# 貯蔵施設

中間貯蔵、操業開始は10月末に 青森・むつ、9月末から延期
2024.09.12

中間貯蔵、操業開始は10月末に 青森・むつ、9月末から延期

 使用済み核燃料の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)が、操業開始予定を9月末から10月末に延期したことが12日、原子力規制庁への取材で分かった。規制庁に6日付で計画の変更を届け出た。操業前に必要な検査の終了時期も9月下旬から10月初旬に見直した。 

使用開始予定、10月31日に変更 中間貯蔵施設、9月末から後ずれ RFS
2024.09.11

使用開始予定、10月31日に変更 中間貯蔵施設、9月末から後ずれ RFS

 原発敷地外で使用済み核燃料を一時保管する全国初の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を巡り、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)が原子力規制委員会に対し、施設の使用の開始予定時期を2024年10月31日と記載した書類を提出していたことが11日、分かった。 これまでは9月30日と記してい

除染土再利用、基準に合致 IAEAが最終報告書
2024.09.10

除染土再利用、基準に合致 IAEAが最終報告書

 国際原子力機関(IAEA)は10日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染土を再利用する国の計画について「安全基準に合致している」と評価する専門家会合の最終報告書を伊藤信太郎環境相に提出した。国は第1原発周辺に設けた中間貯蔵施設に搬入した除染土で放射性物質濃度が比較的低いものを全国の公

青森知事「信頼揺らぐ」と訴え 核燃サイクル、協議会開催を要請
2024.09.09

青森知事「信頼揺らぐ」と訴え 核燃サイクル、協議会開催を要請

 青森県の宮下宗一郎知事は9日、経済産業省で同省幹部と面会し、関係閣僚出席の下、県が核燃料サイクル政策について政府の取り組みを確認する協議会の開催を要請した。使用済み核燃料の再処理工場(同県六ケ所村)の完成目標延期を踏まえ「サイクル全体への県民の信頼が揺らぎかねない事態だ」と訴えた。<

カルビー、北海道最大規模のじゃがいも貯蔵施設を運営 温暖化対策で冷蔵設備導入
2024.09.08

カルビー、北海道最大規模のじゃがいも貯蔵施設を運営 温暖化対策で冷蔵設備導入

 カルビーポテト社は8月5日に「糠内(ぬかない)加工用馬鈴しょ集出荷貯蔵施設」(北海道中川郡幕別町)の運営を開始し、収穫が本格化するじゃがいもを受け入れている。 貯蔵施設は1つの倉庫としては北海道最大規模の最大1万トンの貯蔵能力を持つ。幕別町の中心部に位置し生産者の輸送のしやすさ

ウクライナ軍、ロシアの石油施設を攻撃と発表
2024.08.29

ウクライナ軍、ロシアの石油施設を攻撃と発表

[キーウ 29日 ロイター] - ウクライナ軍は29日、ロシアの弾薬庫と2カ所の石油貯蔵施設を攻撃したと発表した。ロストフ州の石油貯蔵施設では28日、ウクライナの攻撃を受けて貯蔵タンクが炎上した。ウクライナ軍は、ウクライナとの国境から北東約1500キロメートルに位置するキ

クルスク原発近辺、規制へ ロの石油施設に無人機攻撃
2024.08.29

クルスク原発近辺、規制へ ロの石油施設に無人機攻撃

 【モスクワ、キーウ共同】ウクライナ軍の越境攻撃を受けるロシア西部クルスク州のスミルノフ知事代行は28日、クルスク原発が立地する同州クルチャトフ市への立ち入りを近く制限すると発表した。スミルノフ氏は原発の安全は保たれているとしつつ、ウクライナ軍が同市への侵入を試みようとしていることなどを制限の

ウクライナ無人機、1千キロ超離れたロシア領攻撃 石油施設を標的
2024.08.28

ウクライナ無人機、1千キロ超離れたロシア領攻撃 石油施設を標的

 ロシア西部キーロフ州のソコロフ知事は28日、州内の石油製品貯蔵施設がドローン(無人機)攻撃を受けたとSNSに投稿した。ウクライナ軍の攻撃を受けたのは国境から1千キロ以上、ロシア側に入った地点で、独立系メディア「メドゥーザ」によると、キーロフ州がドローン攻撃を受けたのは初めてという。<

映像:ロシア南部にウクライナ無人機攻撃、石油貯蔵施設などで火災
2024.08.28

映像:ロシア南部にウクライナ無人機攻撃、石油貯蔵施設などで火災

ロシア南部ロストフ州の石油貯蔵施設にウクライナ軍の無人機(ドローン)攻撃があり、複数の貯蔵タンクに火災が発生したと、ゴルベフ州知事が28日明らかにした。ゴルベフ氏は死傷者はいないとした上で、消火活動が行われているとテレグラムに投稿した。ロシア国防省は、防空部隊が夜間

ロシア南部にウクライナ無人機攻撃、石油貯蔵施設炎上 ロ側投稿
2024.08.28

ロシア南部にウクライナ無人機攻撃、石油貯蔵施設炎上 ロ側投稿

[28日 ロイター] - ロシア南部ロストフ州の石油貯蔵施設にウクライナ軍の無人機攻撃があり、貯蔵タンクに火災が発生したと、通信アプリ「テレグラム」のロシア系アカウントが28日伝えた。ロシア国防省とロストフ州のゴルベフ知事は、ロシアの防空部隊が夜間に同州上空で無人機4機を

国内初の使用済み核燃料中間貯蔵施設、来月にも稼働 エネルギー安全保障確保に期待 深層リポート
2024.08.24

国内初の使用済み核燃料中間貯蔵施設、来月にも稼働 エネルギー安全保障確保に期待 深層リポート

資源小国のわが国にとって、原子力を有効に活用する国策の核燃料サイクル事業確立に向け、一歩前進と言っていい。使用済み核燃料を原発敷地外で一時的に保管する国内初の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を運営するリサイクル燃料貯蔵(同市・RFS)と県、市が今月9日、事業開始の前提となる安全協定を締結したことで

むつ中間貯蔵施設のオフサイトセンターについて財政支援に万全を期すことなどを国に要望 青森県議会
2024.08.23

むつ中間貯蔵施設のオフサイトセンターについて財政支援に万全を期すことなどを国に要望 青森県議会

来月の事業開始が見込まれているむつ中間貯蔵施設のオフサイトセンターについて県議会は財政支援に万全を期すことなどを国に要望しました。要望したのは県議会建設危機管理委員会で夏堀浩一委員長たちが原子力防災担当で内閣府の滝沢副大臣を訪ね要望書を手渡しました。要望は来月の事業開始が見込まれ

ロシア石油施設に無人機攻撃 炎上の様子を衛星がキャッチ  
2024.08.23

ロシア石油施設に無人機攻撃 炎上の様子を衛星がキャッチ  

ニューヨーク、ニューヨーク州、8月23日 (AP) ― ロシア南部ロストフ州プロレタルスクの石油貯蔵施設が8月18日、ウクライナ軍のドローン攻撃を受けて炎上したが、攻撃から5日後も燃え続ける様子が衛星画像に写っている。 米国の地球イメージング会社Planet Labs PBCが2

青森県むつ市長「永久貯蔵にならないと約束」
2024.08.22

青森県むつ市長「永久貯蔵にならないと約束」

 青森県むつ市の山本知也市長は22日、原発から出た使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(同市)に関し、安全協定とは別に県や事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)、同社に出資する東京電力ホールディングス <9501> などと交わした覚書について、「安全協定で貯蔵期間終了までに搬出することが定め

ロシア南部で石油施設が炎上 ウクライナ無人機による爆撃  
2024.08.21

ロシア南部で石油施設が炎上 ウクライナ無人機による爆撃  

プロレタルスク、ロシア、8月21日(AP) ― ウクライナ軍のドローン攻撃で、3日間燃え続けるロシア南部ロストフ州プロレタルスクの石油貯蔵施設。 ウクライナ陸軍参謀本部は8月18日、ロシア軍に燃料を供給する同施設を攻撃したことを認めており、「ロシアの軍事的経済的潜在力を弱体化させ

核燃料中間貯蔵、9月搬入 むつ市隣接5町村と事業者が協定 青森
2024.08.20

核燃料中間貯蔵、9月搬入 むつ市隣接5町村と事業者が協定 青森

 原発から出た使用済み核燃料を再処理するまでの間、一時的に保管する全国初の中間貯蔵施設(青森県むつ市)を巡り、むつ市の隣接5町村は20日、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)との間で操業の前提となる安全協定に調印した。 青森市内で開かれた調印式の終了後、同社の高橋泰成社長は記者会

除染土壌一時保管の中間貯蔵施設見学会、9月4日に開催 8月21日まで参加大学生募集 福島県大熊町、双葉町
2024.08.17

除染土壌一時保管の中間貯蔵施設見学会、9月4日に開催 8月21日まで参加大学生募集 福島県大熊町、双葉町

 東京電力福島第1原発事故による除染土壌を一時保管する中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉町)の見学会は9月4日、同施設などで開かれる。福島県内の大学生を対象に21日まで参加者を募っている。 放射線リスクコミュニケーション相談員支援センターの主催。若い世代に復興の現状に理解を深めてもら

<迷走プルトニウム>上関中間貯蔵完成に10年以上か 福井県外への核燃料搬出は不透明に
2024.08.14

<迷走プルトニウム>上関中間貯蔵完成に10年以上か 福井県外への核燃料搬出は不透明に

 原発の使用済み核燃料の保管を巡り、中国電力が関西電力と共同で山口県上関町に建設を検討する中間貯蔵施設の完成見込み時期について、中国電が「十数年はかかる」との認識を持っていることが判明した。関電は福井県内の原発を運転するため、中間貯蔵施設を同県外に置くと約束。操業開始時期を「2030年ごろ」と

「周辺の生物に影響が…」原発・中間貯蔵施設に反対の団体が知事宛に要請
2024.08.13

「周辺の生物に影響が…」原発・中間貯蔵施設に反対の団体が知事宛に要請

山口県上関町の原発建設や立地可能性調査が進む中間貯蔵施設を巡り、反対する団体が9日、「周辺の生物に影響が出る」として計画に伴う港湾の建設などを禁止するよう県に要請しました。「原水爆禁止山口県民会議」の森本正宏議長から県産業労働部の鈴森和則理事に知事宛の要請書が手渡されました。

中間貯蔵で安全協定 国内初、9月にも稼働
2024.08.09

中間貯蔵で安全協定 国内初、9月にも稼働

 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を巡り、県と市、事業を担うリサイクル燃料貯蔵(RFS)は9日、保管期間を最長50年間と定めた安全協定を締結した。事業開始までに東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から使用済み核燃料を入れたキャスク(金属容器)1基を搬入。最終検査などを経て、原発敷地外で一時保