# 派閥

「政権失えば大変なことに」 自民・森山氏
2024.06.10

「政権失えば大変なことに」 自民・森山氏

 自民党の森山裕総務会長は10日、静岡市で開かれた党静岡県連大会に出席し、派閥裏金事件について「極めて遺憾なことだった」と陳謝した。 その上で、デフレ脱却や中国・北朝鮮への対応などの課題に触れ「自民党が政権を失うようなことになれば大変なことになる」と述べ、政権維持が必要と訴えた。

自民、規正法「検討」期限示さず 衆参の任期内要求に、参院特別委
2024.06.10

自民、規正法「検討」期限示さず 衆参の任期内要求に、参院特別委

 参院の政治改革特別委員会は10日午前、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案の質疑を開始した。立憲民主党の熊谷裕人氏は政策活動費の公開の具体策や第三者機関の設置を巡り、衆院を通過した自民案は「検討事項ばかりだ」として衆院、参院議員が来年迎える任期のうちを期限とする

自民党また敗れる 茂木幹事長の地元・栃木県の鹿沼市長選で立民系初当選、続く連敗スパイラル
2024.06.10

自民党また敗れる 茂木幹事長の地元・栃木県の鹿沼市長選で立民系初当選、続く連敗スパイラル

 自民党が、茂木敏充幹事長の地元である栃木県の首長選挙で敗れた。9日に投開票された任期満了に伴う栃木県鹿沼市長選で、無所属新人で自民、公明両党が推薦した元県議会議長、小林幹夫氏(70)が、無所属新人で、立憲民主党県連幹事長を務めた元県議、松井正一氏(58)に敗れた。松井氏は初当選。

「ポスト岸田」候補、菅氏思案 自民・石破、小泉氏軸か
2024.06.09

「ポスト岸田」候補、菅氏思案 自民・石破、小泉氏軸か

 9月の任期満了に伴う自民党総裁選では、菅義偉前首相の対応が焦点の一つだ。 岸田文雄首相と一定の距離を置く菅氏が推す候補は非主流派を中心とする勢力の結集軸になり得るためだ。裏金事件で自民に逆風が吹く中、菅氏は「党を生まれ変わらせること」を条件に思案を重ねているとみられる。

自民・長野県連、首相退陣要求 「執行部の顔触れ一新を」
2024.06.08

自民・長野県連、首相退陣要求 「執行部の顔触れ一新を」

 自民党が8日に長野市で開いた政治刷新車座対話で、党長野県連幹事長の西沢正隆県議が岸田文雄首相に退陣を求めた。党本部から出席した福岡資麿参院政審会長らに「党執行部の顔触れを一新してほしい」と迫った。会合後、西沢氏が記者団に明らかにした。各地で実施された車座対話では、派閥裏金事件を受け、首相や執

知事与党か自公か、過半数巡り舌戦 沖縄県議選が告示
2024.06.07

知事与党か自公か、過半数巡り舌戦 沖縄県議選が告示

 沖縄県議選(定数48)が7日、告示された。玉城デニー知事を支える県政与党が過半数を獲得できるかが焦点だ。結果は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する玉城氏の政策に影響するほか、自民党派閥の裏金事件の影響も注目される。一部離島を除き16日に投票、即日開票される。<

自民党総裁選へ「小石河」それぞれの現在地は 石破・河野・小泉の3氏が立場を模索
2024.06.04

自民党総裁選へ「小石河」それぞれの現在地は 石破・河野・小泉の3氏が立場を模索

岸田文雄首相の自民党総裁任期満了まで4カ月を切った。派閥解散の混乱の中で注目されるのは、「小石河」と総称される石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、小泉進次郎元環境相(43)の動向だ。いずれも知名度が高く次期衆院選の「顔」として期待する声がある。令和3年の前回総裁選では河野陣営で

【速報】政治資金規正法改正案 きょうの委員会採決見送り 維新の反発受け再修正
2024.06.04

【速報】政治資金規正法改正案 きょうの委員会採決見送り 維新の反発受け再修正

派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正をめぐり、与野党は合意していたきょうの委員会での採決を見送ることを決めました。衆議院の政治改革特別委員会では、岸田総理出席のもと質疑が行われ、その後採決する予定でした。政策活動費の公開対象について、自民党が「50万円を超える

自民党の「慢心と堕落」 緊張感のない政治が生み出した裏金事件
2024.06.04

自民党の「慢心と堕落」 緊張感のない政治が生み出した裏金事件

 元連合会長の古賀伸明氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。「自民党派閥の裏金事件によって、自民党だけでなく政治全体に対する国民の信頼が大きく揺らいでいる」と語った。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇自民の全敗 4月28日に投開票された衆院東京15区、島根1区、長

政界を腐敗させた責任の半分は財界にある…利権を握らぬ政治家は「実力者」になれないという自民党の構造問題
2024.06.03

政界を腐敗させた責任の半分は財界にある…利権を握らぬ政治家は「実力者」になれないという自民党の構造問題

派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受けて、自民党の6派閥のうち5つが解散を決定した。戦後政治において「派閥」はどのような役割を担ってきたのか。読売新聞グループ本社・渡辺恒雄主筆の著書『自民党と派閥 政治の密室 増補最新版』(実業之日本社、1967年刊の復刊)より、一部を紹介する――。

杉村太蔵 政治資金規正法改正の再修正案は「腰を抜かすほど驚く改革案」と評価「歴代の総裁比べたら」
2024.06.02

杉村太蔵 政治資金規正法改正の再修正案は「腰を抜かすほど驚く改革案」と評価「歴代の総裁比べたら」

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(44)が2日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の再修正案について言及した。 自民党は5月31日、衆院政治改革特別委員会の理事懇談会で、再修正案を与野党に提示

裏金&パパ活不倫で辞職の宮沢博行元議員が激白「安倍派の中で森喜朗さんの影響力は大きい」
2024.06.02

裏金&パパ活不倫で辞職の宮沢博行元議員が激白「安倍派の中で森喜朗さんの影響力は大きい」

 安倍派の自民党議員だった宮沢博行氏が2日、「サンデージャポン」(TBS系)に出演。裏金問題について当事者の立場から解説した。 宮沢氏は派閥幹部から「しゃべるな」と言われたことを暴露して話題となった人物。先日、パパ活不倫が発覚し、議員辞職していた。騒動についてお詫びをしつつも、政

自民・平井卓也氏 規制法改正与党案のパー券5万円超公開に言及「最前線で体を張っていた議員にとったら」
2024.06.02

自民・平井卓也氏 規制法改正与党案のパー券5万円超公開に言及「最前線で体を張っていた議員にとったら」

 自身が代表を務める党支部に寄付し、所得税の一部を控除されていた自民党の平井卓也衆院議員(比例四国ブロック)が2日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の再修正案について言及した。 自民党は

二階氏三男の擁立申請へ 衆院新和歌山2区 自民県連
2024.06.01

二階氏三男の擁立申請へ 衆院新和歌山2区 自民県連

 自民党和歌山県連は1日、次期衆院選の新和歌山2区の公認候補となる同区支部長に、二階俊博元幹事長の三男の伸康氏を充てる方針を決めた。 当初は公募を検討していたが、伸康氏を推す声が県連内で強まったとして取りやめた。近く党本部に申請する。 自民派閥の裏金事件を受け、二階

自民、規正法再修正案提示せず
2024.05.31

自民、規正法再修正案提示せず

 与野党は31日、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り衆院政治改革特別委員会の理事懇談会を国会内で開いた。自民は党内調整に時間がかかるとして、法改正の再修正案を提示しなかった。

裏金問題で引退した「自民党のドン」の三男が出馬…和歌山新2区の
2024.05.30

裏金問題で引退した「自民党のドン」の三男が出馬…和歌山新2区の"二階家世襲"が批判を集める当然の理由

次期衆院選の和歌山新2区に、二階俊博氏の三男、伸康氏が出馬を表明した。法政大学の白鳥浩教授は「俊博氏は自民党の裏金問題の責任を取り不出馬を決めた。その俊博氏と同じ選挙区を息子が世襲しようとする行為は、国民の理解を得られないのではないか」という――。■二階氏の「裏金」はトップクラス

自民・谷垣グループ 6月にも政治団体の解散届提出へ
2024.05.29

自民・谷垣グループ 6月にも政治団体の解散届提出へ

自民党の派閥の裏金事件を受け、谷垣禎一元総裁を中心とするグループ=有隣会について、代表世話人を務める遠藤利明前総務会長が29日、「6月の早い時期にでも解散届を出したい」と明らかにしました。政治資金をめぐる問題で立件された議員はいませんが、今年1月、「自民党が大きく変わっていかなけ

自民党「有隣会」、政治団体の解散届提出へ…谷垣禎一・元総裁中心のグループ
2024.05.28

自民党「有隣会」、政治団体の解散届提出へ…谷垣禎一・元総裁中心のグループ

 自民党の谷垣禎一・元総裁を中心とするグループ「有隣会」は6月にも政治団体の解散届を総務省に提出する方向で調整に入った。5月中に東京・永田町の事務所を退去する予定だ。近く幹部会合を開き、解散に伴う手続きを確認する。 有隣会は2012年に結成された。他のグループや派閥との掛け持ちを

安倍派・下村氏「岸田総理は言葉だけ」と批判 裏金の真相解明で第三者機関設置求める
2024.05.28

安倍派・下村氏「岸田総理は言葉だけ」と批判 裏金の真相解明で第三者機関設置求める

自民党の派閥の裏金事件をめぐり、かつて安倍派の事務総長を務めた下村元文科大臣は、岸田総理が信頼回復のため「党の解体的な出直しを図る」と決意を示していることについて「言葉だけで何も変わっていない」と批判しました。下村氏は28日、民放の報道番組に出演し、自身が所属する安倍派で一度は廃

下村元文科相 SNS発言「徹底的に戦う」真意とは
2024.05.28

下村元文科相 SNS発言「徹底的に戦う」真意とは

自民党の裏金事件で「党員資格停止」処分を受けた下村博文元文部科学大臣が28日、BS日テレ「深層NEWS」に出演し、「岸田総理がリーダーシップをとって真相解明してもらわないと納得いかない部分がある」などと述べました。下村氏は「党員資格停止1年」の処分を受けたことについて、「真相解明