# 国際政治

台湾市民は「胸を弾ませ」訪中可能、中国が渡航警戒引き上げ非難
2024.07.01

台湾市民は「胸を弾ませ」訪中可能、中国が渡航警戒引き上げ非難

[北京 29日 ロイター] - 中国国務院台湾事務弁公室は28日に声明を発表し、台湾市民の大半は心配なく中国を訪問でき、「胸を弾ませて」来ることができると述べた。また、強硬な台湾独立分離主義者への死刑を含む処罰指針の公表を受け、台湾が中国への渡航警告を引き上げて不要不急の

フランス総選挙、極右が大躍進 与党は第3勢力へ、7日決選投票
2024.07.01

フランス総選挙、極右が大躍進 与党は第3勢力へ、7日決選投票

 【パリ共同】フランス国民議会(下院、577議席)総選挙の第1回投票が6月30日行われ、即日開票された。フランスメディア発表の予測では、反移民、反欧州連合(EU)の極右政党、国民連合(RN)が大躍進し、第1勢力となる見通し。左派連合が続き、中道のマクロン大統領の与党連合は大幅に議席を減らして第

西岸入植地「合法化」を承認 イスラエルで違法の5カ所
2024.06.30

西岸入植地「合法化」を承認 イスラエルで違法の5カ所

 【エルサレム共同】イスラエル政府は30日までに占領地ヨルダン川西岸にあり、イスラエルでも違法とされていた五つのユダヤ人入植地の合法化を進める計画を承認した。対パレスチナ強硬派の極右閣僚、スモトリッチ財務相の提案で、最近相次いだスペインなど欧州諸国のパレスチナ国家承認への対抗策としている。地元

仏総選挙で第1回投票 極右の得票焦点
2024.06.30

仏総選挙で第1回投票 極右の得票焦点

 【パリ時事】フランスで30日、国民議会(下院、定数577)選挙の第1回投票が行われた。 即日開票され、深夜(日本時間7月1日午前)にも大勢が判明する見通し。欧州連合(EU)欧州議会選に勝利して勢いに乗る極右野党・国民連合(RN)が議席をどこまで増やすかが焦点だが、多くの選挙区で

EU、ウクライナ支援に暗雲 親ロシアのハンガリーが議長国に
2024.06.30

EU、ウクライナ支援に暗雲 親ロシアのハンガリーが議長国に

 【ブリュッセル共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援に反対するハンガリーが7月1日から半年間、欧州連合(EU)の議長国を務める。ロシア寄りとされるオルバン首相は27加盟国による全会一致が求められる局面で拒否権を盾にEUの決定を度々、妨害してきた。ウクライナ支援の行方に暗雲が垂れこめてい

金正恩氏のバッジ初登場 内部統率に自信か
2024.06.30

金正恩氏のバッジ初登場 内部統率に自信か

 【北京共同】北朝鮮で29日に開かれた朝鮮労働党中央委員会総会の2日目の会議で、党幹部が金正恩党総書記が描かれたバッジを着けていることが公式行事で初めて確認された。北朝鮮国営メディアが30日、写真を報じた。これまでは故金日成主席や故金正日総書記のバッジを着けていた。金正恩氏が内部統率に自信を深

【図解】前駐独大使が急死=「KGB監視対象」―ベラルーシ
2024.06.30

【図解】前駐独大使が急死=「KGB監視対象」―ベラルーシ

 「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領が治めるベラルーシで6月下旬、駐ドイツ大使を2016年から8年間務めて帰朝した外交官デニス・シドレンコ氏(48)が急死した。

前駐独大使が急死 「KGB監視対象」 ベラルーシ
2024.06.30

前駐独大使が急死 「KGB監視対象」 ベラルーシ

 「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領が治めるベラルーシで6月下旬、駐ドイツ大使を2016年から8年間務めて帰朝した外交官デニス・シドレンコ氏(48)が急死した。 独立系メディアは、シドレンコ氏が「首都ミンスクの高層ビルから飛び降りた」と報道。今年3月の解任後、西側諸

ニュースワード「中国の反スパイ法」
2024.06.30

ニュースワード「中国の反スパイ法」

 中国の反スパイ法 中国でスパイ摘発について定めた法律。「国家安全」を最重視する習近平政権が2014年に制定した。15年以降、同法違反容疑などで拘束が確認された日本人は17人に上り、いまだ5人が拘束状態にある。 23年には摘発強化に向けた改正法を施行。スパイ行為の定義を拡大したほ

ロシア、米大統領選挙討論尋ねられ…「プーチン大統領がアラームかけてまで見るだろうか」
2024.06.30

ロシア、米大統領選挙討論尋ねられ…「プーチン大統領がアラームかけてまで見るだろうか」

ロシア大統領府は28日、バイデン米大統領とトランプ前米大統領の初めてのテレビ討論が行われたことと関連し、「ロシアの大統領がアラームをかけ朝起きて米国で開かれた討論を見ただろうとあなたが察するとは思わない」と話した。スプートニク通信によるとロシア大統領府のペスコフ報道官はこの日の会

イラン大統領選、来月5日に決選投票 改革派と保守強硬派が対決へ
2024.06.30

イラン大統領選、来月5日に決選投票 改革派と保守強硬派が対決へ

テヘラン/アブダビ(CNN) イランで28日に投開票された大統領選は、改革派のペゼシュキアン元保健相(69)が最も多くの票を獲得したものの過半数には届かず、2位の保守強硬派、ジャリリ元最高安全保障委員会事務局長との決選投票が7月5日に実施されることになった。選管の発表によると、得

金正恩氏のバッジ 公の場で初めて確認=偶像化加速か
2024.06.30

金正恩氏のバッジ 公の場で初めて確認=偶像化加速か

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の肖像が描かれたバッジ(肖像記章)が30日、公の場で初めて確認された。金正恩氏の偶像化が加速しているとみられる。 朝鮮中央通信が公開した29日の党中央委員会総会の写真を見ると、出席した党幹部全員

北朝鮮 韓米日の新共同訓練を強く批判=「アジア版NATO」
2024.06.30

北朝鮮 韓米日の新共同訓練を強く批判=「アジア版NATO」

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省対策政策室は30日に声明を出し、27~29日に実施された韓国と米国、日本による複数領域での新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」について、「アジア版北大西洋条約機構(NATO)の姿を完全に整えたことを示唆する」と強く批判した。朝鮮中央通信が伝えた。

なぜ世界中でメディアが危機に瀕しているのか─日本も無関係ではない実情
2024.06.30

なぜ世界中でメディアが危機に瀕しているのか─日本も無関係ではない実情

近年、世界中でメディアへの脅威が高まっている。パレスチナ自治区ガザやロシア、中国などでは記者が不当に拘束され、暴力を受ける事例が相次ぐ。権力の不正を暴こうとする記者をインターネット上で組織的に中傷する問題も起きている。東京新聞と中日新聞の海外特派員らによって書かれた

米国が文言調整後も交渉停滞 ガザ停戦案、ハマス反発
2024.06.30

米国が文言調整後も交渉停滞 ガザ停戦案、ハマス反発

 【エルサレム共同】イスラム組織ハマスの幹部ハムダン氏は29日、レバノンの首都ベイルートで記者会見し、米国が文言調整して再提示したとされるパレスチナ自治区ガザの停戦案を巡り「恒久停戦やイスラエル軍撤収が明確に保証されなければ合意できない」と従来の立場を強調した。イスラエルメディアによると、文言

EU、政策滞る恐れ 強権ハンガリーが議長国に
2024.06.30

EU、政策滞る恐れ 強権ハンガリーが議長国に

 【ベルリン時事】欧州連合(EU)の議長国が7月1日、ベルギーからハンガリーに引き継がれる。 任期は半年。加盟国の閣僚で構成する理事会の議事を円滑に進める輪番制の役割だが、強権的なオルバン政権が「自国の意に沿うよう、権限を不当に利用するのでは」(欧州メディア)との懸念がEU内に広

イラン大統領選 7月5日に上位2人による決選投票へ 投票率は政治不信などから過去最低を大幅更新
2024.06.30

イラン大統領選 7月5日に上位2人による決選投票へ 投票率は政治不信などから過去最低を大幅更新

イランで行われた大統領選挙は、いずれの候補者も得票が過半数に届かず、上位2人による決選投票が行われることになりました。28日に投票が行われたイラン大統領選挙。開票の結果、欧米との対話に前向きな改革派のペゼシュキアン元保健相が得票率40%を超えてトップとなり、次いで反米の保守強硬路

フランス 国民議会選挙30日投票 極右政党が第一党へ
2024.06.30

フランス 国民議会選挙30日投票 極右政党が第一党へ

フランスで30日、国民議会選挙(下院)の第1回投票が行われます。世論調査では、極右政党「国民連合」が第1党になることが確実視されています。 フランスでは、9日の欧州議会選で、与党連合が極右政党「国民連合」に大敗したことを受けて、与党連合を率いるマクロン大統領が国民議会(下院・定数

極右が支持拡大、公約に懸念 30日に第1回投票 仏総選挙
2024.06.29

極右が支持拡大、公約に懸念 30日に第1回投票 仏総選挙

 【パリ時事】フランス国民議会(下院、定数577)選挙の第1回投票が30日行われる。 欧州連合(EU)欧州議会選に勝利した極右野党・国民連合(RN)が支持を広げ、総選挙でも第1党に躍り出る勢いだ。ただ、移民排斥や自国第一主義を掲げたマニフェスト(政権公約)は物議を醸し、右派からも

改革派が保守強硬派をリード、決選投票へ イラン大統領選で開票進む
2024.06.29

改革派が保守強硬派をリード、決選投票へ イラン大統領選で開票進む

【テヘラン=佐藤貴生】ヘリコプター墜落で事故死したライシ大統領の後継を選ぶイラン大統領選は、投票終了後の29日に開票がほぼ終了した。イラン国営メディアによると、出馬した4人のうち唯一の改革派であるペゼシュキアン元保健相が42・6%を得票してトップとなり、ライシ師と同じ保守強硬派のジャリリ最高安