秋篠宮ご夫妻 千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式に出席

AI要約

秋篠宮ご夫妻が第二次世界大戦中に海外で戦死した日本人の遺骨を納骨する式典に出席

政府が遺骨の収集事業を行い、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に301柱が新たに納骨

2024年の式典はコロナ禍前と同じ規模で開催され、一日も早く遺骨がふるさとに戻ることを願う

 秋篠宮ご夫妻が、第二次世界大戦中に、海外で戦死し身元が分からない日本人の遺骨を納骨する式典に出席されました。

 秋篠宮ご夫妻は東京・千代田区にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式に出席されました。政府はロシアや硫黄島、マーシャル諸島などで遺骨の収集事業を行っています。

 千鳥ヶ淵戦没者墓苑には、DNA鑑定でも身元が分からず、遺族に引き渡すことのできない遺骨が納められていて、2024年は、新たに301柱が納骨されました。これまでの納骨と合わせると37万700柱になります。

 2024年の式典は、コロナ禍前と同じ規模で開催され、遺族や政府関係者らが献花しました。武見厚労大臣は「一柱でも多くの御遺骨が、一日も早くふるさとに戻られるよう、全力を尽くしてまいります」と述べました。(ANNニュース)