# 気象学

15~16日 西・東日本の太平洋側ほど大雨の恐れ 梅雨入り早ければ土曜の可能性も
2024.06.11

15~16日 西・東日本の太平洋側ほど大雨の恐れ 梅雨入り早ければ土曜の可能性も

14日(金)にかけて梅雨前線の北上はなく、広く晴れて厳しい暑さに注意。今週末は西から梅雨前線が北上傾向に。15日(土)から16日(日)は、西日本から東日本の太平洋側で大雨となる恐れも。平年より遅れている今年の梅雨入りは、早ければ今週15日(土)となる可能性もあります。今年の梅雨入

まるで「ガラスの天板」…あまりにも「予想外」過ぎた「台風」の「真実の姿」
2024.06.11

まるで「ガラスの天板」…あまりにも「予想外」過ぎた「台風」の「真実の姿」

----------「謎解き・海洋と大気の物理」、「謎解き・津波と波浪の物理」で知られるサイエンスライター保坂直紀氏による『地球規模の気象学』。風、雲、雨、雪、台風、寒波……。すべての気象現象は大気が動くことで起こる。その原動力は、太陽から降り注ぐ巨大なエネルギーだ

じつは暑い「赤道直下」ではなく、地球の緯度30度前後に「砂漠が集中」している「意外すぎる理由」
2024.06.10

じつは暑い「赤道直下」ではなく、地球の緯度30度前後に「砂漠が集中」している「意外すぎる理由」

----------「謎解き・海洋と大気の物理」、「謎解き・津波と波浪の物理」で知られるサイエンスライター保坂直紀氏による『地球規模の気象学』。風、雲、雨、雪、台風、寒波……。すべての気象現象は大気が動くことで起こる。その原動力は、太陽から降り注ぐ巨大なエネルギーだ

これ以上は、もう無理…限界まで成長しきった雲でわかる「大気の境」。なんと「成層圏まで飛び出す」“やんちゃ”もいた
2024.06.08

これ以上は、もう無理…限界まで成長しきった雲でわかる「大気の境」。なんと「成層圏まで飛び出す」“やんちゃ”もいた

 6月8日は、フランスの気象学者であるレオン・ティスラン・ド・ボール(Leon Philippe Teisserenc de Bort、1855~1913))によって、「成層圏」が発見された日とされています。この成層圏の下限は、「かなとこ雲」を見ると、一目でわかる、ということを前回の記事でご紹

地球の大気の外は「いきなり宇宙」じゃない…なんと、120年以上前に「気球で発見」された高層の大気
2024.06.07

地球の大気の外は「いきなり宇宙」じゃない…なんと、120年以上前に「気球で発見」された高層の大気

 地球の大気に層があり、そのうちの一つに「成層圏」という層があることをご存知の方は多いと思います。成層とは、物質が層を成し、混ざり合わず、層状に分かれている状態を言います。鉛直方向の大気の対流が起こらない温度構造であり、上下の空気の混合がないと考えられたことからこの名がつきました。

東海地方 今日5日は真夏日の所も 次に広く雨が降るのは?梅雨入りは
2024.06.05

東海地方 今日5日は真夏日の所も 次に広く雨が降るのは?梅雨入りは

今日5日の東海地方は、朝からスッキリと晴れている所が多くなっています。午後は更に気温が上がり、名古屋や内陸部では最高気温30℃以上の真夏日が予想されます。熱中症に注意してください。この先、広く雨が降るのは10日(月)頃になりそうです。8日(土)にかけて、前線は本州から離れた所に停

温暖化進む日本は居住可能? 100人超の研究者が初会合
2024.06.02

温暖化進む日本は居住可能? 100人超の研究者が初会合

 温暖化の影響を受ける日本に住み続けることは可能なのか?100人を超える研究者が、観測や研究を行うプロジェクトの初めての会合がありました。 日本周辺の海域では、温暖化の影響によって、赤道付近から黒潮で運ばれる熱量が増加しています。その結果、ほかの海域に比べ約2倍の速さで海水温が上

「台風2号」 気象庁の予想進路は? アメリカ・ヨーロッパの予想は? 日本への影響は? 再び変わった低気圧が沖縄付近に進む可能性も
2024.06.01

「台風2号」 気象庁の予想進路は? アメリカ・ヨーロッパの予想は? 日本への影響は? 再び変わった低気圧が沖縄付近に進む可能性も

きのう午後に南シナ海で発生した「台風2号」は華南を北に進んでいます。気象庁によりますと、台風2号は1日12時、華南の北緯22度10分 (22.2度)東経111度40分 (111.7度)にあって、北へ15 km/hの速さで進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の

「台風2号」発生 梅雨前線刺激で大雨おそれ 関東・東北も寒冷渦で来週雨に 雨・風シミュレーション6月1日(土)~6月5日(水)【台風情報2024】(31日午後7時更新)
2024.05.31

「台風2号」発生 梅雨前線刺激で大雨おそれ 関東・東北も寒冷渦で来週雨に 雨・風シミュレーション6月1日(土)~6月5日(水)【台風情報2024】(31日午後7時更新)

南シナ海の熱帯低気圧が台風2号になりました。台風2号の影響で沖縄など南西諸島を中心に雨が強まる予想です。また、寒気をともなった低気圧の影響で、東北や関東など東日本でも2日から4日ごろを中心に大雨のおそれがあります。6月1日(土)~6月5日(水)雨・風シミュレーションは画像で掲載し

「ブルーモーメント」6話、平岩紙“上野”親子の関係を山下智久“晴原”がフォロー…「すごく良かった」「素敵」の声上がる
2024.05.30

「ブルーモーメント」6話、平岩紙“上野”親子の関係を山下智久“晴原”がフォロー…「すごく良かった」「素敵」の声上がる

山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の6話が、5月29日に放送。晴原がSDM優先で複雑になりかけていた上野親子の関係をフォローする展開に、「すごく良かった」「素敵」などの声が上がっている。山下智久が主演を務める本作は、気象学の天才が冷静な分析で命を救う物語。SDMの

29日(水)の天気 本州付近は晴れ間戻って気温上昇 広く夏日に 強い台風1号は夕方 大東島地方に最接近へ
2024.05.29

29日(水)の天気 本州付近は晴れ間戻って気温上昇 広く夏日に 強い台風1号は夕方 大東島地方に最接近へ

 きのう28日(火)、西日本を中心に大雨をもたらした低気圧や前線の雨雲は東の海上に抜けつつあり、きょう29日(水)は、広く天気が回復する見込み。日中は晴れ間の広がる所が多く、晴れる地域では暑くなりそうだ。 一方、強い台風1号は、きょう夕方、沖縄の大東島地方に最も接近し、その後、3

【台風情報最新】強い「台風1号」北上し日本へ…南大東島方面に接近し本州の南海上を通過見込み 進路次第では関東南部に接近の可能性も【雨・風最新シミュレーション】
2024.05.28

【台風情報最新】強い「台風1号」北上し日本へ…南大東島方面に接近し本州の南海上を通過見込み 進路次第では関東南部に接近の可能性も【雨・風最新シミュレーション】

強い勢力の「台風1号」は強い勢力の「台風1号」は28日午前3時時点で、フィリピンの東海上にあり、北東に進んでいます。今後、南大東島方面、本州の南海上へ進む見込みです。気象庁によりますと、28日午前3時時点で、「台風1号」はフィリピンの東海上を時速15キロの速さで北東に進んでいると

予測不可能な航空機の「乱気流」事故、航空会社の遭遇は増加、数十年で3倍の可能性も【外電】
2024.05.27

予測不可能な航空機の「乱気流」事故、航空会社の遭遇は増加、数十年で3倍の可能性も【外電】

ロンドン発シンガポール行きのシンガホール航空が乱気流に見舞われ、英国人男性が死亡し、数十人が負傷した事故は、改めて不安定な空気の流れの中を飛行する危険性を浮き彫りにした。乱気流による死亡事故は非常に稀だが、負傷者が出ることは珍しくない。航空会社からの乱気流遭遇の報告は増加しており

宮崎と鹿児島で線状降水帯の恐れ 気象庁の半日前予測、県単位で初
2024.05.27

宮崎と鹿児島で線状降水帯の恐れ 気象庁の半日前予測、県単位で初

 非常に激しい雨が同じ場所で降り続く線状降水帯が27日夜から28日日中にかけて、宮崎と鹿児島(奄美地方をのぞく)の両県で発生する可能性があると、気象庁が27日午前に発表した。県単位での発表は初。集中的な豪雨となって災害の危険度が急激に高まる恐れがある。 同庁によると、西日本の太平

【台風最新情報】「台風1号」今後の進路はどうなるの?28日に沖縄・南大東島方面へ接近…30日~31日に日本の南海上を通過か【雨・風の最新シミュレーション】
2024.05.26

【台風最新情報】「台風1号」今後の進路はどうなるの?28日に沖縄・南大東島方面へ接近…30日~31日に日本の南海上を通過か【雨・風の最新シミュレーション】

フィリピンで熱帯低気圧が台風に変わり、「台風1号」が発生しました。今年初めての台風発生となります。今後、進路を東寄りに変えて、沖縄、本州の南海上へ進む見込みです。気象庁によりますと、26日午後3時時点で、フィリピンにある「台風1号」は台風はゆっくりした速さで北北東へ進んでいて、中

台風1号発生へ 29日には強い勢力で沖縄の南へ…九州は接近前から大雨に 雨・風シミュレーション26日(日)~29日(水)【台風情報2024最新】25日午前更新
2024.05.25

台風1号発生へ 29日には強い勢力で沖縄の南へ…九州は接近前から大雨に 雨・風シミュレーション26日(日)~29日(水)【台風情報2024最新】25日午前更新

フィリピンの東にある熱帯低気圧は、25日午前6時現在、フィリピンにあって、中心気圧は1004hPa、1時間に30キロの速さで北西に進んでいます。25日(土)午後6時までに台風に発達する見込みです。雨・風シミュレーションでは、来週は九州から本州付近に発達した雨雲がかかり、大雨の可能

雲を見つめ、気候変動予測を精緻に 日欧衛星「はくりゅう」打ち上げへ
2024.05.24

雲を見つめ、気候変動予測を精緻に 日欧衛星「はくりゅう」打ち上げへ

 気候変動予測の精緻化を目指す日欧共同開発の観測衛星「はくりゅう(アースケア)」が、月内にも打ち上げられる。大気中の雲粒や微粒子の様子、雲の立体構造や仕組みを、搭載する4つの観測機器を連携させて解き明かす。日本はこのうち、雲の詳しい立体構造を調べるレーダーを開発した。世界初の、雲粒や雨粒の垂直

【台風情報】熱帯低気圧が24日午後9時までに“台風1号”に発達か…28日9時に「強い勢力」で沖縄の南にある進路予想(24日午前10時10分気象庁発表)
2024.05.24

【台風情報】熱帯低気圧が24日午後9時までに“台風1号”に発達か…28日9時に「強い勢力」で沖縄の南にある進路予想(24日午前10時10分気象庁発表)

23日フィリピンの東で発生した熱帯低気圧は、24日午前9時の時点でフィリピンのミンダナオ島の東にあり、24日午後9時までに台風に発達する見込みです。台風となれば2024年の台風としては第1号となります。熱帯低気圧はこのあと、発達しながら北西に進み、27日ごろに進路を東寄りに変えて日本の南に進む

「台風1号」発生へ “台風のたまご”の熱帯低気圧が発達しながらフィリピンの東に 前線が活発化し大雨の恐れも(24日午前6時現在・最新情報)
2024.05.24

「台風1号」発生へ “台風のたまご”の熱帯低気圧が発達しながらフィリピンの東に 前線が活発化し大雨の恐れも(24日午前6時現在・最新情報)

23日に西太平洋のカロリン諸島近海で発生した熱帯低気圧は発達しながらフィリピン・ミンダナオ島の東へと進み、24日午前6時現在、時速25kmで北西へと進んでいます。その後はフィリピンの東を北上する見込みで、気象庁の予想によりますと週明け28日(火)には沖縄・八重山地方や宮古島地方の

山陰の昨夏の大雨、平年より4度高い日本海の水温が原因か…台風から流れ込んだ空気に大量の水蒸気
2024.05.22

山陰の昨夏の大雨、平年より4度高い日本海の水温が原因か…台風から流れ込んだ空気に大量の水蒸気

 昨年8月に鳥取市に大雨特別警報が出た台風7号による大雨について、日本海の海面水温が平年より高かったため、総雨量が多くなった可能性を示す分析成果を、気象庁気象研究所のチームがまとめた。山陰地方では今夏も台風接近に伴う大雨が懸念されるといい、チームは22日、オンライン開催される日本気象学会で発表