# 司法・裁判

被害少女「逆らうのが怖かった」 米兵性的暴行で第2回公判 那覇地裁
2024.08.23

被害少女「逆らうのが怖かった」 米兵性的暴行で第2回公判 那覇地裁

 16歳未満の少女を誘拐し、同意なく性的行為をしたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた米軍嘉手納基地(沖縄県)所属のブレノン・ワシントン被告(25)の第2回公判が23日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)であった。 被害少女の証人尋問が行われ、「逆らうのが怖かった」と証言し

昏睡女性放置で起訴、医師無罪 保護の必要性「合理的疑い」 東京地裁
2024.08.23

昏睡女性放置で起訴、医師無罪 保護の必要性「合理的疑い」 東京地裁

 大量の薬を飲んで昏睡(こんすい)状態になった女性を放置したとして、保護責任者遺棄罪に問われた医師の男性(50)の判決が23日までに、東京地裁であった。 石川貴司裁判官は「保護が必要な状態だったと認めるには合理的な疑いが残る」として、無罪(求刑懲役2年)を言い渡した。

ナチス強制収容所の99歳速記係に有罪 収容所めぐる最後の判決か
2024.08.23

ナチス強制収容所の99歳速記係に有罪 収容所めぐる最後の判決か

 ドイツ連邦裁判所は、ナチス・ドイツの強制収容所で速記係として働き、1万人以上の殺害を手助けした罪に問われていた被告の女(99)の上訴を棄却した。これで執行猶予つき禁錮2年の地裁判決が確定した。強制収容所での残虐行為に関わった当事者の死亡や高齢化で、ドイツメディアは、強制収容所をめぐる「最後の

女性教師(29)を殺害して時効まで逃げ切った男の“唯一の誤算” 遺族が起こした1億8000万円の損害賠償請求に、裁判所がまさかの決断「著しく正義に反する」
2024.08.23

女性教師(29)を殺害して時効まで逃げ切った男の“唯一の誤算” 遺族が起こした1億8000万円の損害賠償請求に、裁判所がまさかの決断「著しく正義に反する」

〈足立区の女性教師(29)を「殺害して埋めた」と時効成立後に自白した男の“狡猾な計算” 完全なる逃げ得を狙ったあまりに憎々しい発言とは〉 から続く 足立区の小学校教諭・石川千佳子さん(当時29歳)が行方不明になってから26年。彼女を殺害した男が名乗り出て、石川さんの遺体も発見さ

「女性とは何か」、豪裁判所が画期的判決 女性専用アプリの使用拒否されたトランス女性の訴えを支持
2024.08.23

「女性とは何か」、豪裁判所が画期的判決 女性専用アプリの使用拒否されたトランス女性の訴えを支持

ソフィア・ベティザ(ジェンダー・アイデンティティー担当記者、BBCワールドサービスオーストラリア連邦裁判所は23日、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)の女性が、出生時の身体的性別が男性であることを理由に、女性専用のソーシャルメディア・アプリへのアクセスを拒

少女像周辺で座り込み 大学生らに二審も罰金刑=韓国
2024.08.23

少女像周辺で座り込み 大学生らに二審も罰金刑=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は23日、在韓日本大使館近くに設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の周辺で座り込みを行った罪などに問われた大学生ら6人の控訴審で一審と同じくそれぞれ30万~200万ウォン(約3万2600~21万7000円)の罰金刑を言い渡した。<

【初公判】元・宮城県議の仁田和廣被告は「無罪」主張 被災企業への補助金巡り県職員に口利き 「受け取った報酬は“見返り”でなく“政治献金”」(仙台地裁)
2024.08.23

【初公判】元・宮城県議の仁田和廣被告は「無罪」主張 被災企業への補助金巡り県職員に口利き 「受け取った報酬は“見返り”でなく“政治献金”」(仙台地裁)

地震で被災した企業への補助金を巡り、県職員に口利きをした見返りに報酬を受け取った罪に問われている元・宮城県議の仁田和廣被告の初公判が、23日仙台地裁で開かれた。仁田被告は「すべて否認します」と、無罪を主張した。三浦理瑚記者リポート「元県議の仁田被告が、

『留学生に違法な性的サービス提供させた罪』問われた「メンエス」中国人経営者「悪いことを全て認めます」
2024.08.23

『留学生に違法な性的サービス提供させた罪』問われた「メンエス」中国人経営者「悪いことを全て認めます」

京都市内のメンズエステ店で、留学生として来日した中国人の女を住まわせて違法に性的なサービスをさせた罪などに問われた元・経営者の女の裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。中国籍の羅巧麗(ラ・コウレイ)被告(45)はことし5月、自身が経営していた京都市中京区のメンズエステ店で、法律

沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が出廷「怖くて逆らえなかった」
2024.08.23

沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が出廷「怖くて逆らえなかった」

沖縄で16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行を加えた罪に問われたアメリカ空軍兵の男に対する2回目の公判が開かれ、被害少女が証人として出廷し、「怖くて逆らえなかった」などと当時の心境を語りました。この事件は、アメリカ軍嘉手納基地に所属する空軍兵、ブレノン・ワシントン被告(

商業施設で女性を刃物で脅し強盗の男 懲役7年求刑 広島
2024.08.23

商業施設で女性を刃物で脅し強盗の男 懲役7年求刑 広島

広島県廿日市市の商業施設で女性に刃物を突きつけ強盗した罪などに問われている男の裁判で、検察は懲役7年を求刑しました。被告で廿日市市の無職の男(38)は5月、廿日市市新宮の商業施設で女子大生の首元に果物ナイフを突きつけて、現金約6千円を奪った罪に問われています。23日

崔泰源会長と交際 20億ウォンの慰謝料支払いを命じられた女性は控訴しない方針「心から謝罪」 SKグループ会長夫妻離婚訴訟
2024.08.23

崔泰源会長と交際 20億ウォンの慰謝料支払いを命じられた女性は控訴しない方針「心から謝罪」 SKグループ会長夫妻離婚訴訟

 韓国の大手企業グループ「SKグループ」の崔泰源(チェ・テウォン)会長と交際しているT&C財団のキム・ヒヨン理事長が、会長の妻でアートセンター・ナビの盧素英(ノ・ソヨン)館長に対して慰謝料20億ウォン(約2億2000万円)の支払いを命じた裁判所の判断について、「控訴しない」と明らかにした。

「自分は特別捜査官と言って怖くなった」少女が証言 米兵性的暴行事件で2回目の裁判はじまる
2024.08.23

「自分は特別捜査官と言って怖くなった」少女が証言 米兵性的暴行事件で2回目の裁判はじまる

去年12月アメリカ空軍兵の男が、沖縄本島内で16歳未満の少女を誘拐し、性的暴行を加えたとして起訴された事件の第2回公判が23日開かれ、被害少女が証言に立ちました。嘉手納基地所属の兵長ブレノン・ワシントン被告(25)は去年12月、16歳未満の少女に声をかけて車で連れ去った後、基地の

「有名な脱北作家が性的暴行」脱北女性がテレビ局に大胆な嘘=韓国
2024.08.23

「有名な脱北作家が性的暴行」脱北女性がテレビ局に大胆な嘘=韓国

有名な脱北作家から性的暴行に遭ったとして、テレビ局に虚偽情報を提供した疑いが持たれている脱北女性が控訴審で実刑を言い渡された。22日、法曹界によると、ソウル西部地裁刑事控訴第1部のイム・ミンソン部長判事は、情報通信網法上の名誉毀損、脅迫などの容疑で裁判にかけられたA氏(36)に懲

沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が証言 「被告が自分は特別捜査官だと言っていたので怖くなった」
2024.08.23

沖縄・米兵性的暴行事件 被害少女が証言 「被告が自分は特別捜査官だと言っていたので怖くなった」

アメリカ兵による性的暴行事件、被害少女が証言です。沖縄のアメリカ空軍兵のブレノン・ワシントン被告が16歳未満の少女を誘拐し、性的暴行を加えたとして起訴された2回目の裁判が現在、行われています。初公判で被告は無罪を主張していますが、きょう、被害少女が法廷に立ち「被告が

「警察学校で辞職を強要された」元新潟県警巡査の女性が県を提訴
2024.08.23

「警察学校で辞職を強要された」元新潟県警巡査の女性が県を提訴

 新潟県警察学校在校中、身に覚えのない窃盗の疑いをかけられ、警察官を辞職するよう強要されたのは違法だとして、元新潟県警巡査の女性が新潟県に辞職承認処分の取り消しを求めて新潟地裁に提訴した訴訟で、新潟県側は8月21日までに請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。8月21日、1回目の非公

【速報】「口利きの罪」に問われている元宮城県議 起訴内容を否認
2024.08.23

【速報】「口利きの罪」に問われている元宮城県議 起訴内容を否認

 地震の補助金に関して口利きを行い報酬を受け取った罪に問われている元宮城県議の初公判が仙台地裁で開かれ、元県議は「正当な政治活動だった」と、起訴内容を否認しました。 元宮城県議の仁田和廣被告(73)は、2021年から2022年にかけ、福島県沖の地震で被災した企業を支援する補助金が

7人兄弟、悪夢のゴミ屋敷…1歳の赤ちゃんに酒を飲ませ8歳の息子を放置して死亡させた=韓国
2024.08.23

7人兄弟、悪夢のゴミ屋敷…1歳の赤ちゃんに酒を飲ませ8歳の息子を放置して死亡させた=韓国

ゴミだらけの家で7人兄弟を育てながら常習的に暴行し、腎臓疾患を患う8歳の息子を長期間放置して死亡させた両親が1審で重刑を宣告された。春川(チュンチョン)地方裁判所江陵(カンヌン)支院刑事2部(クォン・サンピョ部長判事)は22日、児童虐待処罰法上の児童虐待致死などの疑いで起訴された

「到底承服できるものではない」(日本製紙クレシア)…東京地検、長巻きトイレ紙特許侵害を認めず
2024.08.23

「到底承服できるものではない」(日本製紙クレシア)…東京地検、長巻きトイレ紙特許侵害を認めず

日本製紙クレシア(東京都千代田区、安永敦美社長)が従来品比で約3倍長い長巻きトイレットペーパーの特許権を侵害されたとして、大王製紙に商品の製造差し止めなどを求めた訴訟で、東京地方裁判所は21日、特許権侵害を認めず請求を棄却した。クレシアは今回の判決について「到底承服できるものではない」とし、知

裁判官の「地域賃金差」は司法劣化の元凶なのか エリート司法官僚が最も恩恵を受ける仕組み
2024.08.23

裁判官の「地域賃金差」は司法劣化の元凶なのか エリート司法官僚が最も恩恵を受ける仕組み

津地裁の現職裁判官が、「裁判官にも適用されている国家公務員の地域手当の制度によって不当な賃金の差をつけられた」などとして、国に損害賠償を請求して、公務員の地域手当が注目されている。その差は最大20%で、裁判官の場合、NHK朝ドラの「虎に翼」でも描かれている「司法官僚」が最も恩恵を受けているとい

現役裁判官が地域手当めぐり国を提訴、弁護士の8割が評価<アンケート>
2024.08.23

現役裁判官が地域手当めぐり国を提訴、弁護士の8割が評価<アンケート>

裁判官も含めた国家公務員に適用される地域手当によって実質的に報酬が減っているのは「違憲だ」などとして、現役裁判官である津地裁の竹内浩史判事が7月、国を相手に提訴しました。地域手当は赴任地により支給額に差があり、もっとも高い東京23区では月給の20%が支給されますが、支給がない地域