紫式部に好意をもっていたからではない…10年無職だった紫式部の父・為時を藤原道長が大抜擢したワケ

AI要約

藤原為時は、長らく出世の機会がない下級貴族でしたが、漢詩文に堪能であることが評価され、官職に就くことができました。

為時は国司の職を目指す中下級の貴族たちと同様に、富を得ることを望んでいました。そのため、国守である友人の藤原宣孝の土産話にうらやましさを感じていました。

道長政権の始まりにより、藤原為時は久しぶりに官職を得ることができました。道長の中心的な存在となったことで、為時の立場も好転しました。