# 海岸・海洋

小型船進入の男は元中国軍士官 警備に人為的ミス 台湾当局
2024.06.11

小型船進入の男は元中国軍士官 警備に人為的ミス 台湾当局

 【台北時事】台湾の海洋委員会は11日、台北市に近い淡水河の河口に小型船で進入し9日に逮捕された中国籍の男が中国海軍で艦艇の指揮官をかつて務めていたと明らかにした。 中国が小型船で台湾の防衛態勢を突破できるかどうか試したという見方が出ており、警備の在り方に懸念が出ている。

能登半島沖で海底が14キロにわたり“最大4メートル隆起”「活断層が動いたことがより確かになった」地震調査委
2024.06.11

能登半島沖で海底が14キロにわたり“最大4メートル隆起”「活断層が動いたことがより確かになった」地震調査委

海上保安庁は、石川県珠洲市沖の海底で、能登半島地震後としてはこれまでで最も大きいおよそ4メートルの隆起を確認したと発表しました。海上保安庁は5月、測量船を使って能登半島沖の海底地形を調べ、過去のデータと比較したところ、珠洲市の北およそ1キロから4キロ沖合の海底が、長さおよそ14キ

中国海軍のフリゲート艦やミサイル駆逐艦など計4隻が奄美周辺を航行、東シナ海へ抜ける 防衛省統合幕僚監部が発表、今年5回目
2024.06.11

中国海軍のフリゲート艦やミサイル駆逐艦など計4隻が奄美周辺を航行、東シナ海へ抜ける 防衛省統合幕僚監部が発表、今年5回目

 防衛省統合幕僚監部は10日、中国海軍の艦艇4隻が鹿児島県の奄美大島と十島村・横当島の間を航行しているのを確認したと発表した。領海侵入はなかった。中国海軍の艦艇が両島の間を抜けるのは今年に入り5回目。 同部によると、9日午前7時ごろ、奄美大島の東約90キロの海域を北西に進むフリゲ

遺伝的に多様なサンゴを生み出す「有性生殖」石垣島で4年の歳月をかけて初確認 サンゴ礁再生に期待
2024.06.11

遺伝的に多様なサンゴを生み出す「有性生殖」石垣島で4年の歳月をかけて初確認 サンゴ礁再生に期待

海水温の上昇などでたびたび白化現象に見舞われている石垣島のサンゴ礁を再生しようと始まったプロジェクト。そのカギとなる有性生殖によるサンゴの産卵が、4年の月日を経て2024年5月22日に初めて確認され、関係者からは喜びの声が上がった。今後は2025年度までに1万群体のサンゴの種苗の

笠岡沖沈没の漁業取締船 保管場所へ移動 水産庁、発生から3週間 漁できる状態に
2024.06.11

笠岡沖沈没の漁業取締船 保管場所へ移動 水産庁、発生から3週間 漁できる状態に

 5月に岡山県笠岡市沖で水産庁の漁業取締船「白鷺(しらさぎ)」(149トン)が座礁、沈没した事故で、同庁は11日、船を保管場所に向けて移動させた。発生から3週間、一帯では漁ができない状況が続いていたが解消された。 同庁によると、10日に引き揚げた船は11日午後1時過ぎ、委託業者の

湘南の海、ハマグリ密漁やめて…海保が地元サーファー初摘発 職務質問に「ばれなければいいと」
2024.06.11

湘南の海、ハマグリ密漁やめて…海保が地元サーファー初摘発 職務質問に「ばれなければいいと」

 藤沢の海でハマグリ漁に励む湘南漁業協同組合藤沢支所(神奈川県藤沢市辻堂東海岸)の漁業者が、レジャー客らの密漁に悩まされている。稚貝放流などで資源確保に努め、浅場でも採取しやすくなったことも一因とみられる。湘南海上保安署は「漁業権を侵害する犯罪」と警戒を強め、先月に地元のサーファーを初めて摘発

ナガスクジラ捕獲枠59頭に
2024.06.11

ナガスクジラ捕獲枠59頭に

 水産庁は11日、新たに商業捕鯨の対象となるナガスクジラについて、2024年分の捕獲枠を59頭に設定する方針を決めた。7月の正式決定を経て、日本の排他的経済水域(EEZ)で操業が始まる見通し。

能登半島地震を引き起こした海底活断層か 石川県珠洲市北方向の沖で海底が約4m隆起~海上保安庁
2024.06.11

能登半島地震を引き起こした海底活断層か 石川県珠洲市北方向の沖で海底が約4m隆起~海上保安庁

海上保安庁が測量船による能登半島周辺の海底地形調査を行ったところ、珠洲市の北の海底で、最大4メートルの隆起を確認したと発表しました。海上保安庁は、石川県珠洲市周辺の海底地形の変化を確認するため、先月18日から24日にかけて、測量船「天洋」による調査を行いました。今回

ウミガメ今季初産卵を確認 例年より2週間遅く、和歌山県みなべ町・千里の浜
2024.06.11

ウミガメ今季初産卵を確認 例年より2週間遅く、和歌山県みなべ町・千里の浜

 和歌山県みなべ町山内の千里の浜で8日夜から9日夜にかけて、アカウミガメ1匹が産卵した。産卵の確認は今季初めて。例年に比べると2週間ほど遅いが、昨年よりは1週間ほど早い。上陸が確認されたのは今季2匹目。 町教育委員会教育学習課がドローン(小型無人機)を使ったり浜を歩いたりして月、

「よりおだやかに出産できるよう」マジックミラーのパーティション設置 シロイルカ2頭が出産へ
2024.06.11

「よりおだやかに出産できるよう」マジックミラーのパーティション設置 シロイルカ2頭が出産へ

島根県江津市と浜田市にまたがる「しまね海洋館アクアス」でシロイルカ2頭が出産期に入り、通路と観覧席の間にマジックミラーのパーティションが設置されました。アクアスでは現在シロイルカ2頭がそろって出産期を迎えていて、このマジックミラーのパーティションは、シロイルカに人目を気にせず安心

台湾河口侵入で逮捕の男は元中国海軍大佐、防衛能力偵察も=当局者
2024.06.11

台湾河口侵入で逮捕の男は元中国海軍大佐、防衛能力偵察も=当局者

Ben Blanchard[台北 11日 ロイター] - 台湾当局者は11日、台北市街に通じる淡水河の河口にボートで不法侵入し逮捕された男について、元中国海軍大佐だと明らかにし、台湾の防衛能力を探っていた可能性があると指摘した。男は台湾海巡署(海上保安庁に相

「長さ2メートル、体重150キロで網を破る」韓国でクラゲ注意報
2024.06.11

「長さ2メートル、体重150キロで網を破る」韓国でクラゲ注意報

「100キロを超えるクラゲが何匹か引っかかると、くらっとします」釜山(プサン)沿岸で操業する機張(キジャン)漁村系関係者は10日、電話インタビューで「重さ150キロ、長さ2メートルまで育つエチゼンクラゲは引き揚げることも難しく、網が破れることも多い」と話した。関係者は「クラゲが網

ウミガメの産卵環境保全へ 親子連れなど17人が生態学ぶ 奄美海洋展示館
2024.06.11

ウミガメの産卵環境保全へ 親子連れなど17人が生態学ぶ 奄美海洋展示館

 奄美海洋生物研究会(興克樹会長)主催のウミガメミーティングが9日夜、鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館であった。親子連れなど17人が参加。奄美大島で主に見られるアカウミガメ、アオウミガメの生態や、上陸、産卵状況などを興会長が説明した。近くの大浜海岸で光に向かって進むウミガメの習性を学ぶための

ビーチクリーン体験で実感する「マイクロプラスチック回収の難しさ」
2024.06.11

ビーチクリーン体験で実感する「マイクロプラスチック回収の難しさ」

5月末の週末に茅ヶ崎へビーチクリーンの体験取材に行ってきました。主催は海洋汚染・水質汚染を軽減できるプラスチック代替素材の開発や消費財の企画、製造販売を行うサキュレアクト。同社は海洋汚染を少しでも減らせるようにとチーム530を組織し、2023年からビーチクリーン活動に取り組んでいます。

漁業者、生産量ともに減少続く 水産白書「地域支える活力低下」
2024.06.11

漁業者、生産量ともに減少続く 水産白書「地域支える活力低下」

 政府は11日、2023年度版の水産白書を閣議決定した。漁業就業者の数が、08年の約22万人から22年には約12万人に減少したと指摘。サンマやスルメイカの不漁により、22年の漁業・養殖業生産量は前年から24万トン減って392万トンとなった。いずれも減少が続き「地域を支える漁村の活力が低下してい

いすみ・浪花小が校外学習「磯観察」 保護者も地域住民も参加
2024.06.11

いすみ・浪花小が校外学習「磯観察」 保護者も地域住民も参加

 地域の自然に触れ地域への理解と関心を深めることを目的とした、いすみ市立浪花小学校の校外学習「磯観察」が6月6日、岩船海岸で開催された。(外房経済新聞) この校外学習は1970年代半ばから続く恒例行事。同校から徒歩30分ほどの場所にある岩船海岸を全校児童で訪れ、実施している。児童

【沖縄の天気】6月11日から12日 沖縄本島地方・宮古島地方・八重山地方・大東島地方
2024.06.11

【沖縄の天気】6月11日から12日 沖縄本島地方・宮古島地方・八重山地方・大東島地方

【沖縄本島地方】沖縄本島地方は、梅雨前線の影響で雨が降っています。11日から12日は、梅雨前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で曇りや雨の天気となり、雷を伴い激しく降る所があるでしょう。<天気変化等の留意点>沖縄本島地方では、11日は雨や雷雨となり、所

「大きくなって帰ってきてね」小学生が放流したのは、あの高級食材の稚魚400匹
2024.06.11

「大きくなって帰ってきてね」小学生が放流したのは、あの高級食材の稚魚400匹

 京都府宮津市大垣の大垣海岸で5日、小学生らがウナギの稚魚約400匹を阿蘇海に放流した。稚魚をつかんだり持ち上げたりして命の感触を確かめてから海に放ち、成長を願った。 漁師の坂根定男さん(75)が地元の海や漁について伝えようと考え、府中小や日置小、吉津小の1年生16人が参加した。

竹島沖で韓国船が調査を強行! 海上保安庁は画像を公開へ 友好ムードも領土問題は別か
2024.06.11

竹島沖で韓国船が調査を強行! 海上保安庁は画像を公開へ 友好ムードも領土問題は別か

 海上保安庁は2024年6月6日18時ごろ、島根県竹島の南方約69kmに位置する日本の排他的経済水域(EEZ)において、韓国の国立海洋調査院に所属する調査船「HAEYANG 2000」が、ワイヤーのようなものを海中に投入したことを航行中の巡視船が確認したと発表しました。 これを受

尖閣周辺に中国船4隻 172日連続航行
2024.06.11

尖閣周辺に中国船4隻 172日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では10日、機関砲らしきものを搭載した中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは172日連続。連続航行日数の最長記録を更新している。 4隻は「海警2501」「海警2201」「