# 行政対応

愛知県等が5施設に行政処分…障害者グループホーム運営する『恵』の施設を専門家らが訪問 生活の様子など確認
2024.07.05

愛知県等が5施設に行政処分…障害者グループホーム運営する『恵』の施設を専門家らが訪問 生活の様子など確認

 報酬の水増し請求などで行政処分を受けた障害者グループホームを運営する恵について7月5日、専門家らが利用者の生活の様子など確認しました。 障害者グループホームを運営する恵を巡っては、報酬の水増し請求などを受け、愛知県と名古屋市が5つの施設について事業者の指定取り消しの行政処分を出

「恵」利用者の行き場確保へ 名古屋市が支援チームを立ち上げグループホームを視察「一人一人の事情に合わせた受け入れ先を」
2024.07.05

「恵」利用者の行き場確保へ 名古屋市が支援チームを立ち上げグループホームを視察「一人一人の事情に合わせた受け入れ先を」

「恵」の利用者が行き場を失うおそれがある問題で、名古屋市が支援チームを立ち上げました。5日、名古屋市緑区にある「恵」のグループホームを視察に訪れたのは、障害福祉の専門家たち。名古屋市が立ち上げた「利用者支援チーム」です。市内には「恵」が運営する事業所が6か所あり、合

障害者向けのグループホーム「恵」の行政処分問題 利用者の受け入れなどを愛知県が41市町と協議
2024.07.03

障害者向けのグループホーム「恵」の行政処分問題 利用者の受け入れなどを愛知県が41市町と協議

障害者向けのグループホームを運営する「恵(めぐみ)」の事業所が順次運営できなくなる問題で、愛知県と県内の市や町が今後の対応策を話し合いました。愛知県を中心に全国で障害者向けグループホームを運営する「恵」は、食材費の過大徴収やサービス報酬の不正受給が明らかになり、県などは6月に一部

熱海土石流3年、用地買収進まず 帰還2割、市民と行政の確執も
2024.07.02

熱海土石流3年、用地買収進まず 帰還2割、市民と行政の確執も

 28人が犠牲になった静岡県熱海市の大規模土石流災害から3日で3年。被災地では、土石流が下った河川と道路の整備は必要な用地買収が進まず完了がずれこみ、町の再生の遅れが懸念される。昨年9月に警戒区域が解除されたが、帰還した住民は2割ほど。市の復興計画や宅地復旧を巡り被災者と行政の確執も生まれ、専

能登半島地震から半年、メディアが伝えない被災者たちの悲痛な本音と非情な現実
2024.07.01

能登半島地震から半年、メディアが伝えない被災者たちの悲痛な本音と非情な現実

今年の元日に発生した能登半島地震から半年、被災地以外の地域に暮らす人々の目に能登の現状はどう映っているだろうか。【小暮聡子(本誌記者)】地震直後に3万4000人余りいた石川県の避難者は、旅館などへの2次避難を含めて2394人にまで減った(6月18日時点)。2月からは仮設住宅への入

障がい者自立支援給付費を不正受給 金武町の社会福祉法人、約7000万円を返還請求へ 沖縄
2024.06.28

障がい者自立支援給付費を不正受給 金武町の社会福祉法人、約7000万円を返還請求へ 沖縄

 【金武】障害者自立支援給付費を不正に受給したとして、金武町が町内でグループホームや就労支援施設を運営する社会福祉法人に対し、給付金6952万3832円の返還を求めることが27日までに分かった。県や同法人によると、施設利用者の住む自治体が給付費の一部を負担しているため、金武町を含めた県内9市町

災害時、位置情報提供の要件緩和 不明者名簿活用、自治体も対象
2024.06.22

災害時、位置情報提供の要件緩和 不明者名簿活用、自治体も対象

 総務省は22日までに、大規模災害時に安否不明者を迅速に救助するため、消防などの機関が不明者の名簿を活用し、救助の対象者を絞り込んだ上で、携帯電話会社から位置情報を取得できるようにする方針を決めた。従来の警察や消防だけでなく、自治体の災害対策本部も位置情報の提供先に加えるなど要件を緩和する。1

奈良・生駒高校 生徒の個人情報記載された書類 配送業者が紛失
2024.06.22

奈良・生駒高校 生徒の個人情報記載された書類 配送業者が紛失

奈良県教育委員会は、県立生駒高校が発送した大学の奨学金を申し込むための書類を、配送業者が紛失したと発表しました。 県教委によりますと紛失したのは3年生と卒業生あわせて133人分で、生徒の名前や住所、電話番号に加え、保護者83人分の個人情報も記載されているということです。<

「『恵』利用者の行き先確保を」愛知県などに対し障害者の支援団体が要請 家族らから「施設がなくなると困る」の声
2024.06.21

「『恵』利用者の行き先確保を」愛知県などに対し障害者の支援団体が要請 家族らから「施設がなくなると困る」の声

障害者向けグループホームを運営する「恵(めぐみ)」の一部の事業所が、今月にも指定を取り消されることを受け、障害者の支援団体は愛知県などに対し、利用者の行き場を確保するよう求めました。愛知県を中心に障害者のグループホームを運営する「恵」は、2億円あまりに上る食材費の過大徴収に加え、

都選管「今回は異例の状況」 クリアファイルは「やむを得ない対応」
2024.06.20

都選管「今回は異例の状況」 クリアファイルは「やむを得ない対応」

 20日に告示された東京都知事選に過去最多の56人が立候補し、事前に用意したポスター掲示場の枠(48人分)が足りなくなった異例の事態について、都選管の織田祐輔・選挙課長が20日夜、急きょ記者会見を行った。質問が相次ぎ、会見は1時間以上にわたって続いた。 都選管は「枠不足」を受けて

妊娠7カ月でも「病院が決まらない」、在日外国人たちが直面する「出産」のハードル
2024.06.14

妊娠7カ月でも「病院が決まらない」、在日外国人たちが直面する「出産」のハードル

昨年2月に発生したトルコ・シリア地震では、5万9000人以上の人びとが犠牲になった。特に被害の大きかった震源地周辺は、少数民族「クルド人」が集住する地域だったことから、この時期、被災によって生活が立ち行かなくなったクルド人たちが、親族を頼って日本にやって来た。その中には妊娠中の女

「食品の温度管理徹底して」夏の行楽シーズン前に宿泊施設を一斉監視指導=静岡・賀茂健康福祉センター
2024.06.11

「食品の温度管理徹底して」夏の行楽シーズン前に宿泊施設を一斉監視指導=静岡・賀茂健康福祉センター

夏休みの行楽シーズンに向けて、行政が宿泊施設を対象に食中毒防止のための一斉監視指導を行いました。賀茂健康福祉センターは5月下旬から宿泊施設を対象に、食中毒の発生を防止しようと一斉監視指導を行っています。6月11日は、賀茂保健所の担当者が下田市白浜の旅館を訪れ、調理室

被害把握や現地入りに新技術活用を 能登半島地震で省庁チーム検証
2024.06.10

被害把握や現地入りに新技術活用を 能登半島地震で省庁チーム検証

 能登半島地震における行政の対応を検証してきた関係省庁のチームは10日、検証結果を公表した。半島で道路の寸断が相次いだ結果、被害状況の把握や現地入りに時間を要した点について改善策などが示された。 チームは現地で活動した職員200人以上からの聞き取りをもとに、(1)被災地への進入(

「習い事バス」車内置き去り対策、安全装置の義務や補助なし 専門家「熱中症事故防止へ行政は対策を」
2024.06.10

「習い事バス」車内置き去り対策、安全装置の義務や補助なし 専門家「熱中症事故防止へ行政は対策を」

 静岡や福岡で通園バスに園児が置き去りにされ、熱中症で死亡した事故。国は通園バスに安全装置の設置を義務付け、熊本県内でも設置が進んでいるが、スイミングスクールといった習い事のバスは対象外。熱中症の危険性が高まる時季となり、専門家は「行政は事故が起きる前に対策を促すべきだ」と指摘する。<

「もう地震はこりごり」1月に続く大きな揺れ、住民恐怖 石川・能登
2024.06.03

「もう地震はこりごり」1月に続く大きな揺れ、住民恐怖 石川・能登

 3日午前6時31分ごろ、石川県の輪島市と珠洲(すず)市で震度5強の揺れを観測する地震があった。気象庁によると、震源地は石川県能登地方で震源の深さは約14キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・0と推定される。 この地震の影響により石川県で1人、富山県でも1人がけがをした

能登の住宅被害認定、不服相次ぐ 11市町に3回目調査申請
2024.05.31

能登の住宅被害認定、不服相次ぐ 11市町に3回目調査申請

 能登半島地震で被災した住宅の被害認定への不服が相次ぎ、1、2回目の判定に納得できない住民からの3回目の調査申請を受け付けた自治体が、石川、富山両県の11市町に上ることが31日、各自治体への取材で分かった。被害が大きい石川県珠洲市は287件、輪島市では約170件の申請がある。6月1日で発生から

八戸5歳女児冷水死亡事件 児童相談所の対応を検証 年度内に検証報告公表へ
2024.05.30

八戸5歳女児冷水死亡事件 児童相談所の対応を検証 年度内に検証報告公表へ

ことし1月八戸市で5歳の女の子が水を浴びせられ死亡した事件をめぐって、県は児童相談所の対応を検証する部会を開き、今年度中に報告書を公表することを申し合わせました。この事件は八戸市柏崎4丁目の無職宮本菜々美被告22歳と交際相手の無職関川亮被告31歳が、ことし1月自宅の浴室で5歳の娘

若狭弁護士「行政が本腰入れて」「熱海の土石流災害では殺人罪に問われている」福島の盛り土問題
2024.05.29

若狭弁護士「行政が本腰入れて」「熱海の土石流災害では殺人罪に問われている」福島の盛り土問題

 衆院議員で元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士(67)が29日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。福島県西郷村で昨年7月に搬入された盛り土がそのまま放置されている問題で、「県がもっともっと真剣に取り組んでいかないといけない」と切り込んだ。 若狭弁護士は3年前

卒園式の練習で耳をふさいでいた園児2人を教室に置き去り、保育士ら懲戒処分…埼玉・熊谷市
2024.05.27

卒園式の練習で耳をふさいでいた園児2人を教室に置き去り、保育士ら懲戒処分…埼玉・熊谷市

 埼玉県熊谷市は23日、市立玉井保育所で2月に不適切な保育があり、当時の主任保育士(30)と非常勤保育士(40)の女性2人を戒告の懲戒処分としたと発表した。処分は22日付。 発表によると、2人は、卒園式の練習で耳をふさいでいた園児2人を、外遊びの際に教室に置き去りにするなどした。

「特定利用」反対議決せず 館長が要望書に文言追加 波照間公民館
2024.05.25

「特定利用」反対議決せず 館長が要望書に文言追加 波照間公民館

 波照間空港の滑走路延長を巡り、波照間公民館が12日に反対の議決を行った際、議案に「軍事利用」「特定利用空港・港湾」に反対するという文言はなかったことが24日分かった。滑走路延長を求めることに反対は多数決で決まったが、仲底善章館長が総会後の22日、玉城デニー知事に提出した要望書に2つの文言を追