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JFEスチールは20日、グリーン鋼材「JGreeX（ジェイグリークス）」が米国の大手変圧器メーカーのイートン社に採用されたと発表した。ITデータセンターに使われる変圧器向けの方向性電磁鋼板（GO）で、JGreeXとしては初の米国採用となる。豊田通商を通じて受注しており、西日本製鉄所・倉敷地区で

JFEスチールは19日、デジタルの仮想空間から現実世界にシミュレートするデジタルツイン技術を活用し、鋼板の冷延・亜鉛めっき工程の焼鈍炉に使われるラジアントチューブバーナーの革新的な開発に成功したと発表した。従来のラジアントチューブバーナーと比べ、バーナーの交換目安となる変形度の6分の1への抑制

JFEスチールが開発したプレス成形時に超高張力鋼板のスプリングバック（曲げ返り）を抑制する技術が、ロッカーインナーと呼ばれる自動車の車体骨格部品に採用された。1180メガパスカル（メガは100万）級の超高張力鋼板をプレス成形する際、前工程の形状を最適化し、曲げ返りの要因応力を相殺する応力を付与

　JFEスチールの広瀬政之社長（60）が共同通信のインタビューに応じ、製造工程での二酸化炭素（CO2）排出量を減らした鋼材の収益向上を急ぐ姿勢を明らかにした。性能が変わらない一方で「環境価値」を価格に上乗せするため、市場形成は道半ばだ。広瀬氏は「製品の価値を正しく評価し、需要を喚起する政策的な

　JFEスチールは13日、複数の資源メジャーと共同で進める高圧水素輸送用ラインパイプの開発事業で、研究対象とする鋼管品種を広げると発表した。従来の電縫鋼管だけでなく、新たに厚肉高強度のUO鋼管（大径鋼管）も加え、海底パイプラインを想定した実用化研究に取り組む。　開発は、欧米メジャ

JFEスチールは12日、独自技術の「壁折リストライク工法」（特許取得済み）が、国内大手自動車メーカーの国内向け車両の骨格部品・ロッカーインナーに採用されたと発表した。1180メガパスカル級溶融亜鉛めっき超ハイテン鋼板のスプリングバックの抑制成形工法となるもので、実部品への適用は国内初。部品化に

JFEスチールは6日、西日本製鉄所（福山地区）で「第42回J1活動成果発表会」を行った。2つの会場での対面開催で、広瀬政之社長をはじめ約300人が出席。グループ会社を含む国内24グループ、海外4グループが日頃の活動成果を発表し、参加者からは多くの質問も寄せられ、活発な討議が行われた。

　JFEスチールは6日、現場力向上を目的としたJ1活動成果発表会を開催した。グループ会社を含む国内の24組と海外の4組の代表グループが各職場の取り組みを披露し、現場の安全や作業効率向上などに関する改善成果を全社で共有した。　会場となった西日本製鉄所福山地区（広島県福山市）には、4

　JFEホールディングス（HD） <5411> の寺畑雅史副社長は4日までにインタビューに応じ、傘下のJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区（岡山県倉敷市）で検討する高炉1基の電炉転換について、政府の支援を前提に、早ければ今年度中にも正式決定する方針を示した。投資額については、周辺設備を含め「4桁

　ＪＦＥスチール東日本製鉄所と川崎市は２６日、音楽やものづくりの楽しみを知ってもらおうと「ふれあい祭り」を川崎市川崎区の特設会場で開催し、大勢の家族連れらでにぎわった。　祭りは１８回目を数え、近年の新型コロナウイルス禍では中止や縮小を余儀なくされたものの、昨年に引き続いて全催しを