# 戦時中

6・29は岡山空襲の日 市役所で岡山市民平和祭始まる 備前焼の手りゅう弾などが伝える平和の尊さ
2024.06.27

6・29は岡山空襲の日 市役所で岡山市民平和祭始まる 備前焼の手りゅう弾などが伝える平和の尊さ

2024年6月29日は79年前、アメリカ軍が岡山市街地に焼夷弾を投下した岡山空襲の日です。当時の様子がうかがえる写真や資料を展示し、平和について考えるイベントが岡山市役所で始まりました。会場には焼夷弾のレプリカや戦時中の軍服のほか、空襲によって焼失した岡山市内の様子をとらえた写真

英王室、天皇陛下にガーター勲章を授与 刻まれた日英の歴史
2024.06.26

英王室、天皇陛下にガーター勲章を授与 刻まれた日英の歴史

 英王室は25日、天皇陛下に英国最高位の「ガーター勲章」を授与した。鮮やかな青の大綬から「ブルーリボン」の別称があり、外交戦略の手段として使われてきた。日本では明治以降の歴代天皇に贈られてきたが、昭和天皇は一度剥奪された。華やかな勲章に刻まれた日英の歴史とは。 ガーター勲章は14

ハンセン病患者に開発中の薬投与 戦中戦後に熊本で、死亡例も
2024.06.24

ハンセン病患者に開発中の薬投与 戦中戦後に熊本で、死亡例も

 国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)で戦時中から戦後にかけて、ハンセン病患者に「虹波」と呼ばれる開発中の薬を投与する治験があり、実態を調べていた同園の委員会は24日、報告書を公表した。治験を始めた初期の頃には入所者の3分の1が参加、激しい副作用があったが当時の医師らは中止しなかった

ナタリードラマ倶楽部 「虎に翼」女子部の“魔女5”に思いを馳せる
2024.06.21

ナタリードラマ倶楽部 「虎に翼」女子部の“魔女5”に思いを馳せる

放送・配信中のドラマについて取り上げる連載「ナタリードラマ倶楽部」。Vol. 7では、連続テレビ小説「虎に翼」で伊藤沙莉演じる主人公・猪爪(佐田)寅子とともに明律大学女子部で法律を学んだ4人のキャラクターに焦点を当てる。第6週、弁護士になるための高等試験を前に、さまざまな事情でバ

これまでの人生を振り返る…思い出の「棚おろし」のお手伝い【老親・家族 在宅での看取り方】
2024.06.19

これまでの人生を振り返る…思い出の「棚おろし」のお手伝い【老親・家族 在宅での看取り方】

【老親・家族 在宅での看取り方】#98 訪問診療をする中で、私たちにとって人生の先輩ともいえる患者さんやご家族の方々から貴重なお話を伺うことがあります。 90代や80代後半の方には、戦時中の記憶をはっきりとお持ちな方が少なくありません。診察の合間に当時の暮らしぶりや

もんぺや防空頭巾 戦時中の日用品などを通して 今の平和の尊さを感じてもらいたい 「戦時中のくらし展」
2024.06.16

もんぺや防空頭巾 戦時中の日用品などを通して 今の平和の尊さを感じてもらいたい 「戦時中のくらし展」

戦時中の日用品などを展示し、平和の尊さを感じてもらおうと、長崎市の歴史民俗資料館で「戦時中のくらし展」が開かれています。今月6日から開かれている「戦時中のくらし展」では、戦場での無事を祈り、千人の女性が白い布に一針ずつ結び玉を刺して作ったお守り「千人針」や、いつ来るかわからない空

戦時中の「面白くない」国策落語を林家三平さんが再現した意味
2024.06.10

戦時中の「面白くない」国策落語を林家三平さんが再現した意味

 「ビフテキはいけないね、ぜいたくはテキだというからね」「トンカツはいいだろう。敵にカツだから」-。落語家の林家三平さん(53)が1日、祖父の七代目林家正蔵さんが戦時中に口演した国策落語を大分県宇佐市で再現した。太平洋戦争末期、同市に配備された旧日本海軍の特攻機「桜花(おうか)」を描いた映画に

間違った命令に従った場合は・・・戦犯裁判で抗弁にならなかった日本の認識~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#45
2024.06.07

間違った命令に従った場合は・・・戦犯裁判で抗弁にならなかった日本の認識~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#45

米軍機搭乗員3人を処刑したとして、BC級戦犯に問われた石垣島事件。米軍の調査官は、命令なく「共同謀議」で殺害したことになるように調書を取ったが、裁判が始まると被告となった元日本兵たちは、自分たちの意思ではなく「命令に従った」と供述を変えた。しかし、結果的には41人に死刑が宣告されるという、横浜

女学生の悲劇、後世に 大阪とヒロシマ、被爆作家の遺志と必然の物語
2024.06.02

女学生の悲劇、後世に 大阪とヒロシマ、被爆作家の遺志と必然の物語

 偶然の巡り合わせは、実は必然だったのかもしれない。79年前の広島。生き残った負い目から、作家は同級生たちが強いられた不条理な死を記録して後世に残した。その情熱に触れた人たちは、突き動かされるように継承の遺志に応えている。大阪を磁場にヒロシマと人々がつながる物語を紹介したい。 亡

上皇さま、疎開の記憶たどる旅 日光・益子、ゆかりの建物今も
2024.06.01

上皇さま、疎開の記憶たどる旅 日光・益子、ゆかりの建物今も

 上皇さまは5月28~31日、戦時中に疎開した栃木県日光市を、上皇后さまと23年ぶりに訪問された。90歳となっても「戦争への深い思いがおあり」(側近)という上皇さまは、ご夫妻の会話の中でも、疎開生活がたびたび話題に上っていたという。少年期に過ごしたゆかりの地の今を、関係者の証言を交えて探った。

上皇ご夫妻 23年ぶりに上皇さまの疎開先の日光旧田母沢御用邸訪問
2024.05.28

上皇ご夫妻 23年ぶりに上皇さまの疎開先の日光旧田母沢御用邸訪問

上皇ご夫妻は23年ぶりに上皇さまが戦時中に疎開されていた日光の旧田母沢御用邸を訪問されました。上皇ご夫妻は正午過ぎ、日光市の東武日光駅に到着し戦時中に疎開していた旧田母沢御用邸を訪問されました。太平洋戦争中の1944年7月、学習院初等科の5年生だった上皇さまは田母沢

大日本蹴球協会杯を発見 80年所在不明、慶大合宿所に―サッカー
2024.05.22

大日本蹴球協会杯を発見 80年所在不明、慶大合宿所に―サッカー

 戦禍などを免れ、約80年ぶりに発見―。 日本サッカー協会は22日、1935~40年の全日本蹴球選手権(現天皇杯全日本選手権)の優勝チームに授与されていた「大日本蹴球協会杯」が見つかったと発表した。 優勝杯は、慶大BRB(卒業生と学生の混成チーム)が40年5月に優勝

日本兵2万2000人が死亡した「硫黄島の戦い」で「兵士になれなかった男」の正体
2024.05.21

日本兵2万2000人が死亡した「硫黄島の戦い」で「兵士になれなかった男」の正体

 なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が9刷決定と話題だ。 ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱

「生体解剖事件」伝える300点寄贈 「負の歴史」向き合う九大
2024.05.17

「生体解剖事件」伝える300点寄贈 「負の歴史」向き合う九大

《ブラジル》日記に綴ったサントス事件(上) 宮村秀光さんの亡き父親
2024.05.15

《ブラジル》日記に綴ったサントス事件(上) 宮村秀光さんの亡き父親