# 派閥

【独占】小池都知事が見通す自民党総裁選「面白い現象が起きる」政治資金パーティー規制に「議員が小さくなる」懸念も
2024.06.19

【独占】小池都知事が見通す自民党総裁選「面白い現象が起きる」政治資金パーティー規制に「議員が小さくなる」懸念も

 「もはや派閥の時代ではない」と言われて久しい。ここはチャンスだ。「創造的破壊」の瞬間だろう――。2009年の小池百合子氏の指摘は、まるで現在の「派閥とカネ」の問題を予言していたかのようだ。都知事選に立候補を表明した小池氏は、東京と日本が再び活力を取り戻すために都知事として何を変えるつもりなの

ニュースワード「派閥パーティー事件」
2024.06.19

ニュースワード「派閥パーティー事件」

 派閥パーティー事件 自民党派閥の政治資金パーティー収入の一部を収支報告書に記載していなかったなどとして、衆院議員池田佳隆(57)、参院議員大野泰正(65)両被告や秘書、派閥職員ら計10人が立件された政治資金規正法違反事件。これまでに谷川弥一元衆院議員(82)と元秘書、岸田派の元会計責任者、二

自民・桜田義孝元五輪相が都内で政治資金パーティー 会長務める千葉県連は開催見送り決定
2024.06.18

自民・桜田義孝元五輪相が都内で政治資金パーティー 会長務める千葉県連は開催見送り決定

自民党の派閥パーティー券収入不記載問題で逆風が吹く中、同党の千葉県連会長、桜田義孝元五輪相(衆院比例南関東)は18日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。出席者によると、桜田氏はあいさつで、これまでの実績と今後も国や県のために力を尽くすという趣旨を述べたという。パーテ

立憲幹事長「安倍派幹部にもう1回話聞かねば」事務局長の法廷発言で
2024.06.18

立憲幹事長「安倍派幹部にもう1回話聞かねば」事務局長の法廷発言で

■立憲民主党・岡田克也幹事長(発言録) (自民党安倍派事務局長が自身の公判で、派閥側から議員側への資金還流について「2022年8月の幹部会議で継続が決まった」と発言したことについて) 政治倫理審査会で誰も明確なことを言わなかったが、当事者がはっきりと言った。(安倍派

安倍派事務局長、法廷で幹部と食い違う証言 「会合で還流継続決定」
2024.06.18

安倍派事務局長、法廷で幹部と食い違う証言 「会合で還流継続決定」

 自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化したとされる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴された同派事務局長の松本淳一郎被告(76)の第2回公判が18日、東京地裁であり、被告人質問が行われた。派閥側から議員側への還流について、松本事務局長は「

規正法、今夕にも参院委可決 立民・維新の対応焦点
2024.06.18

規正法、今夕にも参院委可決 立民・維新の対応焦点

 参院政治改革特別委員会は18日午後、自民党が派閥裏金事件を受けて提出した政治資金規正法改正案について、岸田文雄首相(自民総裁)が出席して質疑を行う。 今国会会期末が23日に迫る中、自民は19日の成立を目指しており、18日夕にも特別委で採決に踏み切りたい考え。立憲民主党は応じるか

「しゃべるな」誰に言われた?“裏金問題”の真相を宮沢元議員がぶっちゃけ
2024.06.18

「しゃべるな」誰に言われた?“裏金問題”の真相を宮沢元議員がぶっちゃけ

 今年4月、元衆議院議員の宮沢博行氏は自民党の裏金問題で派閥からの圧力があったと捨て身で暴露し、その後、女性問題で議員辞職した。 「はっきり申し上げます。3年間で140万円です」「『しゃべるな! しゃべるな!』これですよ」「派閥から追い出されるかもしれませんけれども、指示はござい

【独占インタビュー】小池百合子氏「混乱期こそ変革のチャンスだ」
2024.06.18

【独占インタビュー】小池百合子氏「混乱期こそ変革のチャンスだ」

 「もはや派閥の時代ではない」と言われて久しい。ここはチャンスだ。「創造的破壊」の瞬間だろうーー。2009年の小池百合子氏の指摘は、まるで現在の「派閥とカネ」の問題を予言していたかのようだ。都知事選への立候補を表明した現職が今だからこそ語る「派閥とカネ」と「都政の未来」。こちらはダイジェスト版

安倍派幹部、衆院委員会にずらり 立民・野田氏「総決算の舞台」
2024.06.17

安倍派幹部、衆院委員会にずらり 立民・野田氏「総決算の舞台」

 立憲民主党の野田佳彦氏は17日の衆院決算行政監視委員会で、自民党派閥の裏金事件で処分を受けた複数の安倍派幹部が委員として議場にいるとして「政治とカネの問題を総決算する舞台として格好の場だ」と述べた。安倍派「5人組」のうち松野博一前官房長官、萩生田光一前政調会長、高木毅前国対委員長に加え、会長

岸田首相「責任の果たし方、考えたい」 裏金事件、退陣論巡り
2024.06.17

岸田首相「責任の果たし方、考えたい」 裏金事件、退陣論巡り

 岸田文雄首相は17日の衆院決算行政監視委員会で、自民党派閥の裏金事件への対応をめぐり、党所属の国会議員や地方議員から退陣論が出ていることについて「さまざまな声が党の内外からあることは謙虚に受け止めなければならない。そうした声をしっかり受け止めながら、自分自身としてどうあるべきなのか、どういっ

麻生派議員が首相退陣論 「責任誰かが取らねば」
2024.06.16

麻生派議員が首相退陣論 「責任誰かが取らねば」

 自民党麻生派の斎藤洋明衆院議員(新潟3区)は16日、新潟県新発田市で開いた政治資金パーティーで、派閥裏金事件への政権の対応に批判が集まっていることを受け「こういう状況に至った責任は最終的に誰かが取らなければならない」と述べた。終了後、岸田文雄首相の退陣を念頭に置いた発言だと取材に認めた。

規正法改正案「まだまだ不十分」自民・中谷氏 改憲条文化に対する参院立憲の主張には「お門違い」
2024.06.16

規正法改正案「まだまだ不十分」自民・中谷氏 改憲条文化に対する参院立憲の主張には「お門違い」

自民党の中谷元元防衛相は16日、政治資金規正法の改正案について「まだまだ不十分で議論を続けていかなければならないところがある」と述べ、今国会で成立させた後も、更なる政治改革の議論が必要との認識を示した。高知県南国市での会合で中谷氏は、自民党の派閥の政治資金問題に触れ、「再発防止の

細切れ開催、任意団体… パーティー規制に「抜け道」あの手この手
2024.06.16

細切れ開催、任意団体… パーティー規制に「抜け道」あの手この手

 自民党派閥の裏金事件の発端となった政治資金パーティーのあり方が問われている。パーティー券購入者の公開基準額を「20万円超」から「5万円超」に引き下げる政治資金規正法改正案の議論が進むが、購入者を非公開にする「抜け道」のほか、そもそも規制の対象外としてしまう手口もすでに使われており、実効性に疑

岸田派、事務所を閉鎖 8月にも派閥解散手続き
2024.06.14

岸田派、事務所を閉鎖 8月にも派閥解散手続き

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、解散方針を決めていた宏池会(岸田派)が14日、東京・永田町のビルに置いていた派閥事務所を事実上閉鎖した。関係者によると、週明けから原状回復に向けた工事に入る。政治資金規正法に基づく同派の政治団体の解散届提出は、事務所の解約手続きなどを経て、8月以

政治資金規正法改正めぐり 参考人質疑で異論相次ぐ
2024.06.14

政治資金規正法改正めぐり 参考人質疑で異論相次ぐ

国会では、きょう、政治資金規正法の改正をめぐり有識者から意見を聴取する参考人質疑が行われました。改正案に示されている政策活動費の領収書を公開する時期などをめぐり、有識者からは異論が相次ぎました。参議院で審議が行われている政治資金規正法の改正案では、政党が議員個人に支給する「政策活

第三者機関の必要性訴え 規正法改正へ参考人質疑 参院委
2024.06.14

第三者機関の必要性訴え 規正法改正へ参考人質疑 参院委

 参院政治改革特別委員会は14日、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正に向けて参考人質疑を行った。 各党が推薦した4人の有識者は、政策活動費など政治資金をチェックする第三者機関設置の必要性をいずれも強調。飯尾潤・政策研究大学院大教授は「法の趣旨を徹底するには現行の体制

自民・鈴木氏、問題派閥の「構成員じゃない」 政治資金規正法案巡り野党から批判 心折れかけ
2024.06.12

自民・鈴木氏、問題派閥の「構成員じゃない」 政治資金規正法案巡り野党から批判 心折れかけ

 自民党派閥の裏金事件を巡る政治資金規正法改正案を審議した12日の参院政治改革特別委員会で、自民案の説明に立つ同党政治刷新本部の鈴木馨祐座長(衆院7区)が「自分は(事件を起こした)問題派閥(旧安倍派など)の構成員ではない」などと怒りをのぞかせる場面があった。 野党から「検討ばかり

野田元首相が語る、ゾンビのように甦る自民党の派閥と世襲議員を断ち切るには
2024.06.12

野田元首相が語る、ゾンビのように甦る自民党の派閥と世襲議員を断ち切るには

 政治資金パーティーを巡る問題が連日報道されている。松野官房長官、世耕参議院幹事長、高木国会対策委員長、西村経済産業大臣、萩生田政務調査会長など、安倍派9人が辞任に至り、支持率が低かった岸田政権にはとどめの一撃といった感がある。 岸田首相はどこまで持つのか。これを機に、自民党の派

「改革の意思ゼロ」自民・麻生副総裁、政治資金規制法案に「禍根残す改革は避けるべき」漏らした不満に批判殺到
2024.06.10

「改革の意思ゼロ」自民・麻生副総裁、政治資金規制法案に「禍根残す改革は避けるべき」漏らした不満に批判殺到

 6月8日、自民党の麻生太郎副総裁は福岡市で講演し、党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正をめぐり、こう強調した。「政治活動の基盤を維持していくためには、一定の政治資金が必要であることは言うまでもない。透明性をはかることは当然だが、将来に禍根を残すような改革

規正法改正「スピード感持って」 車座、自民県連が苦言 奈良
2024.06.10

規正法改正「スピード感持って」 車座、自民県連が苦言 奈良

 自民党は10日、派閥の裏金事件を受けた政治刷新車座対話を奈良市内で開いた。 政治資金規正法改正案を巡る与野党の修正協議が難航したことに関し、県連関係者は「スピード感を持って決めてほしい」と苦言を呈した。 党本部から松山政司参院幹事長が出席。出席者からは「(議論が)