# 法廷・裁判

積もった怒りが頂点に 老老介護殺人 87歳被告初公判
2024.09.12

積もった怒りが頂点に 老老介護殺人 87歳被告初公判

東京・練馬区で、当時81歳の妻の首を絞めて殺害した罪に問われている男が初公判で起訴内容を認めました。吉田春男被告(87)は2023年12月、東京・練馬区の自宅で、妻・京子さん(当時81)の首を手で絞めて殺害した罪に問われています。12日の初公判で、裁判長から「起訴内

旧優生保護法めぐり13日に原告団と和解合意書締結へ
2024.09.12

旧優生保護法めぐり13日に原告団と和解合意書締結へ

旧優生保護法を巡って政府は13日、原告団との和解に向けた合意書を締結する方針です。賠償金は1人あたり1500万円となる見通しですが、配偶者への賠償については今後の議論となります。加藤鮎子こども家庭庁担当大臣「原告団の皆様と全訴訟の終局に向けて和解合意書を締結する方向

“紀州のドン・ファン”元妻「殺していません」初公判で無罪主張 直接証拠なく…“殺害”立証は?
2024.09.12

“紀州のドン・ファン”元妻「殺していません」初公判で無罪主張 直接証拠なく…“殺害”立証は?

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われている元妻の裁判員裁判が始まりました。元妻が殺害したとする直接的な証拠がない注目の裁判。元妻は、「殺していない」と無罪を主張しました。   ◇和歌山・田辺市にある草木が生い茂った一軒家。この家のあるじが

紀州のドン・ファン殺害事件 裁判のポイントは?「立証のピースそろってる」元検事
2024.09.12

紀州のドン・ファン殺害事件 裁判のポイントは?「立証のピースそろってる」元検事

 “紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家が、殺害された事件の初公判が行われました。 大量の覚醒剤を飲ませたのか、そうではないのか。裁判のポイントを見ていきます。 まず、12日の初公判について整理していきます。 須藤早貴被告(28)は12日、起訴内容を否

“紀州のドン・ファン”元妻の須藤早貴被告が無罪主張 「妻に全財産残したい場合の遺言書の文面」検索と検察側 「覚醒剤摂取させた」立証には高い障壁
2024.09.12

“紀州のドン・ファン”元妻の須藤早貴被告が無罪主張 「妻に全財産残したい場合の遺言書の文面」検索と検察側 「覚醒剤摂取させた」立証には高い障壁

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性が殺害された事件から6年が経過した12日、注目の裁判員裁判が始まった。夫だった野崎幸助さんを殺害した罪に問われている須藤早貴被告(28)は無罪を主張、一方の検察側は「莫大な遺産を得るために殺害した」と主張した。この裁判の行方について専門家は、有罪のハ

「私は殺していません」「覚醒剤を摂取させたこともありません」 “紀州のドン・ファン”殺害の罪に問われた元妻 初公判で無罪主張 和歌山
2024.09.12

「私は殺していません」「覚醒剤を摂取させたこともありません」 “紀州のドン・ファン”殺害の罪に問われた元妻 初公判で無罪主張 和歌山

 「紀州のドン・ファン」と呼ばれた、資産家の野崎幸助さんに致死量の覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人などの罪に問われている元妻の初公判が12日開かれ、元妻は無罪を主張しました。 起訴状などによりますと、元妻の須藤早貴被告(28)は2018年5月、当時夫だった野崎幸助さん(当時7

「王将」社長射殺事件 公判は裁判員裁判の対象外に 京都地裁決定
2024.09.12

「王将」社長射殺事件 公判は裁判員裁判の対象外に 京都地裁決定

 「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72歳)が射殺された事件で、殺人罪などで起訴された特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の田中幸雄被告(57)の公判について、京都地裁は裁判員裁判の対象から除外し、裁判官のみで審理することを決定した。10日付。被告が暴力

55歳年下妻「遺産目当てと言われた女たち5選」なるYouTube動画を視聴 紀州のドン・ファン殺害事件初公判 
2024.09.12

55歳年下妻「遺産目当てと言われた女たち5選」なるYouTube動画を視聴 紀州のドン・ファン殺害事件初公判 

自らを伝説のプレイボーイになぞらえ「紀州のドン・ファン」と自称した資産家の野崎幸助さん(当時77歳)が死亡してから6年。野崎さんに「覚醒剤を飲ませて殺害した罪」に問われている55歳年下の元妻の裁判員裁判が始まった。黒のノースリーブワンピースで法廷に立った元妻。

自民党派閥の裏金事件で唯一の逮捕者 “雲隠れ”池田佳隆議員は今どこに? 国会は欠席 側近県議を直撃「連絡を取っていただくことはできますか?」
2024.09.12

自民党派閥の裏金事件で唯一の逮捕者 “雲隠れ”池田佳隆議員は今どこに? 国会は欠席 側近県議を直撃「連絡を取っていただくことはできますか?」

自民党総裁選、岸田総理不出馬の引き金となったのが派閥の裏金事件でした。一連の事件で唯一の逮捕者となったのが、東海地方選出の池田佳隆衆議院議員。雲隠れを続けていましたが、今どこで何をしているのでしょうか?比例東海ブロック選出の池田佳隆衆議院議員(58)。

【福岡高裁】工藤会幹部の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 建設会社会長射殺や看護師襲撃など4つの事件
2024.09.12

【福岡高裁】工藤会幹部の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 建設会社会長射殺や看護師襲撃など4つの事件

殺人などの罪に問われた工藤会の幹部の男の控訴審で、福岡高裁は12日、1審の無期懲役の判決を支持し、控訴を棄却しました。1審で無期懲役の判決を受けたのは、特定危険指定暴力団「工藤会」の幹部・瓜田太被告(61)です。判決によりますと、瓜田被告は2011年に北九州市で、建

てんちむの“元カレ”実業家、ブラ販売企業を批判「5億を1人に請求するって常軌逸してる」
2024.09.12

てんちむの“元カレ”実業家、ブラ販売企業を批判「5億を1人に請求するって常軌逸してる」

 格闘技大会「BreakingDown」のCOOで、実業家・溝口勇児氏(39)が12日に自身のX(旧ツイッター)を更新。かつて交際していたユーチューバー・てんちむ(30)をめぐる騒動について言及した。 20年に豊胸手術をしていたにも関わらず、その事実を隠しながらナイトブラをプロデ

男2人に二審も実刑判決 青森ドラム缶遺体 名古屋高裁
2024.09.12

男2人に二審も実刑判決 青森ドラム缶遺体 名古屋高裁

 青森県弘前市で2022年、ドラム缶から男性の遺体が見つかった事件で、傷害致死罪に問われた横井秀哉(49)、奥村博(51)両被告の控訴審判決が12日、名古屋高裁であった。 杉山慎治裁判長は、横井被告を懲役7年6月、奥村被告を懲役4年6月とした一審名古屋地裁の裁判員裁判判決を支持し

事件前に「完全犯罪」「薬物」などと検索 元妻は「無罪」を主張 「紀州のドン・ファン」殺害事件
2024.09.12

事件前に「完全犯罪」「薬物」などと検索 元妻は「無罪」を主張 「紀州のドン・ファン」殺害事件

「1億円ぐらいは紙切れみたいなもんや私にとっては」自由奔放な生き方で“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77歳)が、自宅で死亡しているのが見つかった事件から6年。覚せい剤を摂取させて殺害した罪に問われている元妻の須藤早貴被告(28)が初公判で語

紀州「ドン・ファン」殺害初公判「完全犯罪」元妻が検索 覚醒剤飲ませた?
2024.09.12

紀州「ドン・ファン」殺害初公判「完全犯罪」元妻が検索 覚醒剤飲ませた?

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性が殺害された事件の初公判。最大の争点は元妻が覚醒剤を飲ませたのか、飲ませていないのか。元妻の主張は。■覚醒剤 飲ませた?元妻の主張は 弁護側、検察側は裁判員に訴えます。弁護側(冒頭陳述から)「5

北朝鮮に賠償命令 帰還事業巡り脱北者勝訴 韓国地裁
2024.09.12

北朝鮮に賠償命令 帰還事業巡り脱北者勝訴 韓国地裁

 【ソウル時事】1959~84年の帰還事業で日本から北朝鮮に渡った後、脱北して韓国で暮らす5人が北朝鮮に損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、ソウル中央地裁であった。 地裁は原告の訴えを認め、北朝鮮に1人当たり1億ウォン(約1100万円)の支払いを命じた。 原告は3月

被告の検索履歴に「殺人罪 時効」 紀州のドン・ファン殺人事件
2024.09.12

被告の検索履歴に「殺人罪 時効」 紀州のドン・ファン殺人事件

 「完全犯罪」「覚醒剤 過剰摂取」「殺人罪 時効」――。初公判で検察側は、須藤早貴被告がタブレット端末などで検索したとされる多数のキーワードを明らかにした。野崎幸助さんとの結婚直後から死亡後の履歴を挙げ、過去の殺人事件や遺産の受け取り方を調べた形跡も残されていた。 被告は袖のない

【紀州のドン・ファン殺害事件】「私は無罪」元妻が主張 『遺産目当てと言われた女たち5選』『老人 完全犯罪』検索履歴が明らかに 「犯人である証拠を残さない完全犯罪」と検察側 「疑問が残る場合は無罪」と弁護側
2024.09.12

【紀州のドン・ファン殺害事件】「私は無罪」元妻が主張 『遺産目当てと言われた女たち5選』『老人 完全犯罪』検索履歴が明らかに 「犯人である証拠を残さない完全犯罪」と検察側 「疑問が残る場合は無罪」と弁護側

自らを伝説のプレイボーイになぞらえ「紀州のドン・ファン」と自称した資産家の野崎幸助さん(当時77歳)が死亡してから6年。野崎さんに「覚醒剤を飲ませて殺害した罪」に問われている55歳年下の元妻の裁判員裁判が始まった。黒のノースリーブワンピースで法廷に立った元妻。

被爆体験者訴訟の判決めぐり長崎市に要望 「全員救済するよう厚労省を説得して」
2024.09.12

被爆体験者訴訟の判決めぐり長崎市に要望 「全員救済するよう厚労省を説得して」

長崎に原爆が投下されたとき、国が定めた「被爆地域」の外にいた「被爆体験者」の一部を長崎地裁が被爆者と認める判決が出たこと受け、原告側が長崎市に対し改めて控訴の断念と政治判断による全員の被爆者認定を求めました。「被爆体験者」と支援者は長崎市役所を訪れ、市の担当者と意見を交わしました

“紀州のドン・ファン”初公判で検察「元妻が致死量3倍の覚醒剤を注文」須藤早貴被告は「無罪」主張し検察には高いハードル
2024.09.12

“紀州のドン・ファン”初公判で検察「元妻が致死量3倍の覚醒剤を注文」須藤早貴被告は「無罪」主張し検察には高いハードル

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の男性が殺害された事件から6年。注目の裁判員裁判が和歌山地裁で始まりました。12日午前10時半過ぎ、黒のノースリーブのワンピース姿で入廷した、須藤早貴被告(28)。2018年、夫だった野崎幸助(※崎は立つ崎)さんに

獄中の特攻隊長「同郷人だ、死ぬまで一緒に居ようや」「よかろう」同室の友は九大生体解剖事件の大佐~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#58
2024.09.12

獄中の特攻隊長「同郷人だ、死ぬまで一緒に居ようや」「よかろう」同室の友は九大生体解剖事件の大佐~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#58

米軍機搭乗員3人が殺害された石垣島事件の戦犯裁判は、1948年3月16日に判決を迎えた。結果は41人に絞首刑という過酷なものだった。1人目を斬首した特攻隊長、幕田稔大尉にも死刑が宣告され、死刑囚が集められている棟へ移された。そこで意気投合し、死刑執行までの約1年半を同室で過ごした陸軍大佐が、追