# 干拓事業

文豪も愛した手賀沼のほとりで夕涼みを楽しむ、水質浄化で水生生物も復活 千葉・北西部 行ってみたい 水のある風景
2024.08.19

文豪も愛した手賀沼のほとりで夕涼みを楽しむ、水質浄化で水生生物も復活 千葉・北西部 行ってみたい 水のある風景

水辺の遊歩道でジョギングや散歩を楽しむ人たち。水面に視線を移すと、野鳥が羽を休めている。ゆっくりと穏やかな時間が流れる千葉県北西部の手賀沼。今でこそ流域住民の憩いの場所だが、かつては洪水と水質汚濁に悩まされてきた。江戸時代になると、洪水を防ぐための堤防や排水路の工事とともに、新田

米も金もない戦後。食糧増産を狙った干拓事業、誰もが希望に燃えていた。今でもコシヒカリが実る光景を見ると胸が一杯になる〈証言 語り継ぐ戦争~海軍航空隊通信兵㊦〉
2024.07.15

米も金もない戦後。食糧増産を狙った干拓事業、誰もが希望に燃えていた。今でもコシヒカリが実る光景を見ると胸が一杯になる〈証言 語り継ぐ戦争~海軍航空隊通信兵㊦〉

■川崎大洋さん(97)鹿児島県南さつま市大浦町(海軍航空隊通信兵㊦より) 愛媛の宇和島航空隊基地での残務整理が終わり、1945(昭和20)年10月ごろ、大浦町(現・南さつま市大浦町)の実家に帰った。兄も生き残り満州から帰ってきていた。お互い死なずによかったと思った。

「横綱格の失敗事業」有明海の“ギロチン”から27年… 諫早湾干拓事業、失われた“宝の海”漁業者の苦悩【報道特集】
2024.06.22

「横綱格の失敗事業」有明海の“ギロチン”から27年… 諫早湾干拓事業、失われた“宝の海”漁業者の苦悩【報道特集】

九州の北西部に位置する有明海。27年前に海の一角を閉め切った公共事業が、この海を変えました。今なお悪化し続ける海の状況と、長きにわたる国との闘い。苦悩する漁業者たちを追いました。■ノリ漁師「“死の海”に近づいているのではないか」九州の北西部に位置する内海・有明海。2

「12億円の返還求めない」諫早湾干拓事業 農水省が開門派漁業者へ説明会
2024.06.02

「12億円の返還求めない」諫早湾干拓事業 農水省が開門派漁業者へ説明会

農水省は1日、諫早湾干拓事業について開門派の漁業者らに対する説明会を開き、これまでに開門義務を果たさない代わりに支払った間接強制金およそ12億円の返還を求めない考えを示しました。この説明会は農水省が「開門によらない有明海再生を目指す」とした去年3月の大臣談話について説明するため開

諫早干拓巡り、国が説明会 強制金12億円返還求めず
2024.06.01

諫早干拓巡り、国が説明会 強制金12億円返還求めず

 国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、農林水産省は1日、同県雲仙市で開門派漁業者と弁護団らを対象にした説明会を開き、開門を求める漁業者側にこれまで支払った間接強制金約12億円に関し、返還を求めない方針を明らかにした。 福岡高裁が2010年に5年間の開門を命じる判決を出した際、当時

裁判で非開門確定の諫早湾干拓 農水省と漁業者、議論は平行線
2024.06.01

裁判で非開門確定の諫早湾干拓 農水省と漁業者、議論は平行線

 国営諫早湾干拓事業(諫干)を巡り、農林水産省は1日、2010年に福岡高裁が国に潮受け堤防の開門を命じた判決(確定)で原告だった漁業者らを対象に、有明海の再生に関する説明会を長崎県雲仙市で開いた。同省が非開門を前提とした話し合いに応じるよう求めたのに対し、漁業者側は開門の必要性を訴え、議論は平

農相 12日諫干視察 開門派漁業者と面会せず
2024.05.10

農相 12日諫干視察 開門派漁業者と面会せず