# 外交・安保

首相、9月下旬の国連総会出席に意欲
2024.08.27

首相、9月下旬の国連総会出席に意欲

 岸田文雄首相は27日の自民党役員会で、9月下旬の米国での国連総会に関し「諸般の事情が許せば出席したい」と意欲を示した。韓国訪問も調整中だとした。党幹部が明らかにした。

「ミサイル時間」把握して打撃したイスラエル…韓国の「キルチェーン」の教範に(2)
2024.08.27

「ミサイル時間」把握して打撃したイスラエル…韓国の「キルチェーン」の教範に(2)

◆国際法的「正当防衛」と見なされる先制打撃イスラエルが相手の攻撃直前に打撃するなど事態が差し迫った点を強調したのも注目される。「予防打撃(preventive strike)」とは異なる「先制打撃(preemptive stirike)」の不可避性を見せるためだ。予防打撃は敵の実

紛争拡大リスクやや後退と米軍トップ、イスラエルとヒズボラ交戦後
2024.08.27

紛争拡大リスクやや後退と米軍トップ、イスラエルとヒズボラ交戦後

Phil Stewart[米軍機 26日 ロイター] - 米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長は26日、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの交戦が一段のエスカレートにつながらなかったことを受け、中東でより広範な地域紛争が起こる目先のリスクが幾分和ら

米政府高官、ガザ停戦交渉「数日間、実務者協議を継続」
2024.08.27

米政府高官、ガザ停戦交渉「数日間、実務者協議を継続」

 カービー米大統領補佐官は26日のオンラインでの記者会見で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの停戦交渉について「少なくとも今後数日間、ワーキンググループレベルの(実務者)協議が行われる」と語った。協議には、イスラエル側の提示した条件を拒否したと報じられているハマスを含む

【独自】岸田総理が9月6日から韓国を訪問し尹大統領と会談する方向で最終調整
2024.08.27

【独自】岸田総理が9月6日から韓国を訪問し尹大統領と会談する方向で最終調整

岸田総理が来月6日から韓国を訪問し、尹錫悦大統領と会談する方向で最終調整していることがJNNの取材で分かりました。韓国政府の関係者によりますと、岸田総理は来月6日から1泊2日の日程で韓国・ソウルを訪問する方向で最終調整しているということです。尹大統領との会談では、北

尹政権の米日への片思い同盟で韓国は安全になったか
2024.08.27

尹政権の米日への片思い同盟で韓国は安全になったか

 今年11月に行われる米国大統領選挙の対戦表が決まった。民主党のカマラ・ハリス候補と共和党のドナルド・トランプ候補が2025年に任期が始まる第47代大統領をめぐり激突することになった。ところが、民主党と共和党の公約から「朝鮮半島非核化」は姿を消した。その隙間を尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は「

米印首脳、ウクライナ情勢など協議 モディ氏の訪問後
2024.08.27

米印首脳、ウクライナ情勢など協議 モディ氏の訪問後

Kanishka Singh[ワシントン 26日 ロイター] - バイデン米大統領は26日、インドのモディ首相とウクライナやバングラデシュを巡る情勢について電話協議した。モディ氏は先週、ウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。モディ氏は

バイデン氏、長期の夏休み 「もはや儀礼上の存在か」と皮肉も
2024.08.27

バイデン氏、長期の夏休み 「もはや儀礼上の存在か」と皮肉も

 11月の米大統領選での再選出馬を断念したジョー・バイデン大統領(81)が長期の夏休みに入っている。後継候補となったカマラ・ハリス副大統領(59)が遊説や討論会の準備で多忙なのとは対照的に、メディアの前にもほとんど姿を見せず、ホワイトハウスの記者会見では「バイデン氏は現時点で儀礼上の存在になっ

NHKのラジオ国際放送で不適切発言 林官房長官「遺憾」
2024.08.27

NHKのラジオ国際放送で不適切発言 林官房長官「遺憾」

林芳正官房長官がNHKに対し、再発防止を求めました。林官房長官「こうした事案が生じたことは遺憾である」 NHKのラジオ国際放送で、中国籍の外部スタッフ(40代)が尖閣諸島は中国の領土などと発言した問題について、林官房長官は「尖閣諸島は日本固有の領土であ

自民・小林鷹之氏「相当深刻な事案」 中国軍機領空侵犯に
2024.08.27

自民・小林鷹之氏「相当深刻な事案」 中国軍機領空侵犯に

9月の自民党総裁選に立候補を表明した自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相は27日のニッポン放送番組に出演し、中国軍機による領空侵犯について「事態の重さとしては相当深刻な事案として受け止めている。政府は抗議し、再発防止を申し入れたが、政治としてもしっかりと後押ししなければいけない」と述べた。

米中新冷戦時代の混迷を読み解く1冊「米中対立と国際秩序の行方─交叉する世界と地域」…歴史は韻を踏むか
2024.08.27

米中新冷戦時代の混迷を読み解く1冊「米中対立と国際秩序の行方─交叉する世界と地域」…歴史は韻を踏むか

「戦狼外交」に象徴されるように近年強硬な対外姿勢を示すようになった中国。ウクライナへ侵攻したロシアなど権威主義的な大国の国際社会における影響力が増すなか、社会が分断しかねない危うさをはらんだ米国や国力を落とし低迷する日本をはじめ戦後の国際秩序を築き上げてきた民主主義陣営では足元か

中国軍機「妨害フレア」発射の瞬間…領有権争う南シナ海
2024.08.27

中国軍機「妨害フレア」発射の瞬間…領有権争う南シナ海

 前方の航空機が白い煙を出しながら飛んでいく。 フィリピン政府は24日、南シナ海の上空でパトロールをしていた航空機が、中国軍機から「フレア」と呼ばれるミサイルをかわすための熱源を発射され妨害行為を受けたと発表した。 また、8月25日に公開された映像には、互いに領有権

中国軍用機、日本領空を初めて侵犯…韓米連合演習中にKADIZにも40分間進入
2024.08.27

中国軍用機、日本領空を初めて侵犯…韓米連合演習中にKADIZにも40分間進入

中国の軍用機が26日午前、日本の領空を初めて侵犯した。似た時間に韓中日防空識別圏(ADIZ)が重なる離於島(イオド)近隣の上空にも中国の軍用機が進入した。韓米連合軍事演習(UFS・乙支フリーダムシールド)が実施されている中で中国軍用機が日本領空と韓国防空識別圏(KADIZ)を進入し、その背景を

ガザ境界の駐留問題、先送りか 交渉仲介国、身柄交換に集中
2024.08.27

ガザ境界の駐留問題、先送りか 交渉仲介国、身柄交換に集中

 【エルサレム共同】イスラエルメディアは26日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、仲介国が主要な争点を先送りし、イスラム組織ハマスの拘束下にある人質らの身柄交換など他の問題の解決に集中していると報じた。主要争点のガザ・エジプト境界でのイスラエル軍駐留については、イスラエルとハマスの隔たりが

小泉進次郎氏に宮沢博行氏が厳しい意見「日本は終わる」「外交には年齢も大事」
2024.08.27

小泉進次郎氏に宮沢博行氏が厳しい意見「日本は終わる」「外交には年齢も大事」

 9月27日に予定されている自民党総裁選。候補者のひとりで国民的人気が高い小泉進次郎元環境大臣について宮沢博行元衆議院議員が語った。 日本経済新聞社とテレビ東京が実施した8月の世論調査で、小泉氏が23%、石破茂元幹事長が18%、高市早苗経済安全保障担当大臣が11%、小林鷹之前経済

ガザ地区停戦交渉めぐり…ハマス“新たな案を拒否”
2024.08.27

ガザ地区停戦交渉めぐり…ハマス“新たな案を拒否”

パレスチナ自治区ガザ地区での停戦交渉をめぐり、イスラム組織ハマスは、イスラエルが提示した新たな案は受け入れられないとし、合意の見通しは立っていません。イスラエルとハマスをめぐる停戦交渉は、仲介国のエジプトで25日も協議が行われ、イスラエルが停戦後も、エジプトとガザ地区南部の境界に

アメリカ・カービー大統領補佐官「停戦交渉に影響ない」イスラエルとヒズボラの攻撃応酬
2024.08.27

アメリカ・カービー大統領補佐官「停戦交渉に影響ない」イスラエルとヒズボラの攻撃応酬

イスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラによる攻撃の応酬について、アメリカ政府高官は「停戦交渉に影響はない」との見方を示しました。イスラエルは25日、ヒズボラが大規模な攻撃を準備しているとして軍事拠点を空爆し、ヒズボラは320発以上のロケット弾を発射しました。

ウクライナ和平「支援」 インド首相、米大統領に伝達
2024.08.27

ウクライナ和平「支援」 インド首相、米大統領に伝達

 【ニューデリー共同】インドのモディ首相は26日、バイデン米大統領と電話会談し、ロシアが侵攻を続けるウクライナ情勢などについて意見交換した。ウクライナの和平と安定の早期回復に向け、全面的に支援すると伝達した。X(旧ツイッター)で明らかにした。 モディ氏は23日、ウクライナの首都キ

核の正当性「共感得ず」 脱北外交官、韓国で講演
2024.08.27

核の正当性「共感得ず」 脱北外交官、韓国で講演

 【ソウル共同】在キューバ北朝鮮大使館の参事官を務め昨年11月に韓国へ亡命したことが報じられたリ・イルギュ氏が26日、ソウルで開かれたフォーラムで講演した。主催者側によると、メディアのインタビューなどを除き、公の場での活動は初めて。リ氏は、北朝鮮の外交官らは核・ミサイル開発の正当性を各国に熱心

<ウクライナ軍の越境攻撃というギャンブル>不意を突くロシア国内侵攻の目的と効果
2024.08.27

<ウクライナ軍の越境攻撃というギャンブル>不意を突くロシア国内侵攻の目的と効果

 8月6日、ウクライナ軍はロシア領クルスク州に越境して侵攻する作戦を突如開始したが、フィナンシャル・タイムズ紙の8月13日付け社説‘Ukraine’s audacious counter-incursion into Russia’が、その作戦の目的を分析し、作戦の意義を検討している。要旨は次