コイ約60万匹大量死…コイヘルペスウイルス、確定診断は「陰性」原因調査続く 福島・猪苗代町
福島県猪苗代町にある県の水産試験場で、コイおよそ60万匹が死に、コイヘルペスウイルス感染が疑われていたが、国の研究所の検査で陰性が確認された。
猪苗代町の水面水産試験場でコイ111匹が死亡し、ふ化した60万匹のコイも死んだ。生き残ったコイを調査した結果、コイヘルペスウイルスは陽性と判定されたが、後に全てのコイが陰性と判定された。
県は引き続き死因を調査し、焼却処分や池の消毒作業を進める方針。
福島県猪苗代町にある県の水産試験場で、コイおよそ60万匹が死んでいるのが見つかり、コイヘルペスウイルスへの感染が疑われた問題で、国の研究所の検査の結果、陰性だったことがわかりました。
猪苗代町にある県内水面水産試験場で、6月14日から18日にかけて、池で飼育していたコイ111匹と、ふ化したばかりのコイおよそ60万匹が死にました。
県が生き残ったコイ4匹を調べたところ、1匹がコイヘルペスウイルスの陽性と判定され、国の研究所が詳しく調べていました。その結果、24日に4匹すべてが「陰性」と判定されました。
県は引き続きコイが死んだ原因を調べ、死んだコイの焼却処分や池の消毒作業を進めることにしています。