# 博物館・記念館

昆虫のまだ見ぬ多様な世界に迫る! マニアックすぎる特別展
2024.06.14

昆虫のまだ見ぬ多様な世界に迫る! マニアックすぎる特別展

 夏の子どもたちには楽しい特別展が始まる。国立科学博物館の「昆虫 MANIAC」だ。会期は7月13日~10月14日。“蚕蛾(カイコガ)”や“ロージーメープルモス”の大きなぬいぐるみなど、マニアックなグッズ付き前売りチケットが6月15日に発売される。 昆虫は、地球上で報告されている

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:1000点の仮面をつくった男
2024.06.14

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:1000点の仮面をつくった男

 静岡県の東伊豆町にある温泉地・熱川温泉。至る所から湯煙が立ち昇る街の風景は、昔ながらの温泉情緒を感じさせてくれる。地熱を利用した熱川バナナワニ園は駅の西側に、そして駅のすぐ北側にあるのが今回の目的地である私設博物館「日本仮面歴史館 福々和神面」だ。 簡素な外観の建

「毒針なし」の新種スズメバチ ギャップが話題に
2024.06.14

「毒針なし」の新種スズメバチ ギャップが話題に

 栃木県立博物館の学芸員が2021年6月に見つけたハチが、新種だったと判明した。黄色と黒の模様が目立ち凶暴なスズメバチのようだが、毒針を持たない。人を刺さないというギャップからか話題を呼んでいる。毒針のように見える産卵管が特徴。栃木の旧国名にちなみ「シモツケヒラアシキバチ」と名付けられる予定だ

「日本で最も珍しい魚!?」タンゴスジシマドジョウを展示 琵琶湖博物館
2024.06.13

「日本で最も珍しい魚!?」タンゴスジシマドジョウを展示 琵琶湖博物館

京都府丹後地域の1河川にのみ生息する淡水魚を紹介する水族トピック展示「日本で最も珍しい魚!?タンゴスジシマドジョウ」が琵琶湖博物館(滋賀県草津市)で開催されている。同館ではタンゴスジシマドジョウの人工繁殖に今年度から本格的に着手しており、こうした取り組みも知ってもらおうと企画された。<

中也が描く「空の表現」紹介 記念館で企画展 直筆原稿、日記など34点【山口】
2024.06.13

中也が描く「空の表現」紹介 記念館で企画展 直筆原稿、日記など34点【山口】

 山口市湯田温泉1丁目の中原中也記念館(中原豊館長)で、中也(1907~37年)の詩作の重要なモチーフである空に着目した企画展「空の歌」が開かれている。イメージが膨らむパネルによる解説や直筆原稿、日記など計34点を通じて、空を表現する中也の技法や思いについて理解が深められる。来年2月11日まで

和歌山県立博物館で特別展「聖地巡礼 -熊野と高野-」6月15日から
2024.06.12

和歌山県立博物館で特別展「聖地巡礼 -熊野と高野-」6月15日から

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念した特別展「聖地巡礼 ―熊野と高野―」が、6月15日から2025年3月にかけて、和歌山市吹上の和歌山県立博物館で開かれます。この特別展では、世界遺産「高野・熊野」の20年の成果を振り返るとともに、この間、あらたに見つかった文化

専門家「うおおお」 超希少金色に輝く“幻のヘビ” 絶滅危惧種「タカチホヘビ」のアルビノ個体発見 福岡・北九州市
2024.06.12

専門家「うおおお」 超希少金色に輝く“幻のヘビ” 絶滅危惧種「タカチホヘビ」のアルビノ個体発見 福岡・北九州市

福岡・北九州市で9日、黄金に輝く希少な絶滅危惧種のヘビが撮影された。このヘビはアルビノ個体で、通常は野生で生き延びるのが難しいため、発見されたのは「奇跡」だという。ヘビは、北九州市内の動物学博物館で飼育される予定だ。福岡・北九州市で9日、生き物にくわし

まるで森林浴? 美術鑑賞で感じる「癒やし」 高校生が効果を探る
2024.06.12

まるで森林浴? 美術鑑賞で感じる「癒やし」 高校生が効果を探る

 博物館や美術館で何となく感じる“癒やし”の効果。森林浴にならい、「博物館浴」として科学的に効果を検証する実証実験が10日、北海道の釧路市立美術館であった。市内の釧路北陽高校3年生23人が参加し、美術鑑賞による継続的な効果を探る。 博物館浴は九州産業大地域共創学部の緒方泉特任教授

奈良国立博物館 なら仏像館で子ども向け音声ガイドが始まる
2024.06.12

奈良国立博物館 なら仏像館で子ども向け音声ガイドが始まる

 奈良国立博物館のなら仏像館ではキャラクターがわかりやすく仏像の解説をする子ども向け音声ガイドが11日から始まりました。大山記者 「11日から始まった子ども向けの音声ガイド、こちらの番号を押し再生ボタンを押すと、分かりやすい仏像の解説を聞くことが出来ます。」

ひばりさんの長男・加藤和也氏が森田健作の番組に出演「母は歌手冥利に尽きることこの上ない」
2024.06.12

ひばりさんの長男・加藤和也氏が森田健作の番組に出演「母は歌手冥利に尽きることこの上ない」

 美空ひばりさんの長男で「ひばりプロダクション」代表の加藤和也氏(52)が、俳優の森田健作がパーソナリティを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(6月23日、午前6時30分)、ニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」(6月23日、午後7時)に出演することになり11日、都内で

「江戸時代の山笠」 福岡市博物館で企画展
2024.06.11

「江戸時代の山笠」 福岡市博物館で企画展

「江戸時代の山笠」をテーマにした企画展が、福岡市早良区の福岡市博物館で始まりました。会場で展示されている1686年の屏風絵は、山大工が山笠を組み上げる様子や「櫛田入り」の様子が描かれ、博多祇園山笠を描いた最も古い屏風絵とされています。福岡市早良区の福岡市博物館で、江

博多祇園山笠の貴重な資料を展示 江戸時代の”奉納”を描いた屏風絵など約20点 福岡市博物館
2024.06.11

博多祇園山笠の貴重な資料を展示 江戸時代の”奉納”を描いた屏風絵など約20点 福岡市博物館

博多祇園山笠に関する貴重な資料約20点を集めた企画展「博多祇園山笠展23」が、11日から福岡市博物館で始まりました。1686年に山笠を描いた最も古い屏風絵「博多祇園山笠巡行図屏風」には、櫛田神社に山笠を奉納する様子など、当時の祭りのにぎわいが丁寧に描かれています。ま

妖怪たちと最高の一枚 水木記念館で撮影会
2024.06.11

妖怪たちと最高の一枚 水木記念館で撮影会

 境港市本町の水木しげる記念館前庭で9日、水木さんの作品に登場する妖怪の撮影会が始まり、家族連れなどが着ぐるみと写真を撮って楽しんだ。毎月第2、第4日曜に開催する。 妖怪と触れ合える機会を増やそうと、市と記念館、境港観光協会が開催。初回は着ぐるみの鬼太郎やねずみ男、ねこ娘、悪魔く

ザ・メモリアルトーナメントとファーガソン記者の表彰
2024.06.11

ザ・メモリアルトーナメントとファーガソン記者の表彰

「ザ・メモリアルトーナメント」はメジャー歴代最多18勝のジャック・ニクラスが主催するトーナメントで、ニクラスが生まれ育ったオハイオ州コロンバス郊外のミュアフィールドビレッジGCで行われる。同コースはニクラスのホームコース。今はフロリダ在住だが、昔はコースに隣接した邸宅に住んでいた。まさにお膝元

北野武、松嶋菜々子、香取慎吾、戸田恵梨香、山田裕貴、今田美桜らカルティエイベントに出席
2024.06.11

北野武、松嶋菜々子、香取慎吾、戸田恵梨香、山田裕貴、今田美桜らカルティエイベントに出席

 展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展-美と芸術をめぐる対話」(12日から)のオープニングイベントが10日、東京国立博物館で行われ、北野武や松嶋菜々子、香取慎吾らが出席した。 北野は10年にパリのカルティエ財団現代美術館で展覧会も開催しており「好きなこと

<内田也哉子>母・希林さんの着物に1530万円超のリングを着けイベントに 長男UTAが着たことも 「世代を超えて引き継がれていくもの」 
2024.06.10

<内田也哉子>母・希林さんの着物に1530万円超のリングを着けイベントに 長男UTAが着たことも 「世代を超えて引き継がれていくもの」 

 俳優の本木雅弘さんの妻でエッセイストの内田也哉子さんが6月10日、東京・上野の東京国立博物館 表慶館(東京都台東区)で行われた、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに来場した。母の故・樹木希林さんから受け継いだという着物姿

北朝鮮の「汚物風船」 大統領執務室付近でも確認=韓国
2024.06.10

北朝鮮の「汚物風船」 大統領執務室付近でも確認=韓国

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国に向け飛ばしたごみなどをぶら下げた「汚物風船」がソウル・竜山の大統領執務室付近でも3個見つかったことが10日、分かった。 警察や消防当局などによると、9日午前に大統領執務室から約800メートル離れた国立中央博物館で北朝鮮が散布したとみられる風船を

空港なし県で、植物の種からロケットまでの〝飛ぶ〟を網羅 所沢航空発祥記念館 埼玉「館」巡り
2024.06.10

空港なし県で、植物の種からロケットまでの〝飛ぶ〟を網羅 所沢航空発祥記念館 埼玉「館」巡り

全国に10しかない空港のない都道府県のひとつである埼玉県。しかし、埼玉は日本で初めて飛行場がつくられた場所でもある。この飛行場があった場所に建てられているのが〝飛ぶ〟をテーマにした「所沢航空発祥記念館」だ。館の前には第二次大戦中に米軍の輸送機として活躍した「C46」が鎮座。そして

恐竜の化石の販売を繰り返し約400万円を売上…いまなお消えない“ヤミの盗掘ビジネス”の実情に迫る
2024.06.10

恐竜の化石の販売を繰り返し約400万円を売上…いまなお消えない“ヤミの盗掘ビジネス”の実情に迫る

〈「お母さん、これ、恐竜のタマゴじゃないの!?」約6600万年前の化石を大発見した少年(9)…驚きの眼力の背景にある“納得の理由”とは〉 から続く いま中国では恐竜の化石の発見が相次いでいる。発見された恐竜の種類は世界一。しかし、その裏には盗掘や密売といったダーティーな問題も抱

なぜ「人間誘導のミサイル」開発に至ったのか 埼玉に残る特攻兵器「桜花」完全レストアされた姿
2024.06.09

なぜ「人間誘導のミサイル」開発に至ったのか 埼玉に残る特攻兵器「桜花」完全レストアされた姿

 筆者(吉川和篤:軍事ライター/イラストレーター)は先日、埼玉県狭山市にある航空自衛隊入間基地の「修武台記念館」を訪ねる機会に恵まれました。この施設は基本的には隊員向けの歴史教育用ではあるものの、入間基地の公式ホームページから事前登録すれば一般人も見学できます。 館内は、太平洋戦