「有名な脱北作家が性的暴行」脱北女性がテレビ局に大胆な嘘=韓国

AI要約

有名な脱北作家から性的暴行を受けたと訴えた脱北女性が、虚偽情報を提供した疑いで実刑を言い渡された。

裁判所は、情報提供者の虚偽情報が放映され、被害者に大きな苦痛を与えたとして懲役1年を宣告。

被告は脅迫も行った疑いがあり、一審での判決を不服として控訴していた。

有名な脱北作家から性的暴行に遭ったとして、テレビ局に虚偽情報を提供した疑いが持たれている脱北女性が控訴審で実刑を言い渡された。

22日、法曹界によると、ソウル西部地裁刑事控訴第1部のイム・ミンソン部長判事は、情報通信網法上の名誉毀損、脅迫などの容疑で裁判にかけられたA氏(36)に懲役1年を言い渡した。また、A氏は逃走する恐れがあるという理由で法廷拘束された。

裁判所は「無罪に対する責任が軽くなく虚偽事実を記者に情報提供した責任がある」として「伝播性の高い番組に虚偽の情報が反映され、被害者が相当な苦痛を受けている」と量刑理由を明らかにした。

A氏は2021年、有名な脱北作家であるチャン氏から性的暴行を受け、「性相納」を強要されたという虚偽情報をMBC探査企画番組に情報提供した疑いが持たれる。このような内容は計2回に分けて放映された。

A氏は2020年11月、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のアカウントに該当虚偽事実を数回掲載し、性的暴行の加害者と名指した人物に自分との関係を家族に知らせると脅迫した疑いもある。

1審ではA氏に懲役6カ月を言い渡したが、逃走の恐れが大きくないという理由で当時法廷拘束はしなかった。A氏と検察は1審に不服して双方控訴した。