# 彫刻家

三河武士の心構えを示す…東岡崎駅前の徳川家康騎馬像の周りに『四神像』設置 “忍・智・勇・慈”を表現
2024.07.29

三河武士の心構えを示す…東岡崎駅前の徳川家康騎馬像の周りに『四神像』設置 “忍・智・勇・慈”を表現

 愛知県岡崎市で7月29日、徳川家康を支えた三河武士の像が新たに作られ、お披露目されました。 名鉄東岡崎駅前にある徳川家康の騎馬像を囲むように、新たに作られた4つの像は「四神像」と呼ばれ、徳川家康と家康を支えた三河武士の4つの心構え「忍・智・勇・慈」をそれぞれ表現しています。

北村西望の生誕140年に平和コンサート 巨匠が作品に込めた「和」の思い【長崎県南島原市】
2024.07.29

北村西望の生誕140年に平和コンサート 巨匠が作品に込めた「和」の思い【長崎県南島原市】

南島原市出身の彫刻家、北村西望の生誕140年を記念して平和を伝えるコンサートがこのほど開かれました。コンサートを企画したのは2人の女性です。島原市出身のアートディレクター・橋場あい子さん(東京都在住)と広島県出身のソプラノ歌手・村上彩子さんで、被爆地出身の2人が芸術

日常を芸術に昇華、前衛彫刻家の足跡たどる 「さかい利晶の杜」で福岡道雄の回顧展
2024.07.19

日常を芸術に昇華、前衛彫刻家の足跡たどる 「さかい利晶の杜」で福岡道雄の回顧展

堺市の博物館「さかい利晶の杜」で、昨年亡くなった同市出身の彫刻家、福岡道雄(1936~2023年)の回顧展「福岡道雄 静かな前衛」が開かれている。堺で生まれ、父の仕事の関係で中国・北京で育った福岡は帰国後、堺市立工業高校(現市立堺高校)を卒業し、大阪市立美術研究所に入所。石膏(せ

不安定さ永遠の時間表現…石の彫刻家・新妻実展 せきがはら人間村生活美術館
2024.07.17

不安定さ永遠の時間表現…石の彫刻家・新妻実展 せきがはら人間村生活美術館

 岐阜県不破郡関ケ原町の「せきがはら人間村生活美術館」で、ニューヨークを拠点に国内外の彫刻シンポジウムをけん引した石の彫刻家・新妻実さん(1930~98年)の企画展「Homage to MINORU NIIZUMA」が開かれている。トークショーが行われ、参加者たちは“石との対話”で創り上げられ

彫刻家・伊藤五百亀氏作のブロンズ像を市に寄贈 愛媛・西条市
2024.07.04

彫刻家・伊藤五百亀氏作のブロンズ像を市に寄贈 愛媛・西条市

愛媛県西条市出身の彫刻家、伊藤五百亀について広く市民に知ってもらおうと、市民から五百亀が制作したブロンズ像が市に寄贈されました。西条市に寄贈されたのは、伊藤五百亀の作品、「まひる」で、水着姿の女性が夏の陽射しを浴びながら今にも駆け出しそうな情景を表現しています。6月

生涯追い求めた「素心」 彫刻家・池川敏幸の三回忌に合わせ作品展 8月4日まで
2024.06.27

生涯追い求めた「素心」 彫刻家・池川敏幸の三回忌に合わせ作品展 8月4日まで

愛媛県東温市出身の彫刻家、池川敏幸の作品を紹介する展覧会が、松山市内のギャラリーで開かれています。ミウラート・ヴィレッジで現在、開催中の「池川敏幸展~素心のかたち」。東温市出身で美術教育者、彫刻家として活躍した池川敏幸の三回忌にあわせて開かれています。

パリ・台北・ニューヨーク…世界を駆け回る86歳 風の彫刻家・新宮晋さんの飽くなき挑戦
2024.06.09

パリ・台北・ニューヨーク…世界を駆け回る86歳 風の彫刻家・新宮晋さんの飽くなき挑戦

彫刻家の新宮晋さんは何ともエネルギッシュな86歳である。昨年、大阪中之島美術館で大きな回顧展を開いたばかりだが、今年3月からはパリで個展、今月は台湾の台北にできた美術館に新作を納めるなど、世界を駆け回っている。さらに地元・兵庫県三田市でさまざまなイベントを企画、来年はニューヨークでの個展も予定

甲子園歴史館「宮瀬富之彫刻展『主役は君だ!!』」を6月4日から開催
2024.06.03

甲子園歴史館「宮瀬富之彫刻展『主役は君だ!!』」を6月4日から開催

 甲子園球場に隣接する甲子園歴史館(阪神電鉄運営)が3日、阪神甲子園球場100周年を記念し、4日から9月1日まで日本芸術院会員である彫刻家・宮瀬富之氏の彫刻展「主役は君だ!」を開催すると発表した。 同氏は優勝の一校を除いては全て敗者となる高校野球において、ドラマを作る主役は敗者で

重力を形にしてきた彫刻家・植松奎二が「エネルギー」への新展開 大阪のギャラリーで個展
2024.05.24

重力を形にしてきた彫刻家・植松奎二が「エネルギー」への新展開 大阪のギャラリーで個展

彫刻家の植松奎二(77)が「枝とともに-Invisible/Visible-Energy」と題した個展を大阪市城東区のギャラリーノマルで行っている。植松の同ギャラリーでの個展は5年ぶり。展示会場の右手壁面には、表面をらせん状や円などの形に磨いた大小8つの真鍮(しんちゅう)板が飾ら

「サラリーマン訓練」から「生き神」北野武の自宅まで… 凄腕案内人が導く“私的で内密”な東京
2024.05.24

「サラリーマン訓練」から「生き神」北野武の自宅まで… 凄腕案内人が導く“私的で内密”な東京

その旅行代理店は、「不可能なことでも提供する」という。フランス誌「フィガロ・マガジン」の記者がその実力を目の当たりにした。彼らが訪れた場所、それは墨田区の「聖域」相撲部屋や、浅草の地下にある占い館だけではない。「東京にカオスをもたらしたい」──完璧な英語でそう話す男の顔には、長年