# ジェンダー・社会問題

「痴漢外来」は加害者を救えるか 刑務所4回・通院4年でも続く再犯するかもしれない恐怖「今も不安と戦っている」
2024.09.14

「痴漢外来」は加害者を救えるか 刑務所4回・通院4年でも続く再犯するかもしれない恐怖「今も不安と戦っている」

 再犯率が高いとされる性犯罪。痴漢、盗撮といったものが挙げられるが、日本では近年再び痴漢の摘発件数が増加している。性犯罪の再犯率が約14%と言われる中、痴漢は30%以上と最も高い。痴漢の6割以上が電車内で日常的に起きているが、この加害者を治療することで、被害者を減らす取り組みが進み始めている。

「カマラ」の発音誤り、ハリス氏応援の市長にブーイング 正しくは?
2024.09.14

「カマラ」の発音誤り、ハリス氏応援の市長にブーイング 正しくは?

 米東部ペンシルベニア州ウィルクスバリで開かれた大統領選の選挙集会で13日、民主党のハリス副大統領の応援演説をした地元市長が、ハリス氏の名前を正しく発音できずにブーイングを受ける一幕があった。 以前、共和党のトランプ前大統領が意図的に間違った発音をしてジョークのネタにした経緯があ

兵庫県知事 故郷で証言「視察先で無礼、謝罪なし」 批判電話5000件で県職員疲労
2024.09.14

兵庫県知事 故郷で証言「視察先で無礼、謝罪なし」 批判電話5000件で県職員疲労

 来週、県議会で不信任案が可決される見通しとなった兵庫県・斎藤元彦知事。番組が斎藤知事の生まれ故郷を取材すると、視察先の関係者が、知事に対して激怒するトラブルが起きていたことが分かりました。 県議会の議員全員が辞職を求める異例の事態となるなか、13日も改めて続投に意欲を見せた斎藤

「痴漢外来」は加害者を救えるか 刑務所4回・通院4年でも続く再犯するかもしれない恐怖「今も不安と戦っている」
2024.09.14

「痴漢外来」は加害者を救えるか 刑務所4回・通院4年でも続く再犯するかもしれない恐怖「今も不安と戦っている」

 再犯率が高いとされる性犯罪。痴漢、盗撮といったものが挙げられるが、日本では近年再び痴漢の摘発件数が増加している。性犯罪の再犯率が約14%と言われる中、痴漢は30%以上と最も高い。痴漢の6割以上が電車内で日常的に起きているが、この加害者を治療することで、被害者を減らす取り組みが進み始めている。

「子どもが襲われる場所」とは──電車内にも危険あり 「怖い」と思ったときの3つの対処法
2024.09.14

「子どもが襲われる場所」とは──電車内にも危険あり 「怖い」と思ったときの3つの対処法

 警察庁が7月に発表した統計によると、2023年、9歳以下の「行方不明者」は1115人と、前年に比べて50人以上増加している。この7月には、長野県岡谷市で小学校に通学中の女子児童を連れ去ろうとした55歳の男が未成年者略取未遂の容疑で逮捕されたほか、東京都練馬区で小学生の女子児童に声をかけて近く

長崎県内の児童虐待 対応1261件 過去最多だった前年度を上回る見込み
2024.09.14

長崎県内の児童虐待 対応1261件 過去最多だった前年度を上回る見込み

 長崎県は13日、2023年度に児童相談所(長崎・佐世保こども・女性・障害者支援センター)が対応した児童虐待相談対応件数(速報値)が、過去最多だった前年度を177件上回る1261件となる見込みであると発表した。これまでの傾向と同様、県は「地域社会の意識が高まったことや、関係機関による通告の徹底

未婚女性より深刻、50歳で未婚男性の「孤独」...定年後、死ぬまで働き続ける「結婚していないミドルシニア」の切ない事情【CFPが解説】
2024.09.14

未婚女性より深刻、50歳で未婚男性の「孤独」...定年後、死ぬまで働き続ける「結婚していないミドルシニア」の切ない事情【CFPが解説】

国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」によると、2020(令和2)年の「50歳時の未婚率」は男性が28.3%、女性が17.8%で、年々増加傾向が見られます。今後、結婚をする人が増えなければ、ミドルシニア未婚者の単身世帯の数は、今後多くなることが想定されます。本稿では具体的な調査結果を

藤枝市役所の職員を逮捕 妻と息子を殴りけがをさせた疑い 静岡・焼津市
2024.09.14

藤枝市役所の職員を逮捕 妻と息子を殴りけがをさせた疑い 静岡・焼津市

妻と息子を殴打しけがをさせたとして、藤枝市役所の職員の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、焼津市に住む藤枝市役所の職員の男(43)です。 警察によりますと、男は12日午前7時ごろ40代の妻と中学生の息子を殴るなどの暴行を加えて、軽傷を負わせた疑いが持た

マカオで盗撮繰り返した50代日本人旅客の男逮捕…地元女子中学生らが被害
2024.09.14

マカオで盗撮繰り返した50代日本人旅客の男逮捕…地元女子中学生らが被害

 マカオ治安警察局は9月13日午後の定例会見で、マカオ滞在中に盗撮行為を繰り返したとして50代の日本国籍の旅客の男を逮捕したことを明らかにした。 同局の発表によれば、同月9日午後6時頃、制服を着た地元の女子中学生(未成年者)がマカオ半島のロドリゴ・ロドリゲス通りにあるバス停でバス

「ほとんどは社会に出ることしか眼中にない」 無期懲役囚が明かす刑のリアル
2024.09.14

「ほとんどは社会に出ることしか眼中にない」 無期懲役囚が明かす刑のリアル

現役の無期懲役囚として受刑者や刑務所の実態を塀の中から社会に明らかにしている人がいる。自ら仮釈放の可能性を放棄したと公言する美達大和(みたつ・やまと)氏。服役中の彼との手紙のやり取りを通じて、無期懲役という刑罰が持つ意味を考えた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)美達氏は2件

【第25週の虎に翼】朋一に突然異動が言い渡される 桂場の意向によるものなのか寅子は思い悩む
2024.09.14

【第25週の虎に翼】朋一に突然異動が言い渡される 桂場の意向によるものなのか寅子は思い悩む

 伊藤沙莉がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となる三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんの半生を再構成して描くフィクション作。伊藤は主人公の猪爪寅子(ともこ)を演じる。 ■第25週「女の知恵は後へまわる?」

「虎に翼」第25週 朋一(井上祐貴)が異動を命じられる【ネタバレ注意】
2024.09.14

「虎に翼」第25週 朋一(井上祐貴)が異動を命じられる【ネタバレ注意】

 俳優の伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)は、16日から第25週「女の知恵は後へまわる?」が放送される。 朝ドラ・110作目の「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルスト

来週の『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、“朋一”井上祐貴の不可解な人事異動に思い悩む
2024.09.14

来週の『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、“朋一”井上祐貴の不可解な人事異動に思い悩む

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第25週「女の知恵は後へまわる?」が9月16日~9月20日に放送される。 連続テレビ小説『虎に翼』は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの半生をモチーフにした連続テレビ小説

【虎に翼】朋一が突然、まさかの人事異動 桂場の意向によるものか
2024.09.14

【虎に翼】朋一が突然、まさかの人事異動 桂場の意向によるものか

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。第24週では、病が進行した多岐川(滝藤賢一)が最後の力を振り絞り、厳罰化を憂い、桂場(松山ケンイチ)に少年法改正に反対する意見書を届けようとする様子が描かれた。9月16日から始まる第25週はどんな展開に

発電建設反対住民の個人情報、岐阜県警が収集「違憲」 名高裁が一部抹消命令「市民運動を危険視」
2024.09.14

発電建設反対住民の個人情報、岐阜県警が収集「違憲」 名高裁が一部抹消命令「市民運動を危険視」

 岐阜県大垣市などで計画された風力発電施設の建設を巡り、県警が反対住民らの個人情報を事業者の中部電力子会社シーテック(名古屋市)に伝えたのはプライバシー権の侵害だとして、住民4人が県に損害賠償と個人情報の抹消を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(長谷川恭弘裁判長)は13日、県警による情報収集

「NHK反日発言」、「靖国神社落書き」…度々起こる反日テロの裏にひそむ”怪しい団体”の動き
2024.09.14

「NHK反日発言」、「靖国神社落書き」…度々起こる反日テロの裏にひそむ”怪しい団体”の動き

NHKのラジオ国際放送で8月19日、中国籍のスタッフが、「南京大虐殺を忘れるな」、「釣魚島(尖閣諸島)は中国の領土」など、原稿にない反日的な発言をした「放送テロ」が、多くの日本国民を怒らせた。NHKは9月10日に国際放送担当理事の辞任と、稲葉延雄会長ら役員4人の報酬50%を1ヵ月

『虎に翼』の寅子たちに見る「中年」の歩き方。もう新しくない僕らがやるべきこと、できること【横川良明の『虎に翼』隔週レビュー23•24週】
2024.09.14

『虎に翼』の寅子たちに見る「中年」の歩き方。もう新しくない僕らがやるべきこと、できること【横川良明の『虎に翼』隔週レビュー23•24週】

原爆裁判に尊属殺人。70年安保と少年法。佳境に入ってなお難しいテーマに挑み続ける『虎に翼』。開始当初はまだ女学生だった寅子(伊藤沙莉)も50代半ばとなりました。ふれたいテーマはいろいろありますが、今回はあえて主題から少しそれて、ここ数週の『虎に翼』に見る中年期の歩き方について語っ

選択的夫婦別姓「28年の空白」脱却なるか 経済界が導入後押し【けいざい百景】
2024.09.14

選択的夫婦別姓「28年の空白」脱却なるか 経済界が導入後押し【けいざい百景】

 「夫婦の同氏制を採用している国は、わが国以外に承知しておりません」。これは、2020年11月6日の参院予算委員会での、上川陽子法相(当時)の答弁だ。夫婦が互いに、それぞれの姓を結婚後も維持することを認める「選択的夫婦別姓制度」は、今や全ての国で当たり前に。婚姻時に夫婦同姓しか選択できない国は

7000人以上診察した精神科医が明かす、職場を崩壊させる人たちの「うんざりする実態」
2024.09.14

7000人以上診察した精神科医が明かす、職場を崩壊させる人たちの「うんざりする実態」

根性論を押しつける、相手を見下す、責任をなすりつける、足を引っ張る、人によって態度を変える、自己保身しか頭にない……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか。5万部突破ベストセラー『職場を腐らせる人たち』では、これまで7000人以上診察してきた精神科医が豊富な臨床例から明かす。<

朝ドラのモデル三淵嘉子は「誰にも負けない家裁のスペシャリスト」を目指し5000人の少年に面接しつづけた
2024.09.14

朝ドラのモデル三淵嘉子は「誰にも負けない家裁のスペシャリスト」を目指し5000人の少年に面接しつづけた

連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)では、裁判官の寅子(伊藤沙莉)が再び家庭裁判所に異動し、少年部の部長に。NHK解説委員の清永聡さんは「寅子のモデルである三淵嘉子さんは、東京地裁の判事を務めた後、初めて家庭裁判所の判事となった。昭和30年代以降、少年犯罪が激増し、嘉子さんは審判で5000人もの