# 戦争記念

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市
2024.06.22

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市

  1945年6月22日に起きた各務原空襲の悲惨さを伝えるパネル展が22日から岐阜県の各務原市役所で開かれています。  このパネル展は各務原市と岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)が戦争の悲惨さを後世に伝えようと開いたものです。  各務原市は各務原空襲があった6月22日を

慰霊の日前夜、空に平和の光 20万人超の沖縄戦戦没者らを追悼
2024.06.22

慰霊の日前夜、空に平和の光 20万人超の沖縄戦戦没者らを追悼

 沖縄は23日、日米の軍民約20万人余の沖縄戦戦没者らを悼む「慰霊の日」を迎える。沖縄本島南端の沖縄県平和祈念公園(糸満市)では22日夜、平和への願いを込めたサーチライトが夜空に照射された。 太平洋戦争末期の1945年3月26日から約3カ月間、沖縄本島を中心に地上戦が行われた。戦

「戦争とは何か」伝え続け30年 基地の目前に立つ佐喜真美術館 沖縄慰霊の日
2024.06.22

「戦争とは何か」伝え続け30年 基地の目前に立つ佐喜真美術館 沖縄慰霊の日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の目の前にある佐喜真美術館が、戦後79年となる今年、開館から30年を迎える。 戦争をテーマにした絵画や版画を中心に展示し、「戦争とは何か」を伝え続けてきた佐喜真道夫館長(78)は23日の沖縄慰霊の日を前に、「戦争と人間を深く感じ取り考える場とし

「平和の火」 慰霊の日に灯らず 大雨影響で点火設備が故障 沖縄・糸満市
2024.06.22

「平和の火」 慰霊の日に灯らず 大雨影響で点火設備が故障 沖縄・糸満市

 沖縄県は21日、糸満市摩文仁の県平和祈念公園内に設置されている「平和の火」が、23日の「慰霊の日」に灯らないと発表した。12日から13日にかけての大雨で浸水し、点火設備が故障。復旧に取り組んでいるが、点火できない状況が続いている。23日には沖縄全戦没者追悼式が営まれるが、復旧する見込みは立っ

名護博物館で「やんばるの沖縄戦」 慰霊の日に合わせて
2024.06.21

名護博物館で「やんばるの沖縄戦」 慰霊の日に合わせて

 企画展「名護・やんばるの沖縄戦~ものからたどる沖縄戦『あのとき、私たちのまちは戦場だった』~」が6月17日、名護博物館(名護市大中4、TEL 0980‐54‐8875)で始まった。(やんばる経済新聞) 6月23日の「慰霊の日」に合わせて開く同展。沖縄本島北部地域での沖縄戦をまと

首相、23日に沖縄訪問へ 「慰霊の日」戦没者追悼式に出席
2024.06.21

首相、23日に沖縄訪問へ 「慰霊の日」戦没者追悼式に出席

 政府は21日、岸田文雄首相が23日に沖縄県を訪問すると発表した。糸満市の平和祈念公園で営まれる沖縄全戦没者追悼式に出席し、あいさつする。 6月23日は1945年に太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結した日とされ、犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」となっている。

戦争に動員された学徒など慰める「暁の塔」 児童が慰霊碑を清掃 石垣市
2024.06.20

戦争に動員された学徒など慰める「暁の塔」 児童が慰霊碑を清掃 石垣市

79年前の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の慰霊の日を前に、石垣市の小学生が沖縄戦の犠牲者の御霊を慰めるために建立された慰霊碑を清掃しました。慰霊碑を清掃したのは、石垣市立川原小学校の児童29人で、児童らは学校の近くにある「暁(あかつき)の塔」を清掃

「伝えていくのが生き残りの使命」沖縄戦当時の学徒が追悼式で不戦の誓い新たに
2024.06.19

「伝えていくのが生き残りの使命」沖縄戦当時の学徒が追悼式で不戦の誓い新たに

沖縄戦に動員された県内21校の元学徒らでつくる「元全学徒の会」が那覇市で追悼式を開き、不戦の誓いを新たにしました。元全学徒の会・與座章健共同代表「沖縄戦の風化が懸念され、元学徒も余命幾ばくか知る由もありませんが、いかなる戦争であれ阻止しなければなりません」<

石蔵は焼夷弾の猛火に包まれた。力の限り打ち鳴らされた半鐘は孫に伝わる…「戦争はむごい」。赤黒く焼けた石塀は今も、物言わず語る〈鹿児島大空襲79年〉#語り継ぐ爪痕
2024.06.16

石蔵は焼夷弾の猛火に包まれた。力の限り打ち鳴らされた半鐘は孫に伝わる…「戦争はむごい」。赤黒く焼けた石塀は今も、物言わず語る〈鹿児島大空襲79年〉#語り継ぐ爪痕

 高層ビルが周囲に立ち並ぶ「みずほ温泉」(鹿児島市上荒田町)の駐車場に、切り石が積まれた塀がある。赤黒く変色しているのは、鹿児島の街を焼き尽くした大空襲で炎を受けた跡だ。「石がこんな状態になるのだから、生身の人間はひとたまりもない。戦争はむごい」。温泉を営む久保ヒロ子さん(91)は眉をひそめる

「歴史の風化を恐れなければ」 福岡大空襲79年で慰霊祭
2024.06.16

「歴史の風化を恐れなければ」 福岡大空襲79年で慰霊祭

 福岡大空襲から19日で79年となるのを前に、福岡市中央区大手門3の円応寺では16日、戦災死者の八十回忌慰霊祭が営まれた。円応寺のある簀子(すのこ)地区は特に被害が大きく、空襲で176人が犠牲になったとされる。6歳の時に福岡大空襲を体験した寺の三木和信住職(85)は「経験者の高齢化が著しく、歴

沖縄戦司令官ら自決79年慰霊祭 豊見城の旧司令部壕で
2024.06.13

沖縄戦司令官ら自決79年慰霊祭 豊見城の旧司令部壕で

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、県民に特別な配慮を求める電文を海軍次官に送った海軍の大田実司令官ら幹部の自決から79年となった13日、約4千人が命を落としたとされる豊見城市の旧司令部壕で慰霊祭が営まれた。曇り空の下、参加した遺族や関係者ら約150人が鎮魂の祈りをささげた。 大田司令官

「会ったことのない他者を悼むことは出来るのか」スクリーンからの問いかけ 映画「骨を掘る男」
2024.06.11

「会ったことのない他者を悼むことは出来るのか」スクリーンからの問いかけ 映画「骨を掘る男」

沖縄戦の戦没者遺骨を40年以上掘り続ける遺骨収集ボランティア、具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリー映画「骨を掘る男」が、今月22日「慰霊の日」の前日に公開される。具志堅さんを追いかけながら、監督自身が沖縄戦で亡くした大叔母を “慰霊する” 作品だ。公開に先駆けて行われた試写会で

大半が享年20代「平和の礎」朝鮮人463人の名前、読み上げ 沖縄
2024.06.09

大半が享年20代「平和の礎」朝鮮人463人の名前、読み上げ 沖縄

 沖縄戦などの戦没者に思いを寄せる「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い」で8日、朝鮮人の刻銘者463人の民族名が読まれた。 那覇市のなは市民協働プラザに、西原町で韓国語を学ぶ有志や、沖縄に住む韓国人ら10人が集まり、インターネットを通じて韓国の学校の生徒や市民グループのメンバー

米大統領、仏へ出発 ゼレンスキー氏と会談
2024.06.05

米大統領、仏へ出発 ゼレンスキー氏と会談

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は4日、フランス訪問のため、米国を出発した。 フランスでは、第2次世界大戦で戦局の転換点となったノルマンディー上陸作戦から80年を記念する式典などに出席。マクロン仏大統領とも会談する。 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は

沖縄戦など犠牲者の名を刻む「平和の礎」 181人を追加刻銘へ 総数24万2225人に 糸満市摩文仁
2024.05.31

沖縄戦など犠牲者の名を刻む「平和の礎」 181人を追加刻銘へ 総数24万2225人に 糸満市摩文仁

 沖縄県は31日、沖縄戦などで犠牲になった人たちの名前を刻む糸満市摩文仁の「平和の礎」に、ことしは181人を追加刻銘すると発表した。刻銘者の総数は二重刻銘などに伴う削除2人を除き、24万2225人となる。 沖縄県平和・地域外交推進課によると、ことしの追加刻銘者の内訳は県内24人、

横浜大空襲79年 体験者が市内各地で講演 記憶呼び起こし、声詰まらせ
2024.05.29

横浜大空襲79年 体験者が市内各地で講演 記憶呼び起こし、声詰まらせ

 アジア太平洋戦争末期、米軍の無差別爆撃で多くの死者が出た横浜大空襲から79年を迎えた29日、横浜市内の各地で、体験者が講演した。当時の記憶を呼び起こし、時に声を詰まらせながら語って聞かせる体験者の言葉に、参加者や児童は静かに耳を傾けた。 空襲の犠牲者を悼む「祈念のつどい」が横浜

上皇ご夫妻、日光を訪問 疎開生活を送られた思い出の地
2024.05.28

上皇ご夫妻、日光を訪問 疎開生活を送られた思い出の地

上皇ご夫妻は28日から31日まで私的に栃木県の日光を訪問されています。上皇さまが終戦直前、疎開生活を送られた思い出の土地です。上皇ご夫妻は、28日正午過ぎ、東武鉄道の特急「スペーシアX」の特別列車で東武日光駅に到着されました。雨の中、駅の前には多くの人が集まり、上皇

秋篠宮ご夫妻 千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式に出席
2024.05.27

秋篠宮ご夫妻 千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式に出席

 秋篠宮ご夫妻が、第二次世界大戦中に、海外で戦死し身元が分からない日本人の遺骨を納骨する式典に出席されました。 秋篠宮ご夫妻は東京・千代田区にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式に出席されました。政府はロシアや硫黄島、マーシャル諸島などで遺骨の収集事業を行っています。 千

殉職した赤十字救護員 追悼式/埼玉県
2024.05.21

殉職した赤十字救護員 追悼式/埼玉県

 日中戦争と第2次世界大戦で戦地に派遣され殉職した赤十字救護員の追悼式が、さいたま市内で行われました。 県内からは、676人が赤十字の救護員として戦地に派遣され、このうち32人が殉職しました。 日本赤十字社埼玉県支部が毎年開いている追悼式には、遺族や、日本赤十字看護

亡くした弟妹の名を呼び手を合わせ…戦禍で犠牲の家族へ祈り 糸満のダバオ之塔で慰霊祭 沖縄
2024.05.20

亡くした弟妹の名を呼び手を合わせ…戦禍で犠牲の家族へ祈り 糸満のダバオ之塔で慰霊祭 沖縄

 糸満市摩文仁の平和祈念公園にあるダバオ之塔で19日、「第46回ダバオ之塔慰霊祭」(県フィリピン・ダバオ会主催)が開かれた。参加者の限定がない慰霊祭の開催は、新型コロナウイルス禍前の2019年以来5年ぶり。遺族ら約140人が参列し、太平洋戦争時にフィリピン・ミンダナオ島ダバオで亡くなった県出身