# 水産・海洋研究

坂本哲志農水相、おにぎり手に「米は力だ」と鼓舞 アニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボ
2024.06.28

坂本哲志農水相、おにぎり手に「米は力だ」と鼓舞 アニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボ

坂本哲志農林水産相は28日の記者会見で、本格的な稲作描写で話題になったゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」のテレビアニメが7月から放送されるのに合わせ、農水省と同作品がコラボレーションした企画を展開すると発表した。おにぎりを片手に持った坂本氏は、同作品のテーマである「米は力だ」と鼓舞し、「こ

【速報】タマネギとジャガイモが高値に…農水省が7月の野菜価格見通し発表 ブロッコリー・レタス安値に
2024.06.28

【速報】タマネギとジャガイモが高値に…農水省が7月の野菜価格見通し発表 ブロッコリー・レタス安値に

農林水産省が、28日に公表した7月の野菜の価格見通しによると、主要野菜15品目のうち、タマネギとジャガイモが一ヶ月を通して高くなる見通しだと分かった。雨などの悪天候により生育が不足していて、農水省は出荷量が平年より少なくなると予想する。一方、ブロッコリーやレタスは、

米は力だ!「天穂のサクナヒメ」と農林水産省がコラボ、見学デーなどの企画を展開
2024.06.28

米は力だ!「天穂のサクナヒメ」と農林水産省がコラボ、見学デーなどの企画を展開

TVアニメ「天穂のサクナヒメ」と農林水産省とのコラボが決定。今夏さまざまなコラボ企画が展開される。アニメ「天穂のサクナヒメ」は、「米は力だ!」をキャッチコピーにアクションと、日本古来の米づくりを再現したシミュレーション要素が融合した和風アクションRPGが原作。今回のコラボは、農林

金沢に大物クロマグロ続々
2024.06.28

金沢に大物クロマグロ続々

 石川県漁協かなざわ総合市場で27日、能登町沖の定置網で捕獲されたクロマグロ10本が競りに掛けられた。150キロを筆頭に9本が100キロ超で、今季最多の水揚げに、競り人の活気ある掛け声が響いた。 クロマグロは日の出大敷(能登町)の定置網で捕れた。県漁協によると、一つの定置網でまと

焼き、フライでなく刺し身でどうぞ 北海道でホッケ陸上養殖の実験
2024.06.26

焼き、フライでなく刺し身でどうぞ 北海道でホッケ陸上養殖の実験

 焼き、フライ……いえいえ、刺し身でどうぞ。北海道白老町が道内初となる生食用ホッケの陸上養殖の実証実験に乗り出した。ホッケといえば火を通した食べ方が一般的だが、陸上養殖することでアニサキスなどの寄生虫がつく心配がなくなるという。漁業者の増収を図る狙いがあり、3年かけて事業の採算性を検証する。【

佐渡市で200kg級クロマグロ4本が一挙水揚げ 漁師たち歓喜【新潟・佐渡市】
2024.06.26

佐渡市で200kg級クロマグロ4本が一挙水揚げ 漁師たち歓喜【新潟・佐渡市】

大漁に、港が活気づきました。佐渡市で水揚げされたのは〝大型のクロマグロ〟。200kg近い大物が一度に4本あがるのは異例で、漁師からは驚きの声が上がりました。両津湾の定置網にかかった大型のクロマグロ。漁船から運び出す前に、急きょ大きな木箱を作って対応します。つり上げられたのは、20

愛媛県が「養殖サバ」の稚魚の生産に成功!産地化めざし養殖業者に初出荷
2024.06.26

愛媛県が「養殖サバ」の稚魚の生産に成功!産地化めざし養殖業者に初出荷

水産王国えひめが今度は“サバ”で日本一を目指します。県が養殖サバの完全養殖に成功し、きょう初めて稚魚が出荷されました。料理人からも期待が高まっています。けさ、宇和島市にある県水産研究センターでは…水槽の中をものすごい速さで泳ぐ体長およそ8センチの小さな魚。この魚が、今回愛媛県が完

釜石で養殖サクラマス水揚げ 秋サケに代わりブランド化目指す
2024.06.26

釜石で養殖サクラマス水揚げ 秋サケに代わりブランド化目指す

 岩手県釜石市で養殖サクラマスの水揚げが始まった。26日は釜石湾に設置したいけすから体長約60センチ、重さ2~2・5キロに育った約11トンが魚市場に入荷した。2020年に試験養殖が始まり、22年に地元水産会社が事業化した。今季は7月10日ごろまでの予定で、昨季比25%増しの200トンが見込まれ

館山で全国ふぐ連盟が総会 水産大学校教授の記念講演も(千葉県)
2024.06.26

館山で全国ふぐ連盟が総会 水産大学校教授の記念講演も(千葉県)

フグの安全で継続的な食利用に関する活動をする、一般社団法人全国ふぐ連盟(亀井一洋会長)の定時総会が24日、館山市八幡の「夕日海岸昇鶴」で開催された。約50人が昨年度の事業や収支報告、今年度の事業計画などについて協議した他、東京湾でとれる天然トラフグの資源状態について、大学校教授の記念講演を行い

クロマグロ漁獲枠2.3倍に 資源回復踏まえ水産庁提案
2024.06.25

クロマグロ漁獲枠2.3倍に 資源回復踏まえ水産庁提案

 水産庁は25日、太平洋クロマグロの漁獲枠を協議する7月の国際会議に向け、30キロ以上の大型魚の漁獲枠について、全体で現行の約2.3倍に拡大するよう求める提案を行ったと発表した。 資源量の回復などを踏まえたとしている。ただ、大幅な増枠となり、厳しい協議が予想される。

「焼き魚」のイメージ覆るかも 白老町でホッケの「陸上養殖」実証実験始まる 江別では温泉水でフグ
2024.06.25

「焼き魚」のイメージ覆るかも 白老町でホッケの「陸上養殖」実証実験始まる 江別では温泉水でフグ

ホッケといえば焼き魚が定番ですが、その常識を覆すかもしれません。25日、北海道の白老町で「陸上養殖」の実証実験が始まりました。きつね色の香ばしい皮に、脂がのったホクホクの身が美味しいホッケ。このように焼いて食べるのが一般的ですが…坂詰怜記者)「珍しいホ

大型マグロ2.31倍増枠を 水産庁提案、7月国際会議
2024.06.25

大型マグロ2.31倍増枠を 水産庁提案、7月国際会議

 水産庁は25日、太平洋クロマグロの資源管理を話し合う7月の国際会議に向け、大型魚の漁獲枠を2.31倍に増やすことを提案したと発表した。資源への影響が大きい小型魚は30%増とした。資源量が回復傾向にあることを踏まえた提案で、実現すれば日本の枠も増える見通しだ。 全体の増枠幅は大型

山形のご当地サーモン「ニジサクラ」逆流乗り切れるか 養殖に時間とコストかかり出荷低迷
2024.06.25

山形のご当地サーモン「ニジサクラ」逆流乗り切れるか 養殖に時間とコストかかり出荷低迷

 山形県は、昨年本格デビューした初の県産サーモン「ニジサクラ」の生産と消費の拡大に本腰を入れる。程よい脂の乗りを楽しめるが、成長に時間がかかるため養殖コストが課題。期待の「ご当地サーモン」が逆流を乗り切れるよう、知名度向上を目指す。(山形総局・原口靖志)[ニジサクラ]山形県内水面

台湾の大学生が水産業を通じて地域を学ぶ「ぎょしょく教育」を視察 愛媛・愛南町
2024.06.25

台湾の大学生が水産業を通じて地域を学ぶ「ぎょしょく教育」を視察 愛媛・愛南町

今月17日から愛媛県内の教育現場で研修を行っている台湾の大学生たちが、愛南町を訪れ、地域独自の教育について学びました。研修を行っているのは、愛媛大学のプログラムに参加している台湾の国立清華大学の大学生で24日は愛南町の城辺小学校で行われた2年生の「ぎょしょく教育」を視察しました。

コイ約60万匹大量死…コイヘルペスウイルス、確定診断は「陰性」原因調査続く 福島・猪苗代町
2024.06.25

コイ約60万匹大量死…コイヘルペスウイルス、確定診断は「陰性」原因調査続く 福島・猪苗代町

福島県猪苗代町にある県の水産試験場で、コイおよそ60万匹が死んでいるのが見つかり、コイヘルペスウイルスへの感染が疑われた問題で、国の研究所の検査の結果、陰性だったことがわかりました。猪苗代町にある県内水面水産試験場で、6月14日から18日にかけて、池で飼育していたコイ111匹と、

ついに「近大マグロ」より味もコスパも良いマグロが登場か…養殖魚の大学間開発競争と「愛媛大スマ」の実力
2024.06.25

ついに「近大マグロ」より味もコスパも良いマグロが登場か…養殖魚の大学間開発競争と「愛媛大スマ」の実力

養殖マグロといえば近畿大学の近大マグロが有名だが、エサ代がかかる、出荷まで3年かかるなど、課題もある。経済学者として水産業を分析する山下東子さんは「愛媛大が完全養殖に成功したマグロの一種スマは、出荷まで8カ月。味はクロマグロに似ておりトロ風味。しかも養殖で魚を選抜することで味を改良できる。ここ

志摩・波切漁港にUFOに似た形をした大量の物体 磯焼き問題解消へ
2024.06.24

志摩・波切漁港にUFOに似た形をした大量の物体 磯焼き問題解消へ

 6月24日は、1947年に米国内で初めてUFOが目撃された日として「UFO記念日」と制定されているが、志摩の波切(なきり)漁港の一角で、UFOに似た形をした物体が大量に生産されている。(伊勢志摩経済新聞) 物体は六角形の錐(すい)台で、下部の一辺は約2.6メートル、上部の一辺は

「2連覇できたこと、とてもうれしく思います」全日本ローイング選手権 男子シングルスカルで宇和島水産高校出身・西村光生選手が優勝
2024.06.24

「2連覇できたこと、とてもうれしく思います」全日本ローイング選手権 男子シングルスカルで宇和島水産高校出身・西村光生選手が優勝

都内で開催されたボート競技=ローイングの全日本選手権の男子シングルスカルで、宇和島水産高校出身の西村光生選手が2連覇を達成しました。全日本ローイング選手権は大会最終日の23日、決勝などが行われ、男子シングルスカルに宇和島水産高校出身でアイリスオーヤマの西村光生選手が登場。

商業捕鯨再開から5年、クジラを巡る新たな動き 73年ぶりの新捕鯨母船も
2024.06.24

商業捕鯨再開から5年、クジラを巡る新たな動き 73年ぶりの新捕鯨母船も

 食卓でのなじみが薄れつつあるクジラ。日本は2019年に商業捕鯨を再開し、ここへきてクジラを巡る新たな動きが出てきた。水産庁が捕獲枠を新設する方針を示し、大幅に増産の見通しとなったほか、73年ぶりに建造された国産の新たな大型捕鯨母船が操業した。(時事通信水産部長 川本大吾)◆ナガ

鳥インフル、清浄化宣言 農水省、10県で発生
2024.06.24

鳥インフル、清浄化宣言 農水省、10県で発生

 農林水産省は24日、昨年11月から国内の養鶏場などで発生していた鳥インフルエンザについて、ウイルスが国内農場からなくなったことを意味する「清浄化宣言」が国際機関のウェブサイトに掲載されたと発表した。 昨年11月に佐賀県鹿島市の養鶏場で発生して以降、感染は10県に広がり、約85万