などがマイナス圏に転落し、やや上げ幅を縮小している。 (前引け)【プライム】日経平均株価は、前日比117円00銭高の3万9155円16銭と小幅に上昇して午前の取引

「船舶からの汚染物質規制」で逆に気候変動が悪化? 物議を醸すNASAの研究結果
2024.06.11

「船舶からの汚染物質規制」で逆に気候変動が悪化? 物議を醸すNASAの研究結果

遠洋を航行する巨大船舶から排出される汚染物質を削減したことで、私たちは図らずも気候変動を悪化させてしまったのだろうか。米航空宇宙局(NASA)の科学者チームが発表した最新研究をきっかけに、気候科学で最も賛否両論の多いテーマの1つについて、議論が加速している。英科学ジャーナル「ネイ

大王海運、北越コーポ社長解任案に賛成へ
2024.06.10

大王海運、北越コーポ社長解任案に賛成へ

 大王海運(愛媛県四国中央市)は10日、製紙大手北越コーポレーション <3865> が27日に開く株主総会で、香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントによる岸本晢夫北越コーポ社長らの解任案に賛成する意向を発表した。オアシスと大王海運は合わせて北越コーポ株式の約4割を保有しており、総会に向け共

”ガントリークレーン”投入で「海上物流の要として発展に寄与」コンテナ貨物輸送量回復の切り札 仙台港
2024.06.10

”ガントリークレーン”投入で「海上物流の要として発展に寄与」コンテナ貨物輸送量回復の切り札 仙台港

仙台港でコンテナを運ぶための大型のクレーンが設置され10日から供用が始まりました。宮城県内最大級のクレーンの設置で年々減少している輸送量の回復が見込まれています。10日から供用が始まったコンテナ輸送用のクレーン=「ガントリークレーン」は高さおよそ73メートル幅95.8メートルと宮

大王海運、北越コーポに対する香港ファンドの株主提案に賛成
2024.06.10

大王海運、北越コーポに対する香港ファンドの株主提案に賛成

Shinichi Uchida[東京 10日 ロイター] - 北越コーポレーションの大株主、大王海運(愛媛県四国中央市)は10日、香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーが北越コーポの岸本晢夫社長や現任の社外取締役の解任、新たな社外取締役の選任を求めた株主提

韓国パンスター、定期コンテナ船参入。日韓航路、月末就航。異例のフェリー両立
2024.06.10

韓国パンスター、定期コンテナ船参入。日韓航路、月末就航。異例のフェリー両立

 【関西】日中韓間でフェリー・RORO船を運航する韓国パンスターグループ(日本現地法人=サンスターライン〈大阪市〉)は、6月末から日韓航路で定期コンテナ船を運航開始する。634TEU型船を用船し、釜山と日本の太平洋側主要港との間で定曜日ウイークリーサービスを提供する。同社は今後数年間で日韓の輸

最大17%燃料節減、商船三井が新造7隻に「風力推進補助装置」
2024.06.09

最大17%燃料節減、商船三井が新造7隻に「風力推進補助装置」

商船三井は商船三井ドライバルク(東京都港区)が運航する新造バラ積み船と多目的船の計7隻へ風力推進補助装置を搭載することを決めた。2028年までに順次完成する。燃料消費量の削減や温室効果ガス(GHG)排出量の削減を図る。商船三井グループにおいて、風力推進補助装置を搭載した船は合計11隻となる。<

「中長距離フェリー」とは何か? 物流支える知られざる“裏方”、日本各地で活躍するその最新動向とは
2024.06.09

「中長距離フェリー」とは何か? 物流支える知られざる“裏方”、日本各地で活躍するその最新動向とは

 四方を海に囲まれている日本にとって、フェリーは欠かすことのできない交通手段である。今日では、インバウンド(訪日外国人)による海外からの旅客需要や「2024年問題」などにより貨物需要が期待できる反面、少子高齢化による労働力不足や定期旅客の減少という逆風も吹き荒れている。今回は、日本各地で活躍す

船員ウェルビーイング、寝具でも改善の取り組み。新来島どっく、高級マットレスを25年度採用
2024.06.07

船員ウェルビーイング、寝具でも改善の取り組み。新来島どっく、高級マットレスを25年度採用

 【関西】海運各社が船員のウェルビーイング(心身の健康や幸福)実現に向けて取り組む中、寝具を改善し船舶の安全運航にもつなげる動きが出てきた。従来、船員用船室にはウレタン製マットレスが用いられてきたが、より快適な高密度連続スプリングの製品の採用が始まった。関係者によると、2024年に入り新来島ど

あまりに斬新ルックス!「水素をつくる船」の現在地 実証船が東京に登場 “チーム日本”始動か?
2024.06.07

あまりに斬新ルックス!「水素をつくる船」の現在地 実証船が東京に登場 “チーム日本”始動か?

 商船三井が “水素生産船”と位置付ける「ウインドハンター」の開発を進めています。洋上風力を推進エネルギーにする帆の技術を活用し、航行しながら船内で水素を生産、そして船舶や陸上の消費地向けに水素燃料の供給を行うという構想の一翼を担う新しいコンセプトの船です。 同社は2026年から

〔東京株式〕3日ぶり反発=米株高で買い(6日)☆差替
2024.06.06

〔東京株式〕3日ぶり反発=米株高で買い(6日)☆差替

 【プライム】日経平均株価の終値は前日比213円34銭高の3万8703円51銭、東証株価指数(TOPIX)は9.01ポイント高の2757.23と、ともに3日ぶり反発。米国の早期利下げ期待が高まり、米市場で主要株価指数がそろって上昇したため、東京市場でも買いが優勢となった。 36%

JR貨物、初の内航船が進水。センコーと共同発注、早期災害対応可能に
2024.06.06

JR貨物、初の内航船が進水。センコーと共同発注、早期災害対応可能に

 JR貨物(犬飼新社長)とセンコーグループホールディングス(GHD、福田泰久社長)が共同発注した499総トン型内航貨物船「扇望丸」の進水式が5日、矢野造船(矢野均代表取締役、今治市小浦町)で執り行われた。JR貨物にとっては初の内航船保有となり、8月就航を予定する。自然災害発生の頻度が高まり、鉄

マースク・三菱倉庫、日本寄港100周年。横浜で記念式典
2024.06.05

マースク・三菱倉庫、日本寄港100周年。横浜で記念式典

 デンマーク海運最大手のAPモラー・マースクと三菱倉庫は4日、マースクが運航する貨物船が初めて日本に寄港してから100周年を迎えたことを記念する式典を横浜市で開催した。あいさつしたマースクのロバート・マースク・ウグラ会長は同社の五つのコアバリューを紹介し、「不確実性の時代において重要な関係者と

【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証
2024.06.05

【日本物流における内航海運の位置づけ】2024年問題の解決へどれだけ寄与するか、データで徹底検証

 筆者は、Wedge2024年4月号のWEDGE REPORT「『2024年問題』いよいよ本格化へ」、Wedge ONLINE の3月19日「<生活直撃の危機>日本の物流クラッシュ寸前!『2024年問題』本格化で一体何が起こるのか?」および4月1日「【いよいよ今日から】『物流2024年問題』解

JMUが「シップ・オブ・ザ・イヤー」7年ぶり受賞、世界最大級のコンテナ船が評価されたポイント
2024.06.04

JMUが「シップ・オブ・ザ・イヤー」7年ぶり受賞、世界最大級のコンテナ船が評価されたポイント

ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区、灘信之社長)は、今治造船(愛媛県今治市)と連携して建造した世界最大級の2万4000TEU(20フィートコンテナ換算)型コンテナ船が、日本船舶海洋工学会主催の「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」を受賞した。JMUの受賞は7年ぶり。風圧抵抗の低減と積

シンガポール混雑悪化、接続1カ月待ちも。沖待ち常態化、休眠バース再稼働
2024.06.04

シンガポール混雑悪化、接続1カ月待ちも。沖待ち常態化、休眠バース再稼働

 コンテナ物流の混乱により、世界的にハブ港の混雑が広がっている。中でも世界最大のトランシップ(TS)港であるシンガポールの混雑悪化が目立つ。接岸までの3日程度の沖待ちが常態化。スケジュールの乱れもあり、TSでの積み替え効率も低下している。フォワーダーによると、2週間前後の滞留は珍しくなく、1カ

世界初の「水素燃料旅客船」ついに旅客輸送に投入! “EV船じゃムリだね”水素ならではの強みとは
2024.06.04

世界初の「水素燃料旅客船」ついに旅客輸送に投入! “EV船じゃムリだね”水素ならではの強みとは

 世界初の水素燃料旅客船「ハイドロびんご(Hydro BINGO)」(19総トン)が2024年5月、東京都が主催した国際イベント「SusHi Tech Tokyo(スシテック東京)2024」に合わせて東京港内を航行しました。同船は東京港や横浜港で遊覧運航に使われたことあるものの、旅客輸送に投入

海運マースク、通期利益見通しを再度上方修正 需要好調と紅海危機で
2024.06.04

海運マースク、通期利益見通しを再度上方修正 需要好調と紅海危機で

[3日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは3日、2024年通期の利益見通しを上方修正した。引き上げは1カ月ぶりで2回目。コンテナ市場の旺盛な需要と紅海における危機が背景にある。マースクは利払い・税・償却前利益(EBITDA)見通しを従来の40億─60億ドルから