# 歴史・文化

青年力士、勇壮「胸たたき」 諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲 長野県
2024.09.16

青年力士、勇壮「胸たたき」 諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲 長野県

 長野県無形民俗文化財「諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲」が15日、諏訪大社上社本宮(諏訪市中洲)の斎庭で行われた。十五夜祭相撲を受け継ぐ地元神宮寺区の青年力士11人が、古式ゆかしい相撲踊りを奉納。静寂に包まれる中、全国で唯一継承されているという「胸たたき」(関西甚句)などを披露した。神事に続いて

武甲山の植物群落「未調査」問題 保護に対する町のスタンスは?
2024.09.16

武甲山の植物群落「未調査」問題 保護に対する町のスタンスは?

 武甲山にある国指定天然記念物の石灰岩地特殊植物群落について、埼玉県横瀬町が指定地の現地調査を40年以上実施していない問題で、町はその理由を「立ち入ることが環境負荷を与えるから」と説明している。一方、群落の代表的植物のチチブイワザクラを守るには「(指定地内の)環境整備が必要」と植物学者が提言し

国の名勝「雪舟庭園」が長期休園 背景に“平家の子孫”骨肉の争い
2024.09.16

国の名勝「雪舟庭園」が長期休園 背景に“平家の子孫”骨肉の争い

 「画聖」と称される室町時代の水墨画家、雪舟(せっしゅう)(1420~1506年?)が築庭したとされ、国の名勝にも指定されている庭園が、4年近く休園したままになっている。背景にあるのは、長年にわたり庭園を受け継いできた“平家の子孫”とされる名家の「親族間紛争」だ。文化庁によると、身内のいさかい

スギの大木を曳いて「足がガクガク」 力を合わせた「御柱祭」は子どもたちの思い出に
2024.09.16

スギの大木を曳いて「足がガクガク」 力を合わせた「御柱祭」は子どもたちの思い出に

 長野県上田市真田町長の山家(やまが)神社で15日、集落から同社境内まで大木を曳(ひ)く「御柱祭」が開かれた。コロナ禍で地域の祭りが中止されたのを受け、40代を中心とした住民有志らが、子どもたちの思い出に残る行事をしよう―と2022年に始めた催し。4年かけて4本の御柱を境内に立てる予定で、今年

【今日は何の日:9月16日】2018年、日本の音楽シーンをリードしてきたあの歌姫が引退。時代の変わり目を象徴
2024.09.16

【今日は何の日:9月16日】2018年、日本の音楽シーンをリードしてきたあの歌姫が引退。時代の変わり目を象徴

2009(平成21)年 民主党の鳩山由紀夫代表が第93代内閣総理大臣に選出され、民主、社民、国民新の3党連立内閣が成立。1994年の羽田孜内閣以来、15年ぶりの非自民系の連立政権。1954(昭和29)年 日本中央競馬会(JRA)が発足。1985(昭和60)年 同年3

茶娘姿で茶摘み体験 島田・茶の都ミュージアム
2024.09.16

茶娘姿で茶摘み体験 島田・茶の都ミュージアム

 島田市のふじのくに茶の都ミュージアムは14日、茶娘衣装を着て茶摘みを体験するイベントを同所で開催した。6月から開催中の企画展「茶摘みの移り変わり」の関連イベント。 参加者約20人は金谷茶まつり保存振興会の会員に教わりながら着付けに挑戦。手ぬぐいを頭に巻き、金谷地区に伝わる井桁模

22種の日本髪披露 「島田髷まつり」開催 手踊りあでやかに
2024.09.16

22種の日本髪披露 「島田髷まつり」開催 手踊りあでやかに

 「第66回島田髷(まげ)まつり」(実行委主催)が15日、島田市内で開催された。美しく髪を結い上げた髷娘がおそろいの浴衣に身を包み、あでやかな手踊りを各地で披露した。 静岡県内外から参加した髷娘48人が「乙女島田」「奴島田」など22種類の日本髪に、色とりどりの髪飾りや髪形が書かれ

NHK「紫式部のスマホ」が「リアル」と話題!枕草子の斬新なギャル語訳、紫式部の裏アカ、ZOOM会議…
2024.09.16

NHK「紫式部のスマホ」が「リアル」と話題!枕草子の斬新なギャル語訳、紫式部の裏アカ、ZOOM会議…

 「もしも歴史上の偉人がスマホを持っていたら?」の設定と全編スマホ画面のみの演出が反響を呼んだNHKのミニSF時代劇シリーズの第5弾「紫式部のスマホ」(月~木曜後11・45~11・50、全8話、総合テレビ)が9日にスタート。「枕草子」のギャル語訳や紫式部の裏アカなど、現代風の設定が話題だ。

秋の訪れを告げる「城端むぎや祭」 富山・南砺市
2024.09.16

秋の訪れを告げる「城端むぎや祭」 富山・南砺市

越中の小京都と呼ばれる富山県南砺市の城端で、秋の訪れを告げるむぎや祭が開かれました。 「城端むぎや祭」は、富山県を代表する民謡「むぎや節」に合わせて町中で踊りを繰り広げるものです。 むぎや節は壇の浦の戦いに敗れた平家の落人が、南砺市の五箇山にたどり着き、都での栄華を

《上皇さまが支払われた相続税は約4億3000万円》宮内庁侍従に筋金入りの「資産運用のプロ」が着任 「皇室の相続」という難題に取り組む
2024.09.16

《上皇さまが支払われた相続税は約4億3000万円》宮内庁侍従に筋金入りの「資産運用のプロ」が着任 「皇室の相続」という難題に取り組む

 約18億7000万円──これは、昭和天皇の崩御後に明らかになった課税遺産額だ。上皇さまは、昭和天皇の皇后だった香淳皇后と、その遺産を2で割った約9億円を相続。相続税として約4億3000万円という大金を納められた。 私たちの身近にある相続の悩みは、皇室の方々にとっても無縁ではなく

展示作品に「オッパ、愛してる」…「非常識すぎる」怒り呼んだハングルの落書き=韓国
2024.09.16

展示作品に「オッパ、愛してる」…「非常識すぎる」怒り呼んだハングルの落書き=韓国

韓国旅行と文化に対するコンテンツを扱っているオランダ出身の外国人ユーチューバーがソウルで展示会を開催したが、作品が落書きで毀損される事件が起きた。ユーチューブ(YouTube)チャンネル「iGoBart」運営者のバートさんは15日、インスタグラムを通じて、展示中の自身の作品が毀損

松平健、初の朝ドラで“ギャル以上”に派手な格好 橋本環奈のギャル姿「びっくりするくらいかわいい」
2024.09.16

松平健、初の朝ドラで“ギャル以上”に派手な格好 橋本環奈のギャル姿「びっくりするくらいかわいい」

 連続テレビ小説「おむすび」(NHK総合で9月30日スタート・月~土、午前8時~ほか)にヒロインの祖父役で出演する松平健が、主人公・米田結(よねだ・ゆい)を演じる橋本環奈のギャルメイク姿を紹介するメッセージ動画が、公式SNSなどで公開された。 「おむすび」は、福岡・神戸・大阪を舞

透明な海やホエールウォッチング 島の魅力を世界に発信するアニメ制作へ 「宇宙戦艦ヤマト」の漫画家・白土さんらが協力 沖縄・渡嘉敷島
2024.09.16

透明な海やホエールウォッチング 島の魅力を世界に発信するアニメ制作へ 「宇宙戦艦ヤマト」の漫画家・白土さんらが協力 沖縄・渡嘉敷島

 沖縄県の渡嘉敷村観光協会(國吉真之助会長)が、島の豊かな自然を世界に発信するアニメの制作に着手する。初めての取り組みで、あらすじやキャラクターのデザイン、作画、アテレコなどに村民の参加を呼びかけている。17日午後6時半から村中央公民館2階で説明会を開く。(南部報道部・国吉聡志)

犬は冥界への案内人? 北イタリアの約4,000年前の墓地から、馬や犬の骨が出土
2024.09.16

犬は冥界への案内人? 北イタリアの約4,000年前の墓地から、馬や犬の骨が出土

古代ローマ時代に冶金産業の中心地として栄えた北イタリアのヴェローナに近いとある地域から、紀元前3~1世紀のものと見られる広大な埋葬地が発見された。この埋葬地は、古代ローマ時代の遺跡のさらに深い地中に広がっており、地中に穴を掘ってその縁を石で囲っただけのシンプルな構造。埋葬されていた遺体は161

橋本環奈 NHK朝ドラ『おむすび』の衝撃ギャル姿を公開 祖父役・松平健「私もギャル以上に…」
2024.09.16

橋本環奈 NHK朝ドラ『おむすび』の衝撃ギャル姿を公開 祖父役・松平健「私もギャル以上に…」

 今月30日から放送される連続テレビ小説「おむすび」で、女優・橋本環奈(25)が演じるヒロイン・米田結の〝200%ギャルビジュアル〟が公開された。 同作は「目には見えない大切なもの(縁・時代・人)」を次々と結んでいく平成青春グラフィティで、ギャル文化も1つのテーマとなっている。<

「これでいいと思ったら噺は死ぬ」落語家・柳家花緑さんが明かす芸の道標、師匠としての覚悟
2024.09.16

「これでいいと思ったら噺は死ぬ」落語家・柳家花緑さんが明かす芸の道標、師匠としての覚悟

 先月12日に80歳で死去した著述家松岡正剛さんが深く関わり、滋賀の潜在力を多角的に掘り起こすプロジェクト「近江ARS(アルス)」のイベントが大津市大石龍門4丁目の和菓子メーカー叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)・寿長生(すない)の郷で開かれ、県内外からの参加者約50人が、湖国の歴史文化や新たな

全国の袋ラーメン一堂に 富山県南砺市で「まちなみアート」最終日、旧井波駅の歩みも紹介
2024.09.16

全国の袋ラーメン一堂に 富山県南砺市で「まちなみアート」最終日、旧井波駅の歩みも紹介

タイの料理や雑貨などを紹介する「タイフェス南砺」が15日、南砺市北川(井波)の道の駅いなみ木彫りの里創遊館で開かれた。県内のタイにまつわる専門店でつくる実行委員...

597人のうち466人が死んだ…村を丸ごと破壊した「浅間山の大噴火」のおぞましき威力
2024.09.16

597人のうち466人が死んだ…村を丸ごと破壊した「浅間山の大噴火」のおぞましき威力

〈火口から約四キロ、標高差一一〇〇メートルおりた所で、毎秒一〇〇メートルから一五〇メートルあったろうと推定される火砕流が、途中の土砂・岩石などをも巻き込みながら、量と勢いをまして、あっという間に鎌原村を襲い……〉これは、学習院大学名誉教授で近世史の研究者である大石慎三郎氏による『

タージマハルの庭園がまるで池に…大雨で浸水・漏水被害=インド
2024.09.16

タージマハルの庭園がまるで池に…大雨で浸水・漏水被害=インド

インドの代表的な文化遺跡タージマハルの庭園の一部がモンスーン(雨季)の大雨で浸水した。構造物の一部である大理石ドームでは微細な漏水も発生した。15日(現地時間)、現地メディアやEFE通信によると、インド遺跡管理機関のインド考古学研究所(ASI)のラジ・クマール・パテル局長は14日

多くの人が絶対知らない、「硫黄島遺骨収集団員」ってどんな毎日を過ごしているのか?
2024.09.16

多くの人が絶対知らない、「硫黄島遺骨収集団員」ってどんな毎日を過ごしているのか?

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が12刷決定と話題だ。ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱意に