# 海岸・海洋

韓国調査船の海洋調査活動に抗議
2024.06.07

韓国調査船の海洋調査活動に抗議

 外務省は6日、島根県・竹島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)で、韓国の調査船による海洋調査活動を確認したとして、鯰博行アジア大洋州局長が在日韓国大使館の次席公使に抗議したと発表した。

【速報】韓国の海洋調査船 日本の排他的経済水域内でワイヤーのようなものを海中に投入 巡視船が確認
2024.06.07

【速報】韓国の海洋調査船 日本の排他的経済水域内でワイヤーのようなものを海中に投入 巡視船が確認

 海上保安庁第八管区海上保安本部は6日 日本の排他的経済水域(EEZ)で、韓国の海洋調査船がワイヤーのようなものを海中に投入しているのを巡視船で確認し、投入を中止するよう呼びかけたと発表しました。

中国“周辺海域の放射性物質の濃度に異常はなかった“と報告書に
2024.06.06

中国“周辺海域の放射性物質の濃度に異常はなかった“と報告書に

中国は福島第一原発の処理水を汚染水と呼び批判していますが、先月末に公表された報告書では周辺海域の放射性物質の濃度に異常はなかったと明記していたことがわかりました。中国生態環境省は先月24日付の報告書で、海水と海洋生物に含まれるストロンチウムとセシウムの濃度が去年、基準値をはるかに

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。津波が来ると水圧や海底地形が変化し、光ファイバーがわずかに変形・伸縮するため、陸上基地局から送信したレーザー光が反射して戻って来る

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待
2024.06.06

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待

海底の光ファイバーケーブルが津波の観測に一役買うかもしれません。 2023年に太平洋側で観測された津波について、高知県の沖合60キロから陸地に迫ってくる様子を捉えたとする研究結果が示されました。 2023年10月、伊豆諸島の鳥島の近海で津波が発生し、一時、太平洋側で

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待
2024.06.06

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待

 海洋研究開発機構(海洋機構、神奈川)は6日、高知・室戸沖の海底に設置した光ファイバーケーブルで、昨年10月に東京・伊豆諸島の鳥島近海から発生した津波が沖合約60キロから沿岸付近まで伝わる様子を捉えたと国際専門誌に発表した。将来的には海底光ケーブルによる観測を津波の緊急速報などに活用できる可能

中国周辺海域の放射性物質濃度「異常なし」 日本産水産物禁輸は継続
2024.06.06

中国周辺海域の放射性物質濃度「異常なし」 日本産水産物禁輸は継続

 中国政府が発表した海洋環境の報告書で、2023年の中国周辺海域の放射性物質濃度について「異常は見られなかった」と明記したことが明らかになった。同年8月に東京電力が福島第一原発の処理水放出を始めたことに反発した中国は、現在まで日本産水産物の禁輸措置を続けている。 中国生態環境省が

日米韓の海上保安機関が初の合同訓練、海洋進出強める中国念頭に
2024.06.06

日米韓の海上保安機関が初の合同訓練、海洋進出強める中国念頭に

海上保安庁は6日、米沿岸警備隊、韓国海洋警察庁と初の合同訓練を日本海沖で実施した。日米韓の海上保安機関が先月、海洋安全保障に関する連携強化で合意したことを受けての取り組みで、海洋進出を強める中国を念頭に3カ国の結束を内外に示す狙いもある。訓練は京都・舞鶴沖にある日本の領海外で、船

イタチザメが吐き出したのは…ハリモグラ 研究者ら驚き
2024.06.06

イタチザメが吐き出したのは…ハリモグラ 研究者ら驚き

【AFP=時事】オーストラリアの研究者が6日、調査研究で捕らえたイタチザメが陸生動物のハリモグラを吐き出し、周囲にいた人々を驚かせたことを明らかにした。 ジェームズ・クック大学(James Cook University)の研究者らは2022年5月、海洋生物の生態調査のため、豪北

中国国防相の演説口調より厳しく、環境変化を反映か アジア安保会議
2024.06.06

中国国防相の演説口調より厳しく、環境変化を反映か アジア安保会議

(CNN) シンガポールで先に開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」を主催した英国際戦略研究所(IISS)の関係者は、初参加の中国の董軍国防相の演説スタイルなどに触れ、過去に演壇に立った中国の国防首脳に比べ、声音が「よりかん高かった印象」を持ったとの見方をこのほど示した。

日米韓の“海上保安機関”初の合同訓練 「船舶が衝突!10人が海に飛び込んだ」想定 京都・丹後半島沖
2024.06.06

日米韓の“海上保安機関”初の合同訓練 「船舶が衝突!10人が海に飛び込んだ」想定 京都・丹後半島沖

6日、京都府の丹後半島沖で日本・アメリカ・韓国による初めての試みが行われました。東南アジアなどの海上保安能力の向上支援に向けた第一歩とは。6日、京都府の丹後半島沖で行われたのは、日本・アメリカ・韓国の海上保安機関による初めての合同訓練です。その内容は、

周辺海域の放射性濃度「異常なし」 水産物禁輸は継続 中国
2024.06.06

周辺海域の放射性濃度「異常なし」 水産物禁輸は継続 中国

 【北京時事】中国生態環境省は5日、2023年の中国周辺海域の放射性物質濃度に「異常は見られなかった」とする年次報告を公表した。 同年8月の東京電力福島第1原発の処理水海洋放出後も、数値に異常がなかったことを自ら示した形。一方、放出を受けた日本産水産物の禁輸措置は継続する見通しだ

韓国与野党 尹大統領の石油・ガス埋蔵発表巡り攻防
2024.06.06

韓国与野党 尹大統領の石油・ガス埋蔵発表巡り攻防

【ソウル聯合ニュース】韓国の与野党は6日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と政府が南東部・慶尚北道浦項市の迎日湾沖に膨大な量の石油と天然ガスが埋蔵されている可能性が高いと発表したことを巡って攻防を続けた。 南東部の深海にあるとされる石油・天然ガスを巡っては、オーストラリアの資源大手

「石油掘削成功率20%は錯視」ソウル大学のチェ・ギョンシク教授
2024.06.06

「石油掘削成功率20%は錯視」ソウル大学のチェ・ギョンシク教授

 「韓国で急に有名になった。(彼が)記者会見までするというのは…」 4日、ソウル江西区(カンソグ)のあるカフェで取材に応じたソウル大学のチェ・ギョンシク教授(地球環境科学部)は、韓国唯一の米国堆積地質学会(SEPM)アンバサダーだ。韓国政府から東海(トンヘ)の深海資源埋蔵評価を依

警戒・日本海「大和堆」での外国船違法操業 海保が退去警告・放水訓練【新潟】
2024.06.06

警戒・日本海「大和堆」での外国船違法操業 海保が退去警告・放水訓練【新潟】

日本海の中で数の漁場となっている「大和堆」で、第九管区海上保安本部の巡視船などが、外国船の違法操業の警戒にあたっています。日本海中心部の海域の「大和堆」は、水深が深くプランクトンが豊富な漁場として知られていて、日本の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業する中国や北朝鮮の漁船もやっ

【熱海土石流災害】「土石流前に回復」海底土砂の影響、静大など調査 伊豆山港沖
2024.06.06

【熱海土石流災害】「土石流前に回復」海底土砂の影響、静大など調査 伊豆山港沖

 静岡大と早稲田大、海洋調査会社ウインディーネットワーク(下田市)は5日、熱海市伊豆山で2021年に起きた大規模土石流によって伊豆山港沖に流れ込み、海底に堆積した土砂が23年10月までにほぼなくなったとする調査結果を発表した。静岡大の北村晃寿教授(防災総合センター長)は「土石流の影響がなくなり

岡垣・波津海岸にビーチバル 町内3酒造の商品を提供
2024.06.06

岡垣・波津海岸にビーチバル 町内3酒造の商品を提供

 ビーチバル&ショップ「岡垣クラフトスタンド」が6月1日、波津海岸(岡垣町原)に期間限定でオープンした。(宗像経済新聞) 岡垣町観光協会と「旅館はつしろ」「八幡屋」が2022年に運営を開始した「リョカンピング」の一環でオープンした同店。「リョカンピング」とは旅館とグランピングを掛

地震で酸素濃度低下影響か シロエビ不漁で富大調査
2024.06.06

地震で酸素濃度低下影響か シロエビ不漁で富大調査

  ●ベニズワイ地滑りで埋もれる? 富大などでつくる研究チームは、能登半島地震で海底地滑りが起きた富山湾を調査した中間報告を取りまとめ、シロエビの水揚げ減少の要因について、地震で海水に泥が混じって濁り、酸素濃度が低下した環境を避けた可能性が高いとした。ベニズワイガニは地滑りで埋も

海底に15センチの堆積 濁りも数倍高く酸素濃度も低下 海底調査で明らかに シロエビやベニズワイガニの不漁の原因か 富山
2024.06.05

海底に15センチの堆積 濁りも数倍高く酸素濃度も低下 海底調査で明らかに シロエビやベニズワイガニの不漁の原因か 富山

能登半島地震を受けて、富山大学らが行った海洋調査で、富山湾の海底に新たな地層が堆積していることなどが分かりました。シロエビやベニズワイガニの不漁にもつながった可能性が高いとしています。富山大学などの研究チームは、地震や津波による富山湾の海洋環境や生態系への影響を確認