# 貴族社会

『光る君へ』“傾国の中宮”から一条天皇を引き離せるか?娘を「いけにえ」として入内させた藤原道長の覚悟
11時間前

『光る君へ』“傾国の中宮”から一条天皇を引き離せるか?娘を「いけにえ」として入内させた藤原道長の覚悟

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第26回「いけにえの姫」では、一条天皇の心を、中宮の藤原定子から引き離すべく、左大臣の藤原道長が自らの娘・彰子(あきこ)を入内させることを決意。一方、まひろ(紫式

『光る君へ』筆マメな藤原宣孝の猛アプローチで夫婦になるも、紫式部が新婚早々に大激怒したワケ
2024.06.29

『光る君へ』筆マメな藤原宣孝の猛アプローチで夫婦になるも、紫式部が新婚早々に大激怒したワケ

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第25回「決意」では、まひろ(紫式部)が藤原宣孝の求愛を受けて、越前を離れて都へ戻る。一方、宮中では、一条天皇が中宮の藤原定子に夢中になり、政務を怠るようになり…

<光る君へ>次週第26回は「いけにえの姫」 あらすじ&場面カット公開 天変地異をおさめるためには…(ネタバレあり)
2024.06.23

<光る君へ>次週第26回は「いけにえの姫」 あらすじ&場面カット公開 天変地異をおさめるためには…(ネタバレあり)

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)。6月30日放送の第26回の副題は「いけにえの姫」で、あらすじと場面カットが公開された。 ◇以下、ネタバレがあります 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で

『光る君へ』藤原宣孝は紫式部が越前に行く前から猛アプローチしていた?結婚を決断するまでの「和歌のやりとり」
2024.06.22

『光る君へ』藤原宣孝は紫式部が越前に行く前から猛アプローチしていた?結婚を決断するまでの「和歌のやりとり」

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第24回「忘れえぬ人」では、一条天皇が、出家した中宮の藤原定子への気持ちをもはや抑えられなくなり、周囲は困惑。一方、越前では、藤原宣孝からの思わぬ求愛に戸惑うまひ

藤原北家の覇権が確立した時代、藤原式家・春津の、官人として生きねばならなかった生涯
2024.06.21

藤原北家の覇権が確立した時代、藤原式家・春津の、官人として生きねばならなかった生涯

(歴史学者・倉本 一宏) 日本の正史である六国史に載せられた個人の伝記「薨卒伝(こうそつでん)」。この連載では藤原氏などの有名貴族からあまり知られていない人物まで、興味深い人物に関する薨卒伝を取り上げ、平安京に生きた面白い人々の実像を紹介します。今回は『日本三代実録』より、藤原式家の春津を紹介

「20代後半なのに福井で父と同居」では人生詰んでしまう…紫式部が年上の貴族からの求婚を受け入れたワケ
2024.06.16

「20代後半なのに福井で父と同居」では人生詰んでしまう…紫式部が年上の貴族からの求婚を受け入れたワケ

998年、紫式部は父の友人の貴族・藤原宣孝と結婚する。歴史評論家の香原斗志さんは「父の赴任に伴って福井に移住したものの、紫式部には結婚時期を大きく逃しているという焦りがあった。だから年上で子持ちであっても、藤原宣孝との結婚を決意したのだろう」という――。■「越前で紫式部に宣孝が求

『光る君へ』藤原定子への思いを捨てきれない一条天皇、相手にしてもらえない女御たちの憂鬱
2024.06.15

『光る君へ』藤原定子への思いを捨てきれない一条天皇、相手にしてもらえない女御たちの憂鬱

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第23回「雪の舞うころ」では、出家した藤原定子(中宮)が娘を無事に出産。子の父親である一条天皇が「一目会いたい」と願うも、それは許されず……。今回の見どころについ

殺人、愛憎、奴隷…スキャンダルに彩られた英国貴族のカントリーハウス4選、どれも見学可
2024.06.02

殺人、愛憎、奴隷…スキャンダルに彩られた英国貴族のカントリーハウス4選、どれも見学可

 大英帝国の盛衰を経て、21世紀に入った今も、英国のカントリーハウスは貴族社会と富のエレガントな象徴であり続けている。その魅力は、伝説的な建築家のイニゴー・ジョーンズや造園家のケイパビリティ・ブラウンによって作り出された美しさだけではない。社会的および政治的な歴史、特にそこに住んでいた一族の歴

『光る君へ』清少納言に筆をとらせた定子の魅力、『小右記』につづられた兄・伊周との「意外な逸話」とは?
2024.06.01

『光る君へ』清少納言に筆をとらせた定子の魅力、『小右記』につづられた兄・伊周との「意外な逸話」とは?

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第21回「旅立ち」では、藤原伊周(これちか)が不祥事によって太宰府への左遷が決まると、一条天皇の皇后(中宮)で、伊周の妹・定子は出家を決意。一条天皇は「もう二度と

『光る君へ』紫式部の父・藤原為時は任地替えを自ら一条天皇に願い出た?数々の史料に書かれた逸話の「真偽」
2024.05.25

『光る君へ』紫式部の父・藤原為時は任地替えを自ら一条天皇に願い出た?数々の史料に書かれた逸話の「真偽」

 『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第20回「望みの先に」では、花山院の牛車に矢を放った藤原伊周(これちか)と弟の隆家が処分を受けることに。兄弟の不祥事によって、伊周の妹で一条天皇の妃である定子の運

本郷和人『光る君へ』中宮定子の身を案じる「女房」清少納言はいよいよ『枕草子』執筆へ…そもそも女房になるのに求められた<身分>と<素養>とは
2024.05.20

本郷和人『光る君へ』中宮定子の身を案じる「女房」清少納言はいよいよ『枕草子』執筆へ…そもそも女房になるのに求められた<身分>と<素養>とは

大石静さんが脚本を手掛け、『源氏物語』の作者・紫式部(演:吉高由里子さん)の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合、日曜午後8時ほか)。第二十話は「望みの先に」。花山院(本郷奏多さん)の牛車に矢を放った一件で、伊周(三浦翔平さん)と隆家(竜星涼さん)に厳しい処分を命じた一条天皇(塩野瑛久

源氏物語を読むうえで知っておきたい“紫式部の「負け組」感覚” 青春時代は父親の失業時代
2024.05.19

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大河ドラマ『光る君へ』でも描かれているように、貴族の間でも大きな格差が存在した平安時代。『源氏物語』の作者・紫式部もその上流貴族たちのきらびやかな生活に憧れたと推測するのは、平安文学研究者の山本淳子氏だ。著書『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)から一部を抜粋、再編集し、その理由を解説

<今夜の光る君へ>第20回「望みの先に」 伊周&隆家は“終了”? まひろ「道長様は私がかつて」、倫子「あしき気が漂っておる」
2024.05.19

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紫式部に好意をもっていたからではない…10年無職だった紫式部の父・為時を藤原道長が大抜擢したワケ
2024.05.12

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<今夜の光る君へ>第19回「放たれた矢」 高まる軋れき、そして大事件へ 実資「そんな面白いことがあったのか!」
2024.05.12

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NHK大河「光る君へ」はかなきヒール・道兼も退場…後継は道長?伊周?揺れる一条天皇 第18回みどころ
2024.05.11

NHK大河「光る君へ」はかなきヒール・道兼も退場…後継は道長?伊周?揺れる一条天皇 第18回みどころ

『光る君へ』渋る一条天皇を説得して藤原道長を関白にした姉の詮子、『大鏡』に記されている「強烈な言動」の数々
2024.05.11

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