# 買い入れ

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋
2024.07.10

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋

Takahiko Wada Yoshifumi Takemoto[東京 10日 ロイター] - 日銀が9日に開催した銀行グループを対象とした債券市場参加者会合では、2年後の国債買い入れ額として月3兆円程度が望ましいとの意見が多数あったことが複数の関係者の話で明らかになった

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり
2024.07.10

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり

 日本銀行は9~10日、今月末に開く金融政策決定会合で示す国債買い入れの減額計画をめぐり、「債券市場参加者会合」を開いた。日銀は会合で得た金融機関からの意見を参考に、減額幅やペースなどを決めるとしている。丁寧な手続きを経ることで、金融市場の混乱を避ける狙いがあるが、参加者の意向には隔たりも大き

日銀の「国債買い入れ減額」と「保有残高の減少」を試算する【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】
2024.07.09

日銀の「国債買い入れ減額」と「保有残高の減少」を試算する【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】

チーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)が解説します。●日銀は今月末に国債買い入れの減額計画を公表する予定だが、現時点でその詳細はまだ不明。●日銀は6月末時点で588.5兆円の国債を保有し、毎月6兆円程度の国債の買い入れ

焦点:日銀、9日から債券市場会合 減額幅・ペースなど関係者の見方確認
2024.07.08

焦点:日銀、9日から債券市場会合 減額幅・ペースなど関係者の見方確認

Takahiko Wada[東京 8日 ロイター] - 日銀は9日からの債券市場参加者会合で、国債買い入れ減額の具体策について意見を聞く。日銀内では減額は段階的に行い、一定の予見可能性を維持すべきとの声が聞かれるが、会合はそのペースや規模について市場の見方を確認する意味合

9月にも実質賃金プラスへ(5月毎月勤労統計):それでも個人消費の回復は遠い
2024.07.08

9月にも実質賃金プラスへ(5月毎月勤労統計):それでも個人消費の回復は遠い

厚生労働省は7月8日、5月分毎月勤労統計を発表した。実質賃金の前年同月比上昇率は-1.4%と4月の同-1.2%からマイナス幅を拡大させ、26か月連続でのマイナスとなった(図表)。他方、残業代や一時金などを含まない(名目)所定内賃金は、前年同月比+2.5%と4月の同+1.8%から上

日銀の国債買い入れ、6月は5兆6274億円と試算 5月とほぼ変わらず
2024.07.01

日銀の国債買い入れ、6月は5兆6274億円と試算 5月とほぼ変わらず

Takahiko Wada[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日に発表した日銀当座預金の増減要因と金融調節の6月実績をもとに、6月の国債買い入れ額を試算すると5兆6274億円となった。6月は国債買い入れの減額がなく、買い入れ額は5月の5兆6662億円からほぼ変わらなかっ

債券は下落へ、米金利高で夜間取引が大幅安-日銀政策変更への警戒も
2024.07.01

債券は下落へ、米金利高で夜間取引が大幅安-日銀政策変更への警戒も

(ブルームバーグ): 1日の債券相場は下落が予想されている。米国の長期金利が上昇し、円債先物が夜間取引で大幅下落した流れを引き継ぐ。日本銀行による国債買い入れ減額と追加利上げへの警戒感も引き続き相場の重しとなりそうだ。岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、債券相場は前週末の

債券は上昇か、利下げ観測で米長期金利が低下-日銀オペも支え
2024.06.28

債券は上昇か、利下げ観測で米長期金利が低下-日銀オペも支え

(ブルームバーグ): 28日の債券相場は上昇が予想されている。米国で景気鈍化を示す複数の経済指標を受けて年内の利下げ観測が強まり、長期金利が低下した流れを引き継ぐ。日本銀行が予定する定例の国債買い入れオペも相場の支えになりそうだ。東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、

日本銀行、金融政策決定会合の「主な意見」公表 追加利上げに「後押し」「慎重」双方の意見
2024.06.24

日本銀行、金融政策決定会合の「主な意見」公表 追加利上げに「後押し」「慎重」双方の意見

 日本銀行は6月の金融政策決定会合の「主な意見」を公表しました。追加の利上げについては、後押しする声と慎重な意見の双方があったことがわかりました。 日銀は今回の会合で追加の利上げを見送りましたが、24日公表された「主な意見」では、「遅きに失することなく適時に金利を引き上げることが

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表
2024.06.24

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表

 日本銀行は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。円安に伴う物価上昇の可能性を念頭に置いた追加利上げの是非や、この会合で決めた国債買い入れの減額方針を巡り、活発に議論された様子が明らかになった。 ある委員は追加利上げについて、「次回(7月)会合

追加利上げ「検討も必要」 国債購入減額、市場と対話 日銀6月会合
2024.06.24

追加利上げ「検討も必要」 国債購入減額、市場と対話 日銀6月会合

 日銀は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の主な意見を公表した。 政策委員の一人は、円安や原材料高を受けた価格転嫁の広がりを背景に「物価が上振れる可能性もあり、金融緩和のさらなる調整の検討も必要だ」と指摘。3月のマイナス金利解除に続く、追加利上げも検討すべきだとの見

物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合
2024.06.24

物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合

Takahiko Wada Shinichi Uchida[東京 24日 ロイター] - 日銀が13―14日に開いた金融政策決定会合では、物価の上振れリスクが出てきているとして、次回会合に向けてもデータを注視し「目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく、適時に

債券は下落か、円安進行で日銀の早期政策修正を警戒-日銀オペは支え
2024.06.24

債券は下落か、円安進行で日銀の早期政策修正を警戒-日銀オペは支え

(ブルームバーグ): 24日の債券相場は下落が予想されている。為替市場で一段と円安が進行したことを受けて、日本銀行が早期の政策修正に踏み切ることへの警戒感が高まる。日銀が予定している定例の国債買い入れは一定の支えになりそうだ。岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、日銀の政策

見通しの「確度」高まる前に緩和度合い調整との声も=4月日銀会合
2024.06.19

見通しの「確度」高まる前に緩和度合い調整との声も=4月日銀会合

Takahiko Wada[東京 19日 ロイター] - 日銀が4月25―26日に開催した金融政策決定会合では、先行きの政策運営について、経済・物価見通しの確度が十分に高くなる前から、経済・物価・金融情勢に応じて「緩やかな利上げにより緩和度合いを調整することも考えられる」

見通しの「確度」高まる前に緩和度合い調整との声も=4月日銀会合
2024.06.19

見通しの「確度」高まる前に緩和度合い調整との声も=4月日銀会合

Takahiko Wada[東京 19日 ロイター] - 日銀が4月25―26日に開催した金融政策決定会合では、先行きの政策運営について、経済・物価見通しの確度が十分に高くなる前から、経済・物価・金融情勢に応じて「緩やかな利上げにより緩和度合いを調整することも考えられる」

日銀 国債購入減額も方針だけ 具体策先送りで円安進む【Bizスクエア】
2024.06.19

日銀 国債購入減額も方針だけ 具体策先送りで円安進む【Bizスクエア】

日銀は金融政策決定会合で、国債買い入れを減額する方針を決めたが、その具体策は先送りで円安が進む結果となった。■日銀 国債減額決定 具体策先送りで円安6月14日午後0時半、大手銀行のディーリングルームに緊張が走った。「出た、一緒か、現状維持」「円安、円安

7月利上げ「十分あり得る」 国債購入減額と同時実施も 日銀総裁
2024.06.18

7月利上げ「十分あり得る」 国債購入減額と同時実施も 日銀総裁

 植田和男日銀総裁は18日の参院財政金融委員会で、次回7月の金融政策決定会合での追加利上げの可能性について「入手する経済・物価・金融情勢のデータ次第だが、場合によっては十分にあり得る」と述べた。 国債買い入れ減額の具体策決定と利上げを、同時に実施することも排除しない考えを示した。

金融政策の一環として日銀が自ら判断-国債買い入れ-鈴木財務相
2024.06.18

金融政策の一環として日銀が自ら判断-国債買い入れ-鈴木財務相

(ブルームバーグ): 鈴木俊一財務相は18日午前の閣議後会見で、日本銀行が国債買い入れの減額を決定したことを受け、金融政策の一環として日銀が自ら判断したとした上で、市場との対話を丁寧に行い適切な国債管理政策に努めると語った。日銀は14日の金融政策決定会合で、月間6兆円程度としてい

日銀、国債買い入れの「減額方針」を決定 長期金利急騰などは避けられるとみる【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】
2024.06.17

日銀、国債買い入れの「減額方針」を決定 長期金利急騰などは避けられるとみる【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】

チーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)が解説します。●日銀は政策金利据え置きと国債買い入れ減額方針を決定、減額計画詳細は次会合で発表へ。●今回は減額方針の発表のみで、次会合まで現状の買い入れを継続、緩和修正の舵取りは慎

国債買い入れ減額、月2兆円が有力 利上げは秋以降=桜井元日銀審議委員
2024.06.17

国債買い入れ減額、月2兆円が有力 利上げは秋以降=桜井元日銀審議委員

Takahiko Wada Leika Kihara[東京 17日 ロイター] - 元日銀審議委員の桜井真氏は17日、ロイターのインタビューで、日銀が7月の金融政策決定会合で打ち出す国債買い入れの減額幅について、2024年度の国債発行予定額などを踏まえれば月2兆円が有力と