# 事件・疑惑

「ドカッ」―。薄暗い地下室に鈍い音が響く。「仲間」の男がバールで高齢女性を殴りつけ始めた。別の男が女性の耳元でささやく。「カネのありかを言え。家族を殺すぞ。家を燃やすぞ」バールの振り下ろすスピードには一切の手加減を感じなかった。「計画され

　数々の疑惑で全国的な注目を集めている兵庫県の斎藤元彦知事は、9月11日午後の会見で県議会の全議員、とくに3年前の知事選で支援を受けた自民党議員から辞職を求められていることについて問われ、涙ぐんだ。臨床心理士の岡村美奈さんが、百条委員会での斎藤知事をはじめ、政治家が繰り返す「記憶にない」発言の

“パワハラ疑惑”の兵庫県知事が、県議会の議員全員から辞職を求められました。知事は今の状況について「ふがいない」と語ったものの、改めて続投を明言しています。連日、カメラの前に立つ兵庫県の斎藤元彦知事。兵庫県　斎藤元彦知事（46）「やっぱり、不安とか心配を

日本ヤクザ史を揺るがした男が39年ぶりに姿を現した。9月3日、長崎県警は同県諫早市の後藤栄治こと宮本榮治(75)を名誉棄損容疑で逮捕したと発表した。「後藤容疑者は今年2月下旬、地元市議会議員について『わいせつ罪を犯している』など嘘の内容が書かれた封書を飲食店を介して

福岡市東区の県道で、酒を飲んで電動キックボードを運転したとして、交際中の男女が逮捕されました。13日午前0時ごろ福岡市東区箱崎の県道でパトロール中の警察官が赤信号を無視して走行する電動キックボードを発見しました。警察官が停止を求め運転する男の呼気を調べたところ、基準

大分・別府市で2022年6月に起きたひき逃げ事件で、重要指名手配されている八田與一容疑者（28）について、警察庁は捜査特別報奨金の受付を延長することを決めました。捜査特別報奨金は、社会的に反響の大きい事件について、解決につながった情報の提供者に支払われる懸賞金で、上限額は300万

　広島県廿日市市の商業施設で女性にナイフを突き付け、現金を奪ったとして強盗や建造物侵入などの罪に問われた同市の無職の男（38）の判決が12日、広島地裁であり、小川貴紀裁判官は懲役5年（求刑懲役7年）を言い渡した。　小川裁判官は、服役を繰り返していた男が社会生活になじめず、再び刑務

　１２日上川の美瑛町の交差点で軽乗用車と乗用車が衝突し、あわせて３人が病院に運ばれました。■永山友菜記者：「衝突した車は歩道を超えて横転しています。そしてもう一台は前方が大破し激しく窓ガラスが割れています。」１２日午後４時半すぎ、美瑛町北町１丁目の交差

大阪府内の住宅にベランダから侵入し、小学生の女子児童に性的暴行を加えた疑いで、会社員の男が逮捕されました。住居侵入と不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、大阪府豊中市の会社員・菅野敦士容疑者（36）です。菅野容疑者は8月、大阪府内の住宅にベランダから侵入し、就寝中の小学生の女子児童

紀州のドン・ファンと呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われている元妻の裁判が始まりました。事件後に元妻が「ばれずに殺せば正義」「都内の億超えマンション」などと検索していたことが、新たに分かりました。　　　◇逮捕から3年…。記者（12日午前10時すぎ）

　無形の「知識」の獲得が目的のため、摘発が困難とされる中国人スパイ。かつてのような工作員の外交官への偽装がなくなったことで、背後に潜んでいる大きな組織を見えにくくさせた不気味な「千粒の砂」戦略に追った。本稿は、上田篤盛・稲村 悠『カウンターインテリジェンス 防諜論』（育鵬社）の一部を抜粋・編集

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われている元妻が、初公判で無罪を主張しました。須藤早貴被告（28）は2018年、元夫で資産家の野崎幸助（当時77・「崎」はたつさき）さんに覚醒剤を摂取させて殺害した罪に問われています。12日の初公判で須藤被

12日午後11時すぎ、福岡市東区の県道で、酒を飲んで電動キックスケーターを運転した疑いで男女2人が逮捕されました。12日午後11時すぎ、福岡市東区箱崎の交差点で、赤信号を無視して電動キックスケーターを運転する男をパトカーで巡回していた警察官が発見しました。前方には女

　２０１８年に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん（当時７７）に覚醒剤を摂取させ殺害したとして、殺人罪などに問われた元妻・須藤早貴被告（２８）が１２日、和歌山地裁（福島恵子裁判長）で開かれた裁判員裁判の初公判で無罪を主張した。　＊　＊　＊　＊　＊<

１２日午前、愛知県の瀬戸市役所の議会室で、パーティションをたたき割ったとして、名古屋大学の職員の男が現行犯逮捕されました。器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたのは、瀬戸市に住む、名古屋大学職員の小林昌彦（こばやし・まさひこ）容疑者（61）です。警察によりますと小林容疑者

　2018年5月24日、“紀州のドン・ファン”こと和歌山県田辺市の金融業・野崎幸助氏（享年77）が、急性覚醒剤中毒で死亡した事件。のちに殺人罪と覚醒剤取締法違反の罪に問われた55歳年下妻・須藤早貴被告（28）の初公判が、9月12日、和歌山地裁で始まった。　傍聴席に視線を向けること

〈《紀州のドン・ファン殺人公判》「バレずに殺せば正義 復讐代行」「覚醒剤　死亡」55歳年下妻・須藤早貴（28）が事件前後に検索していた“驚愕ワード”の数々〉 から続く　和歌山地裁で始まった「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏（享年77）殺人事件の公判。9月12日の初公判では、殺

警察庁は、東京・六本木クラブ襲撃事件や大分県別府市で起きた大学生死亡ひき逃げ事件など4つの未解決事件について、懸賞金（捜査特別報奨金）の受け付け期間を1年間延長することを決めました。捜査特別報奨金は、指名手配中の容疑者逮捕に結びつく情報を提供した人に支払われるもので、上限額は30

警察庁は、2022年に大分県別府市で起きた男子大学生死亡ひき逃げ事件で、重要指名手配されている八田與一容疑者（28）に対する懸賞金（捜査特別報奨金）の受け付け期間を1年間延長することを決めました。上限額は300万円で、遺族らの私的懸賞金の上限500万円を加えると、最大800万円となります。

　47年7カ月もの獄中生活を送ってきた元プロボクサー袴田巌さん（88）を追ったドキュメンタリー映画「拳と祈り　―袴田巌の生涯―」の笠井千晶監督（49）が12日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見した。　1966年6月、静岡県で味噌製造会社の専務一家4人が殺害された事件の犯人