# HBM

サムスン電子、半導体組織改編…縮小したHBMチーム再拡大
2024.07.05

サムスン電子、半導体組織改編…縮小したHBMチーム再拡大

サムスン電子半導体部門が高帯域幅メモリー(HBM)研究開発組織を復活させる内容の組織改編を行った。全永鉉(チョン・ヨンヒョン)副会長がサムスンの新しい半導体部門のトップに任命されてから1カ月後に出てきた最初の措置だ。大幅に縮小されたHBM研究開発チームを再拡大し、サムスンがメモリーリーダーシッ

生成AIの流行、半導体検査装置に好影響の背景
2024.06.30

生成AIの流行、半導体検査装置に好影響の背景

生成人工知能(AI)の流行が、半導体検査装置各社に好影響を及ぼしている。生成AIにはDRAMを複数積層する広帯域メモリー(HBM)が使われるが、従来のDRAMに比べ複雑なためテスト負荷が高く、検査装置の重要性が高まっている。今後も市場拡大が見込まれており、各社は巨大需要獲得を目指し、狙いを定め

HBM神経戦…SKハイニックス「競合他社のHBM技術は入っていない」
2024.06.28

HBM神経戦…SKハイニックス「競合他社のHBM技術は入っていない」

世界3位のメモリー半導体企業の米マイクロンは高帯域幅メモリー(HBM)部門で最近3カ月間の売上高が1億ドル(約160億円)を超えた。SKハイニックスに続いてエヌビディアにHBMを供給中のマイクロンが異例にもHBMの売上高を別途に発表したことで、HBM企業の神経戦がさらに激しくなっている。

「高帯域幅メモリー」競争で遅れを取ったサムスン電子…第2四半期の売上に暗雲
2024.06.25

「高帯域幅メモリー」競争で遅れを取ったサムスン電子…第2四半期の売上に暗雲

 「第5世代高帯域幅メモリー事業化の場合、顧客企業のタイムラインに合わせて順調に進んでおり、(中略)早ければ第2四半期末から売上が発生すると予想されます」(サムスン電子、4月実績説明会) サムスン電子は株主の前で掲げた目標を達成できるだろうか。会社の第5世代高帯域幅メモリー(HB

米国「HBM・GAA技術、中国に行かないよう防ぐ…サムスン・SKハイニックスは?
2024.06.13

米国「HBM・GAA技術、中国に行かないよう防ぐ…サムスン・SKハイニックスは?

米国政府が対中人工知能(AI)技術遮断を強化する。ゲートオールアラウンド(GAA)、広帯域メモリー(HBM)などAIチップ製造時に必須の技術を制限することを検討中だ。ブルームバーグは11日、消息筋の話として米商務省がこうした制裁を加える手続きに入ったと伝えた。半導体業界では米国が

米国、中国のAI半導体技術アクセス防ぐ…「GAAとHBMの追加規制検討」
2024.06.12

米国、中国のAI半導体技術アクセス防ぐ…「GAAとHBMの追加規制検討」

米国政府が中国に対する半導体技術アクセスへの追加規制を検討している。人工知能(AI)に使う半導体技術へのアクセスを防ぐためだ。ブルームバーグが11日に報じたところによると、規制議論がされているのはゲートオールアラウンド(GAA)と広帯域メモリー(HBM)など半導体関連の最新技術だ

エヌビディアCEO「サムスンHBMの品質認証進行中…まだテスト終了せず」
2024.06.05

エヌビディアCEO「サムスンHBMの品質認証進行中…まだテスト終了せず」

エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が4日、サムスン電子の高帯域幅メモリー(HBM)を自社の人工知能(AI)半導体に早期に搭載するために努力していると述べた。台湾台北のグランドハイライホテルで開かれた記者懇談会で、サムスン電子のHBMの使用計画に関する質問を受けると、このよ

SK hynix、新規格LPCAMM2のメモリモジュールや次世代GDDR7を展示
2024.06.05

SK hynix、新規格LPCAMM2のメモリモジュールや次世代GDDR7を展示

 台湾にて開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2024において、SK hynixがブースを出展中。新たなメモリ規格となるLPCAMM2や、次世代GPU向けメモリのGDDR7などを展示している。 新たなメモリモジュールとなるLPCAMM2は、LPDDR5Xをモジュール上に実装し

HBM3E12層「ブラックウェル・ウルトラ」サプライズ公開…エヌビディアCEO「台湾はすでにAIの中心」(2)
2024.06.03

HBM3E12層「ブラックウェル・ウルトラ」サプライズ公開…エヌビディアCEO「台湾はすでにAIの中心」(2)

◇HBM3E12層「ブラックウェル・ウルトラ」サプライズ公開台湾がAIの中心軸のひとつに浮上し、今年で43回をむかえた台北国際コンピュータ見本市の地位も高まっている。台北国際コンピュータ見本市は台湾が半導体とコンピュータなどを戦略産業として目を付けた1981年に初めて開催された。

韓国経済の屋台骨「サムスン」が抱える「深刻な事態」…「異例の役員人事」のウラ側
2024.06.03

韓国経済の屋台骨「サムスン」が抱える「深刻な事態」…「異例の役員人事」のウラ側

 2024年1~3月期、韓国サムスン電子の半導体部門の営業損益は、5四半期ぶりに黒字転換した。世界的なメモリー市況の下げ止まり、データセンター向けのDRAMなどの需要回復が黒字転換に寄与した形だ。 ただ、同社のAI用の新型半導体開発の遅れは顕著だ。現在、AI分野で需要が急増の“広

SKハイニックスは「機密情報」まで公開…業界最強エヌビディアのパワー
2024.05.27

SKハイニックスは「機密情報」まで公開…業界最強エヌビディアのパワー

人工知能(AI)半導体に必須となった広帯域メモリー(HBM)メーカー3社の競争が激しくなっている。エヌビディアのグラフィック処理装置(GPU)に代わるAIチップがない現在としてはエヌビディアの生態系に編入されてこそAIブームの恩恵を受けられるためだ。◇エヌビディアをつかめ

AI半導体の核心・次世代HBMで覇権狙う台湾TSMC、サムスンは重要部品独自生産で対抗
2024.05.24

AI半導体の核心・次世代HBMで覇権狙う台湾TSMC、サムスンは重要部品独自生産で対抗

 人工知能(AI)半導体の核心である「次世代HBM(高帯域幅メモリー)」を共同開発するSKハイニックスとファウンドリー(半導体受託生産業者)世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)の今後の構想が明らかになってきた。TSMCは14日、オランダのアムステルダムで開かれた「TSMC欧州技術シンポ

「エヌビディアのテストに合格せず」 サムスンがAI用メモリー巡る報道に反論
2024.05.24

「エヌビディアのテストに合格せず」 サムスンがAI用メモリー巡る報道に反論

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は24日、同社の広帯域メモリー(HBM)が米半導体大手のエヌビディアに納品するためのテストにまだ合格していないとする報道に対し、「多様なグローバルパートナーとHBM供給のためのテストを順調に進行中」と反論した。 ロイター通信はこの日、複数の

「サムスン電子のHBMチップ、まだエヌビディアテスト通過せず」
2024.05.24

「サムスン電子のHBMチップ、まだエヌビディアテスト通過せず」

サムスン電子が米国半導体企業エヌビディアに高帯域幅メモリー(HBM)を納品するためのテストをまだ通過していないという報道があった。ロイター通信は24日、複数の匿名の情報筋を引用し、サムスン電子のHBMの発熱と電力消費などが問題になったとし、このように伝えた。問題の製品には現在人工

「半導体」回復には時間必要も…半導体装置7社中6社が営業増益を計画
2024.05.23

「半導体」回復には時間必要も…半導体装置7社中6社が営業増益を計画

半導体製造装置7社の2025年3月期連結業績予想は、芝浦メカトロニクスを除く6社が営業増益を計画する。24年3月期はロジックやメモリーなどで投資が低迷したが、25年3月期はスマートフォンの需要回復や生成人工知能(AI)向けの旺盛な需要を取り込む。半導体投資は24年後半以降の回復を見込む。

【コラム】HBMが呼んだ「バタフライ効果」…サムスンの半導体トップまで変えた
2024.05.22

【コラム】HBMが呼んだ「バタフライ効果」…サムスンの半導体トップまで変えた

高帯域幅メモリー(HBM)。メモリー半導体のDRAMをハンバーガーのパティのように何層にも積んでデータ処理速度を大きく高めた高性能半導体です。並列演算を高速にできるようデータが通過する通路である帯域幅を広げました。それで名前も「High Bandwidth Memory」です。爆発的な量の情報

SK Hynixは新工場に146億ドルを投資へ HBM市場のゆくえは
2024.05.20

SK Hynixは新工場に146億ドルを投資へ HBM市場のゆくえは

 AI(人工知能)半導体の性能を加速させるHBM(広帯域幅メモリ)で業界をリードするSK hynixは、韓国の新工場「M15X」に20兆ウォン(約146億米ドル)以上を投じる予定だという。 同社は、2024年4月24日に発表した報道向け資料の中で、「急増する需要に対応し、市場リー

AIチップの核心「HBM4」で主導権争い…TSMC、サムスンに宣戦布告
2024.05.20

AIチップの核心「HBM4」で主導権争い…TSMC、サムスンに宣戦布告

現存最高性能である第5世代HBM3E(高帯域幅メモリー)市場をめぐりサムスン電子とSKハイニックスの総力戦が繰り広げられている間にゲームチェンジャーと呼ばれる次世代HBM4の主導権争いも幕が上がった。HBM4からロジック(システム)半導体とメモリー半導体の境界が崩れ始め、ファブレ

激しさ増す次世代「HBM4」技術競争…注目集める韓国サムスンとSKの動き
2024.05.18

激しさ増す次世代「HBM4」技術競争…注目集める韓国サムスンとSKの動き

AI時代に不可欠の「HBM」。容量も速度も飛躍したが、開発がさらに加速
2024.05.15

AI時代に不可欠の「HBM」。容量も速度も飛躍したが、開発がさらに加速