# 分断

トランプ氏銃撃事件から考える…なぜ人は暴力に走るのか?追い詰められた弱者がある日“無敵の人”に変貌?研究者「他人を攻撃することによって自己肯定感を取り戻している」
2024.07.19

トランプ氏銃撃事件から考える…なぜ人は暴力に走るのか?追い詰められた弱者がある日“無敵の人”に変貌?研究者「他人を攻撃することによって自己肯定感を取り戻している」

 世界を震撼させたトランプ前大統領の銃撃事件。銃弾は右耳を貫通、あと少し当たりどころがずれていれば命の危険も。直後に射殺されたトーマス・クルックス容疑者の犯行動機はいまだ不明だが、各メディアではクルックス容疑者の人となりが報じられ、なぜ暴力という手段に訴えたか憶測が飛び続けている。日本でも2年

トランプ氏、政敵の「悪魔化やめるとき」 融和メッセージ発信も罵倒表現交じる
2024.07.19

トランプ氏、政敵の「悪魔化やめるとき」 融和メッセージ発信も罵倒表現交じる

【ミルウォーキー=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領(78)は18日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の党全国大会での演説で「政治的な意見が異なる相手を悪魔化するのをやめるときだ」と語り、共和党が支持基盤とする保守派と、民主党をはじめとするリベラル派

トランプ氏、米国の「分断修復」呼びかけへ
2024.07.19

トランプ氏、米国の「分断修復」呼びかけへ

 【ミルウォーキー共同】米ニュースサイト、ポリティコは、トランプ前大統領が18日の共和党大会での演説で「米社会の不和と分断の修復」を呼びかけると報じた。民主党のバイデン大統領の名前には言及しないという。

トランプは「神に選ばれし者」…暗殺未遂で進む神格化、米国は制御不能の「カオス」で内戦勃発の一歩手前
2024.07.18

トランプは「神に選ばれし者」…暗殺未遂で進む神格化、米国は制御不能の「カオス」で内戦勃発の一歩手前

 トランプ氏が共和党全国大会で正式に大統領候補に指名された。 銃撃を受けたものの致命傷を免れたことで「神に選ばれし者」と支持者から崇拝される傾向が強まっている。 もし致命傷を負っていたら内戦が勃発していたとの指摘もあるほど、米国内の分断は深刻な状況にある。<

銃撃事件以降、国民に「団結」を呼びかけるトランプ氏 支持者からは「今後も分断は続く」との声も
2024.07.17

銃撃事件以降、国民に「団結」を呼びかけるトランプ氏 支持者からは「今後も分断は続く」との声も

銃撃事件以降、政治的分断が続く国民に「団結を」と呼びかけたトランプ氏。ただ、支持者からは「今後も分断は続く」との声も上がっています。記者「トランプ前大統領、USAコールが起こっているのですが、立ったままです。銃撃事件の前に比べると、少し大人しい様子にみえます」

トランプ氏銃撃「分断の象徴」 米の混乱懸念 同友会・新浪氏
2024.07.16

トランプ氏銃撃「分断の象徴」 米の混乱懸念 同友会・新浪氏

 経済同友会の新浪剛史代表幹事は16日の記者会見で、トランプ前米大統領への銃撃事件について「反対派の一人がしてはいけないことをしてしまった。 米国の分断の象徴だ」との見方を示した。その上で、「模範となる民主主義の国である米国は、大きく変質してしまった」と語った。 銃

トランプ氏「私は死ぬはずだった」 米メディアに銃撃時を振り返る
2024.07.16

トランプ氏「私は死ぬはずだった」 米メディアに銃撃時を振り返る

 米東部ペンシルベニア州バトラーで選挙集会中に銃撃を受けたドナルド・トランプ前大統領(78)が14日、保守系メディアのワシントン・エグザミナーなどのインタビューに応じ、事件当時を振り返った。トランプ氏は、一命を取り留めたのは「運か神」のおかげだと証言。「私は死ぬはずだった。この場にいるはずはな

フィンク氏、「好景気」政策の追求を米大統領選候補者に呼び掛け
2024.07.16

フィンク氏、「好景気」政策の追求を米大統領選候補者に呼び掛け

(ブルームバーグ): 米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)はトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受け、国内の分断を克服するよう大統領選の候補者に呼び掛けた。資本市場の成長や規制負担の軽減、経済成長を追求するようバイデン大統領やトランプ氏に求めている。

銃弾が1インチずれていたら歴史を変えた チャットGTPのCEO
2024.07.15

銃弾が1インチずれていたら歴史を変えた チャットGTPのCEO

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は14日、「1インチ(約2・5センチ)の違いが歴史に何をもたらすか、多くのことを考える」として、前日にトランプ前大統領を狙った銃弾がわずかな差でずれた点を取り上げた。 米国

「トランプ氏再選阻止のためなら暴力是認」が1割 米シカゴ大調査
2024.07.14

「トランプ氏再選阻止のためなら暴力是認」が1割 米シカゴ大調査

 米国では政治的な分断が進む中で、「主張実現のためには暴力もやむなし」と是認する過激な考え方が一定の支持を集めている。 米シカゴ大学の世論調査によれば、政治的な目的を達成するためなら力の行使も辞さないと考える人が「憂慮すべき」高い水準にあった。 同大は2021年1月

米国「政治暴力」に再び震撼 憎悪の連鎖 トランプ氏「英雄」イメージを選挙利用も
2024.07.14

米国「政治暴力」に再び震撼 憎悪の連鎖 トランプ氏「英雄」イメージを選挙利用も

米国が再び「政治的暴力」に震撼した。東部ペンシルベニア州で13日に起きた共和党のトランプ前大統領の銃撃事件は、深刻な国内の分断を改めて露わにした。一方、トランプ氏は暴力の標的とされた事実を、11月の大統領選に向けて求心力を高める材料に用いる可能性が高い。銃声が立て続けに響き、ステ

ニュースワード「キプロス分断」
2024.07.14

ニュースワード「キプロス分断」

 キプロス分断 キプロスは1960年に英国から独立後、ギリシャ系とトルコ系の住民対立が激化。ギリシャ軍事政権が支持するギリシャ系武装勢力がクーデターを試みたため、74年7月にトルコが「トルコ系住民の保護」を理由に軍事侵攻し、北部の一部を占領。83年に「北キプロス・トルコ共和国」の独立を宣言。ト

「トランプ氏こそタフだ」自民・茂木幹事長 「暴力あってはならない」銃撃を強く非難
2024.07.14

「トランプ氏こそタフだ」自民・茂木幹事長 「暴力あってはならない」銃撃を強く非難

アメリカのトランプ前大統領が銃撃されたことについて、自民党の茂木幹事長は14日、「強く非難したい」と述べるとともに、拳を上げたトランプ氏を「タフだ」と評した。宮城県石巻市で講演した茂木氏は、トランプ前大統領が13日、演説会場で銃撃され負傷したことに言及した。茂木氏は

劇的すぎたフランス議会選挙で発揮された「共和戦線」の威力
2024.07.09

劇的すぎたフランス議会選挙で発揮された「共和戦線」の威力

フランスで7月7日、国民議会選挙の決選投票がおこなわれ、予想に反して左派の連合が最多の議席数を獲得し、極右政党を抑えて最大勢力となった。議会下院に当たる国民議会の議席数は577。今回の決選投票では左派の連合「新人民戦線」が180議席、エマニュエル・マクロン大統領率いる中道の「与党

カンニング竹山が危惧「ネット支配した人が選挙勝てる」未来に警鐘「地上波がもっとやれれば」
2024.07.09

カンニング竹山が危惧「ネット支配した人が選挙勝てる」未来に警鐘「地上波がもっとやれれば」

 タレントのカンニング竹山(53)が8日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)にゲスト生出演。現職の小池百合子都知事が3選を果たした7日投開票の都知事選について言及した。 「真面目な話をすると、選挙っていうのは民意ですから。これで出た結果がすべてなんですよ

「統一大韓民国」と「二つの交戦国関係」【寄稿】
2024.07.05

「統一大韓民国」と「二つの交戦国関係」【寄稿】

 亡国的分断構造が80年間変わらず維持されている。朝鮮半島は1953年に停戦協定を締結した当時、実際には戦争が終わったにもかかわらず、これまで平和ではなく休戦の状態に置かれている。これは、内部で戦争と武力衝突を口実に支配権力を構築し、外部では朝鮮半島を口実に武力衝突を引き起こして軍備増強と覇権

「徴兵には応じない」、超正統派ユダヤ教徒が兵役の義務化に抗議 エルサレム
2024.07.02

「徴兵には応じない」、超正統派ユダヤ教徒が兵役の義務化に抗議 エルサレム

(CNN) 中東エルサレムの超正統派ユダヤ教徒が暮らす地区の主要な広場に6月30日、数千人の男性が集まり、超正統派ユダヤ教徒を徴兵対象に含めるよう政府に命じたイスラエル最高裁の判断に対して抗議の声を上げた。最高裁は同月25日の命令により、76年前の建国以来維持してきた超正統派ユダ

イラン聖地・コムでは保守強硬派支持が大勢 世俗派との分断浮き彫り 大統領選ルポ
2024.06.26

イラン聖地・コムでは保守強硬派支持が大勢 世俗派との分断浮き彫り 大統領選ルポ

ヘリコプターの墜落で事故死したライシ師の後継を選ぶイラン大統領選の投票が28日に迫る。イスラム教シーア派の聖地があり保守的な土地柄で知られる中部コムを訪れると、反米の保守強硬派の候補を支持する声が多く聞かれた。投票ボイコットを公言する世俗的な住民もいる首都テヘランなどとの隔たりは大きく、宗教や

「旧ユーゴを歩きながら考えた 平和は政治ではつくれない」東浩紀
2024.06.25

「旧ユーゴを歩きながら考えた 平和は政治ではつくれない」東浩紀

 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。*  *  * 旧ユーゴスラビアを取材で回っている。1990年代に凄惨な内戦が起きた場所だ。 冷戦崩壊前、この地域ではカトリックのクロ

「自由に競争できる社会=公平」と思う日本が陥る悲劇 競争しなくても目的を達成する手段はある
2024.06.23

「自由に競争できる社会=公平」と思う日本が陥る悲劇 競争しなくても目的を達成する手段はある

財政社会学者の井手英策さんは、ラ・サール高校→東京大学→東大大学院→慶應義塾大学教授と、絵に描いたようなエリート街道を進んできました。が、その歩みは決して順風満帆だったわけではありません。貧しい母子家庭に生まれ、母と叔母に育てられた井手さん。勉強机は母が経営するスナックのカウンタ