# 市民活動

横浜市教委「検証中」繰り返す 傍聴妨害、監査委員は批判
2024.07.04

横浜市教委「検証中」繰り返す 傍聴妨害、監査委員は批判

 横浜市教育委員会の裁判傍聴妨害問題で、動員した職員への交通費支給は不法な公金支出だとして返還などを求めた住民監査請求を巡って4日、市庁舎で請求した市民や市教委担当者の意見陳述があった。市教委側は弁護士が検証中だと回答の保留を繰り返し、監査委員は「(質問に)答えないつもりか」などと厳しく批判し

旭川いじめ 黒塗りない「報告書」流出、市教委が刑事訴追に向け調整
2024.07.03

旭川いじめ 黒塗りない「報告書」流出、市教委が刑事訴追に向け調整

 北海道旭川市で2021年3月、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が凍死体で発見された問題で、市教委の第三者委員会が22年9月に作成した原本を思わせる黒塗りのない「調査報告書」を市民団体がネット上に公開したことを受け、市教委は市民団体の刑事訴追に向けて警察と調整に入っ

備前市の山本由伸投手ら応援ツアー1億3000万円支出差し止め求め 市民団体が住民監査請求【岡山】
2024.07.02

備前市の山本由伸投手ら応援ツアー1億3000万円支出差し止め求め 市民団体が住民監査請求【岡山】

備前市が企画している地元出身のメジャーリーガー、山本由伸投手の試合を観戦するツアーは公平性に欠けるなどとして市民団体が7月2日、公費による支出の差し止めを求める住民監査請求を行いました。市民団体の代表者が市の監査委員事務局を訪れ、書類を提出しました。備前市は、地元出身のメジャーリ

「官製ワーキングプア」理解深めて 仙台・市民活動サポートセンターで7、28日に学習会
2024.07.02

「官製ワーキングプア」理解深めて 仙台・市民活動サポートセンターで7、28日に学習会

 自治体などの非正規職員が低収入や不安定な雇用環境にさらされる「官製ワーキングプア」の問題について考える学習会が7、28の両日、仙台市青葉区の市市民活動サポートセンターで開かれる。 NPO法人イコールネット仙台の主催。7日は「公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)」共同代表

都市対抗野球北関東第1代表のエイジェック(小山市・栃木市)が栃木市に出場報告 初戦は7月24日
2024.06.27

都市対抗野球北関東第1代表のエイジェック(小山市・栃木市)が栃木市に出場報告 初戦は7月24日

7月19日に東京ドームで開幕する都市対抗野球に、北関東第1代表として出場する小山市と栃木市代表のエイジェックが27日、栃木市役所を訪れ出場報告を行いました。栃木市役所を訪れたのは、エイジェックの古後昌彦社長をはじめ、難波貴司監督、選手を代表して京橋幸多郎キャプテンと代表決定戦で完

臼杵市で30日、20周年記念「街のコンサート」 「幸せなメロディー奏でる」
2024.06.27

臼杵市で30日、20周年記念「街のコンサート」 「幸せなメロディー奏でる」

 臼杵音楽交流協議会(桑原英治代表)が、大分県臼杵市臼杵のサーラ・デ・うすきで毎月1回開いてきた「街のコンサート」が6月で20周年を迎えた。30日午後1時半から記念コンサートを開く。より多くの人に楽しんでもらおうと市民会館に会場を移し、ゲストも呼んで節目を盛り上げる。入場無料。 

川崎市政100周年事業、29日にブルーインパルス飛行 市民団体は警鐘「市民は危機感がない」
2024.06.26

川崎市政100周年事業、29日にブルーインパルス飛行 市民団体は警鐘「市民は危機感がない」

 29日に等々力緑地(川崎市中原区)一帯で行われる、市制100周年記念事業「かわさき飛躍祭」で飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」へ懸念の声が上がっている。市民団体「沖縄の映画を観よう!かわさき」の代表、斎藤彰さん(75)は「ブルーインパルスはもともと軍事訓練のための練習機だ。市民は危機感

「書店ゼロ」になった東京・狛江市、啓文堂書店が再出店…市民有志「戻ってきてくれてありがとう」
2024.06.26

「書店ゼロ」になった東京・狛江市、啓文堂書店が再出店…市民有志「戻ってきてくれてありがとう」

 出版不況が続く中、市内から一度は書店が消えた東京都狛江市で27日、書店が再開業する。市民の有志が「本屋のある暮らしを取り戻したい」とグループを作り、出店を求める活動を続けていた。 同市の小田急線狛江駅の駅前施設で再開するのは、啓文堂書店狛江店。同店は駅前商業施設の改修で2023

旭川の中2いじめ凍死、第三者委報告書の非公表部分がネット流出か
2024.06.26

旭川の中2いじめ凍死、第三者委報告書の非公表部分がネット流出か

 旭川市で2021年3月、いじめを受けていた中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)が凍死体で見つかった問題で、市教育委員会の第三者委員会が作成した報告書とみられる資料が、インターネット上に流出したことが分かった。公表された報告書は遺族の意向を踏まえ、個人情報などに関わる部分は黒塗りにさ

人も生き物も喜ぶ森づくり、どうする? 市民団体が取り組む針葉樹と広葉樹の混交林の実践
2024.06.25

人も生き物も喜ぶ森づくり、どうする? 市民団体が取り組む針葉樹と広葉樹の混交林の実践

 人も生き物も喜ぶ森をつくるには-をテーマに「森林と市民を結ぶ全国の集い2024」のフィールドセッションが、福岡県八女市黒木町で開かれた。豊かな森林を守り育てるために市民はどう関わればよいのか。全国の学生を含む約40人が議論に耳を傾けた。 (特別編集委員・長谷川彰) NPO法人「

「ハート」モチーフにフォトスポットなど展開 静岡市中心街の活性化目指すILoveしずおか協議会
2024.06.19

「ハート」モチーフにフォトスポットなど展開 静岡市中心街の活性化目指すILoveしずおか協議会

静岡市中心街の活性化を目指すILoveしずおか協議会は6月17日、総会を開き、冬の風物詩であるイルミネーション事業など、2024年度の事業計画案を承認しました。静岡市内で開かれたILoveしずおか協議会の総会には約150人が出席し、2023年度の事業の報告などが行われました。

内閣府がAスクエア視察 全国初のLABVプロジェクト【山陽小野田】
2024.06.18

内閣府がAスクエア視察 全国初のLABVプロジェクト【山陽小野田】

 内閣府地方創生推進事務局の市川篤志事務局長ら4人が17日、全国初の取り組みとなる官民連携手法、LABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として整備された山陽小野田市中央2丁目の複合施設「Aスクエア」を視察した。  第2次安倍政権が重点施策に「地方創生」を掲

前川喜平氏「小池百合子氏は中身空っぽ」 蓮舫氏支援集会が過熱 革新都政再来への期待も
2024.06.16

前川喜平氏「小池百合子氏は中身空っぽ」 蓮舫氏支援集会が過熱 革新都政再来への期待も

東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬する蓮舫参院議員=立憲民主党に離党届提出=を支援する市民集会が15日、立川市内で開かれ、約450人が集まった。蓮舫氏は欠席したが、文部科学省元事務次官の前川喜平氏が登壇し、3選を目指す小池百合子都知事について「中身は空っぽだ」と厳しく批判した。出

生態系保護のために高校生が奮闘…国道沿いにはびこる特定外来生物オオキンケイギク、強い日差しの中で抜き取り作業
2024.06.14

生態系保護のために高校生が奮闘…国道沿いにはびこる特定外来生物オオキンケイギク、強い日差しの中で抜き取り作業

生態系を守ろうと、佐久市の高校生が14日、特定外来生物である「オオキンケイギク」の駆除を行いました。鮮やかな黄色の花が特徴のアメリカ原産のオオキンケイギク。繁殖力が強く、在来の植物を駆逐してしまうなど生態系に重大な影響を及ぼすおそれがあるとして、国が特定外来生物に指

88億円の観光施設に反対署名5900人分 財政不安訴え 福岡・大川
2024.06.13

88億円の観光施設に反対署名5900人分 財政不安訴え 福岡・大川

 福岡県大川市が同市大野島に2027年度の開業を予定する観光拠点施設「大川の駅」(4・3ヘクタール)に関し、市民団体「市の将来を考える会」は13日、計画に反対する5900人の署名を市に提出した。財政不安を訴えている。 「大川の駅」には有明海沿岸自治体の海、山、川の幸を売り出す「道

「絶対に阻止する」大規模太陽光発電所の建設中止求め市民団体らが要望書提出 沼汚染の恐れなど 釧路市
2024.05.29

「絶対に阻止する」大規模太陽光発電所の建設中止求め市民団体らが要望書提出 沼汚染の恐れなど 釧路市

北海道・釧路市で建設中の大規模太陽光発電所をめぐり、市民団体らが建設中止を求める署名や要望書を釧路市長に提出しました。28日、釧路市の市民団体らは、馬主来沼周辺での大規模太陽光発電所の建設中止を求めて要望書とともにおよそ2万3000人分の署名を蛯名市長に提出しました。中止が求めら

市の技師、カラス対策保管庫を自作 住民から集めた費用の一部を懐に
2024.05.24

市の技師、カラス対策保管庫を自作 住民から集めた費用の一部を懐に

 業者が設置すると偽って、カラス対策でごみ置き場に置く保管庫17台を自分で組み立てて設置し、住民から集めた費用のうち材料費との差額約64万円を「作業代」として受領したなどとして、兵庫県芦屋市は24日、市民生活部の男性技師(38)を停職3カ月の懲戒処分にした。 市によると、男性技師

クジラの海洋処理巡り提訴 市民グループら「違法契約」 大阪地裁
2024.05.23

クジラの海洋処理巡り提訴 市民グループら「違法契約」 大阪地裁

 大阪湾の淀川河口付近で昨年1月に見つかったマッコウクジラの死骸処理を巡り、大阪市が約8000万円で海運業者(同市)と結んだ契約は違法で無効だとして、市民グループが23日、業者や市の担当職員に同額の賠償を請求するよう横山英幸市長に求める住民訴訟を大阪地裁に起こした。 

大阪市職員、業者と会食 クジラ処理で、住民訴訟も
2024.05.23

大阪市職員、業者と会食 クジラ処理で、住民訴訟も

 昨年1月に大阪湾で死んだクジラの処理費用が大阪市の当初見積額の2倍以上に膨らんだ問題で、大阪市は23日、事業を担った大阪港湾局の職員が処理の委託業者側と会食をしていたと明らかにした。市は詳しい経緯を調べる。 市民グループは同日、処理の契約は違法で無効だとして、この職員を含め決裁

【速報】「淀ちゃん」処理費巡り市民グループが提訴 大阪市の職員らに損害賠償請求を市長に求める住民訴訟 大阪
2024.05.23

【速報】「淀ちゃん」処理費巡り市民グループが提訴 大阪市の職員らに損害賠償請求を市長に求める住民訴訟 大阪

 大阪湾に迷い込んで死んだクジラの処理費が大阪市の試算の2倍以上に膨らんだ問題をめぐり、市民グループが、契約に関わった市の職員と委託業者に損害賠償を請求するよう大阪市長に求める訴えを起こしました。 去年1月、大阪湾に迷い込み「淀ちゃん」と呼ばれたクジラが死に、大阪市が委託した海運