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「台風2号」 気象庁の予想進路は? アメリカ・ヨーロッパの予想は? 日本への影響は? 再び変わった低気圧が沖縄付近に進む可能性も
南シナ海で発生した台風2号が華南を北に進んでいる。
台風2号は熱帯低気圧に変わり、華南付近を通過し、沖縄地方に影響を与える可能性がある。
気象庁やアメリカ、ヨーロッパの予想によると、台風は熱帯低気圧に戻った後も影響が残る可能性がある。
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きのう午後に南シナ海で発生した「台風2号」は華南を北に進んでいます。
気象庁によりますと、台風2号は1日12時、華南の北緯22度10分 (22.2度)東経111度40分 (111.7度)にあって、北へ15 km/hの速さで進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。
台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、2日0時には華南の北緯24度00分 (24.0度)東経113度55分 (113.9度)にあって、北東へ25 km/hの速さで進む見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカルが予想されます。
2日12時には華南の北緯25度10分 (25.2度)東経116度05分 (116.1度)にあって、東北東へ25 km/hの速さで進む見込みです。中心の気圧は1006ヘクトパスカルが予想されます。
続いては、石川気象予報士の解説です。
石川博康 気象予報士
「台風はこの後、発達することなく、2日の午前0時には熱帯低気圧に戻る見込みです。
アメリカやヨーロッパによる予想を見ると、香港付近に台風を表す円状の等圧線が確認できるものもありますが、2日には円状の等圧線は不明瞭になります。
ただ台風から再び変わった低気圧が今後、沖縄付近に進む可能性もあります。
台風だった低気圧から暖かく湿った空気が流れ込んで沖縄地方では警報級の大雨となる恐れがありますので、今後の気象情報にチェックするようにしてください」