# 円安・インフレ

ユーロ圏賃金、1-3月は4.7%増に伸び加速-ECBに警戒促す結果に
2024.05.23

ユーロ圏賃金、1-3月は4.7%増に伸び加速-ECBに警戒促す結果に

(ブルームバーグ): ユーロ圏の主要な賃金指標は今年1-3月(第1四半期)に伸びが加速した。インフレ減速を維持したい欧州中央銀行(ECB)当局者にとって警戒すべき結果となった。ECBの23日発表によれば、労使交渉での妥結賃金は1-3月に前年同期比4.7%増と、前四半期の4.5%増

トリシェ氏が日銀総裁だったら? 円安と利上げめぐる「とんでも予想」の現実味は
2024.05.23

トリシェ氏が日銀総裁だったら? 円安と利上げめぐる「とんでも予想」の現実味は

 4月末に一時1ドル160円台をつけるなど円安は依然続き、さらなる円安加速を予想する声もあります。その場合、日銀が通貨防衛的な利上げに踏み切る可能性は高まると、第一生命経済研究所・藤代宏一主席エコノミストは指摘します。藤代氏の寄稿です。 筆者は米ドル/円(USD/JPY)が145

デギンドスECB副総裁、来月の25bp利下げは「慎重なアプローチ」
2024.05.23

デギンドスECB副総裁、来月の25bp利下げは「慎重なアプローチ」

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁はオーストリア紙オベレステリチェ・ナハリヒテンとのインタビューで、来月の0.25ポイント利下げは妥当との認識を示した。副総裁は「6月の会合での決定について、非常に透明性を持っている。われわれは慎重なアプローチを採用して

午後3時のドルは横ばい156円後半、対ドル以外でも円安進行
2024.05.23

午後3時のドルは横ばい156円後半、対ドル以外でも円安進行

Shinji Kitamura[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤と変わらずの156円後半で取引されている。主要通貨は全般小動きだったものの、一時156.90円まで上昇して3週間ぶり高値を更新するなど、円が弱含みとなりやすい状況

【解説】 経済をめぐる選挙戦は危険な賭け イギリス総選挙
2024.05.23

【解説】 経済をめぐる選挙戦は危険な賭け イギリス総選挙

ファイサル・イスラム経済編集長私は今まで、経済統計と選挙の開始が組み合わせられて発表された例を知らなかった。しかしリシ・スーナク英首相は明らかに、22日に発表されたインフレ指標と、市場予想よりも力強く景気後退(リセッション)を脱却したことを背景に、解散総選挙に踏み切ったようだ。<

【解説】 イギリス総選挙、スーナク首相はなぜ今夏の実施を決めたのか
2024.05.23

【解説】 イギリス総選挙、スーナク首相はなぜ今夏の実施を決めたのか

クリス・メイソン政治編集長、BBCニュースイギリスの総選挙がやってくる。もうすぐ民意が問われることになる。政治権力は近く、議会議事堂のあるロンドン・ウェストミンスターから、そして現在それを握っている者たちの手から、失われる。政治家たち、政治家たちの未来

円相場、156円72~74銭 23日正午現在
2024.05.23

円相場、156円72~74銭 23日正午現在

 23日の東京外国為替市場の円相場は、正午現在1ドル=156円72~74銭と、前日(156円40~40銭)に比べ32銭の円安・ドル高となった。 

NZ中銀総裁、国内のインフレ高止まりに失望表明
2024.05.23

NZ中銀総裁、国内のインフレ高止まりに失望表明

Lucy Craymer[ウェリントン 23日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のオア総裁は23日、インフレは鈍化しているものの、国内のインフレ要因が依然低下の動きを示していないと失望を表した。国内ラジオ局NewstalkZBに、

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報
2024.05.23

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報

 中銀のドイツ連邦銀行は22日に発表した月報で、5月に国内のインフレ率が再び加速に転じ、今後数カ月はやや高い水準で推移するとの見通しを示した。賃金の上昇ペースが予想を上回り、サービス業の物価上昇圧力が強まっているためとしている。 労働協約で決まった賃金は手当や付加給付などを含める

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念
2024.05.23

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は23日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年3.50%で据え置いた。据え置きは11会合連続。物価上昇率はいまだに高水準で、利下げを急げばインフレ圧力を強めるだけでなく、為替レートや家計債務、不動産市場も再び不安定化しかねないと警戒しているようだ。

「円安シナリオは崩れつつある」と予想する理由 プロが参考にする「ローソク足チャート」が示す“シグナル”とは
2024.05.23

「円安シナリオは崩れつつある」と予想する理由 プロが参考にする「ローソク足チャート」が示す“シグナル”とは

東京外国為替市場ではドル・円相場が4月に一時、34年ぶりとなる1ドル=160円台をつけた後は同150円台半ばの水準で一進一退を繰り返している。足元の円安・ドル高の背景にある日米の金利差に開きがあることから、依然、円安は続くとの見方も多い。しかし、金融市場を長く分析してきた元SMBCフレンド証券

好天に恵まれた大型連休。人出が伸びたと思ったら全国の88%で減少、コロナ5類移行後初なのになぜ? 一番活発に動いた人たちは…大規模データの分析から判明
2024.05.23

好天に恵まれた大型連休。人出が伸びたと思ったら全国の88%で減少、コロナ5類移行後初なのになぜ? 一番活発に動いた人たちは…大規模データの分析から判明

 全国的に好天に恵まれ、新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めてとなった今年のゴールデンウイーク。人出が伸びたと思ったら、国内居住者に限ると全国主要都市の駅周辺60地点の88%に当たる53地点で前年に比べて減っていたことが、大規模なデータ分析によって明らかになった。 1ドル=1

2023年度の実質賃金 前年度比2.2%減少で2年連続マイナス    物価の伸びに賃上げ追いつかず
2024.05.23

2023年度の実質賃金 前年度比2.2%減少で2年連続マイナス 物価の伸びに賃上げ追いつかず

2023年度の物価の変動を差し引いた「実質賃金」は、前の年度と比べて2.2%減少しました。物価の伸びに賃上げが追い付かず、2年連続のマイナスになりました。厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」によりますと、2023年度に労働者が受け取った現金給与の総額は月平均33万2533円で

原油先物は4日続落、米金利上昇懸念で
2024.05.23

原油先物は4日続落、米金利上昇懸念で

Arathy Somasekhar[23日 ロイター] - 23日の原油先物価格は4営業日続落している。インフレ率が上昇すれば米国の金利が再び引き上げられ、石油需要に打撃となりかねないとの懸念が意識された。0004GMT(日本時間午前9時04分)時点で、北海

製造業PMIは5月は1年ぶりの50超え、サービス業は低下=auじぶん銀・S&Pグローバル
2024.05.23

製造業PMIは5月は1年ぶりの50超え、サービス業は低下=auじぶん銀・S&Pグローバル

Shiho Tanaka[東京 23日 ロイター] - auじぶん銀行が23日に発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.5となり、前月の49.6から上昇した。好不況の分かれ目となる50を12カ月ぶりに上回り、業況の回復が続いていることを示した。サービス業P

バイデン米政権、独立したFRBを支持と表明 トランプ氏念頭に
2024.05.23

バイデン米政権、独立したFRBを支持と表明 トランプ氏念頭に

[サンフランシスコ 22日 ロイター] - バイデン米政権は22日、独立した連邦準備理事会(FRB)を支持すると表明した。共和党の大統領選候補となるトランプ前大統領が金融政策への関与を強める方法を検討しているという先月の報道を受けた。大統領経済諮問委員会(CEA)はブログ

南アCPI、4月は前年比+5.2%に鈍化
2024.05.23

南アCPI、4月は前年比+5.2%に鈍化

Bhargav Acharya[ヨハネスブルク 22日 ロイター] - 南アフリカ統計局が22日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.2%上昇と、前月の5.3%から伸びが鈍化した。ロイター調査によるエコノミスト予想は5.3%だった。アナリスト

海外に修学旅行、7校から1校に 円安で費用高騰 群馬の公立高校
2024.05.23

海外に修学旅行、7校から1校に 円安で費用高騰 群馬の公立高校

 コロナ禍前の2019年度に海外への修学旅行を実施していた群馬県内の公立高校7校のうち、24年度も行う予定の高校は1校にとどまることが毎日新聞の調べで判明した。円安の進行により海外への旅費が高騰したことが主な要因となっている。【庄司哲也】 ◇コロナ禍前7校 県教育委

米インフレ再燃なら「利上げの意思」 複数のFOMC参加者が言及
2024.05.23

米インフレ再燃なら「利上げの意思」 複数のFOMC参加者が言及

 4月30日と5月1日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、物価高(インフレ)の再燃リスクが高まれば、再び利上げすべきだとの考えを複数の参加者が示していたことがわかった。現在の金融政策にどのくらいインフレ抑制効果があるのかについても、「不透明」との見方が多くの参加者から出たという。

「円安、自社に悪影響」 中小企業など63.9%が回答 民間調査
2024.05.23

「円安、自社に悪影響」 中小企業など63.9%が回答 民間調査

 帝国データバンクの調査で、6割以上の企業が円安は自社の利益に悪影響を与えると回答した。約半数が自社にとって適正な円相場の水準を「1ドル=110円以上~130円未満」と回答し、155円前後で推移する現状とはかけ離れていた。過度な円安が重い負担となっている実態が浮かんだ。 調査は5