# 伝統行事

火の粉浴び復興祈る 宇出津・あばれ祭開幕、キリコ乱舞
2024.07.06

火の粉浴び復興祈る 宇出津・あばれ祭開幕、キリコ乱舞

 石川県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」は5日、能登町宇出津で2日間の日程で開幕し、住民は柱松明(はしらたいまつ)の周囲で火の粉を浴びながらキリコを乱舞させ、能登半島地震からの復興を祈った。発生から半年がたつ中、日本遺産「能登のキリコ祭り」の先陣を切ってほぼ通常通りに開催。損壊した家屋が残

「ご支援下さった方に感謝を」当初は8割が反対…震災の爪痕残る能登の夏“あばれ祭”
2024.07.06

「ご支援下さった方に感謝を」当初は8割が反対…震災の爪痕残る能登の夏“あばれ祭”

江戸時代から伝わる、巨大な灯籠『キリコ』が街を練り歩き乱舞する祭りが、能登半島の各地で開かれます。その初陣を切る、能登町の『あばれ祭』が5日に始まりました。元日に起きた能登半島地震の影響で、いまだ多くの人が避難生活を続けています。そんな状況で開催するか否か。伝統と現実の間で交差す

能登町宇出津の伝統行事「あばれ祭り」始まる…地震の爪痕残る町中を巨大灯籠「キリコ」が巡る
2024.07.05

能登町宇出津の伝統行事「あばれ祭り」始まる…地震の爪痕残る町中を巨大灯籠「キリコ」が巡る

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県能登町宇出津(うしつ)地区で5日、伝統行事「あばれ祭」が始まった。高さ6メートルを超える巨大な灯籠「キリコ」が液状化や道路損傷など地震の爪痕が残る地区内を練り歩き、復興に向け、機運を高めた。勇壮なかけ声も響き、夜はたいまつが掲げられた。 宇

大阪・四天王寺 願いを込めた「笹トンネル」に笑顔 きらびやかな輝きにうっとり
2024.07.05

大阪・四天王寺 願いを込めた「笹トンネル」に笑顔 きらびやかな輝きにうっとり

 大阪市天王寺区の四天王寺で5日、「七夕のゆうべ」が始まり、多くの来場者が天の川をイメージした「笹トンネル」をくぐった。期間は7日まで。 このトンネルは全長27メートル、笹400本を使って作られた。天井には天の川をイメージした白と青のLED電球、約3万球を点灯するなど、毎年地元の

復興へ願い込め「あばれ祭」開幕 江戸から続く伝統行事 石川・能登町
2024.07.05

復興へ願い込め「あばれ祭」開幕 江戸から続く伝統行事 石川・能登町

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県能登町で5日、江戸時代から約350年続く伝統行事「あばれ祭」が始まった。 震災の傷痕が深く残る中、老若男女が「サカヤッサイ」の掛け声とともにキリコと呼ばれる巨大な灯籠を担いで街を練り歩いた。 キリコを担いだトラック運転手の男性

復興祈願掲げキリコ舞う、石川 能登町で「あばれ祭」開幕
2024.07.05

復興祈願掲げキリコ舞う、石川 能登町で「あばれ祭」開幕

 能登半島地震で被災した石川県能登町で5日、県無形民俗文化財に指定される「あばれ祭」が始まった。能登各地で秋にかけ行われてきた「キリコ祭り」の先陣。能登半島では住民の生活再建が進まず、開催見通しが立たない祭りも多い中、復興祈願を掲げキリコが舞う毎年恒例の光景に、住民はかけ声を上げて熱狂した。6

短冊に書いた願いごとは? 7月7日の「七夕」を前に徳島市の白うめ幼稚園で「七夕まつり」【徳島】
2024.07.05

短冊に書いた願いごとは? 7月7日の「七夕」を前に徳島市の白うめ幼稚園で「七夕まつり」【徳島】

7月7日の「七夕の日」を前に、5日、徳島市の幼稚園で園児たちが「七夕まつり」を楽しみました。徳島市の白うめ幼稚園では、子どもたちに日本の伝統行事に親しんでもらおうと、毎年「七夕まつり」を開いています。2024年は127人の園児が参加し、4歳児クラスの園児たちは「きら

京都・八坂神社で芸上達願う 芸舞妓が無病息災の「お千度」
2024.07.05

京都・八坂神社で芸上達願う 芸舞妓が無病息災の「お千度」

 京都・祇園の芸妓と舞妓が芸の上達や夏場の無病息災を祈願する「お千度」が5日、京都市東山区の八坂神社で行われた。祇園祭の前祭の山鉾巡行(17日)に向けた「鉾建て」が近づき、徐々に祭りの熱気が高まる7月上旬の恒例行事。 京舞井上流の門下生でつくる「みやび会」の舞妓ら約70人が、白地

大学図書館に運玉
2024.07.05

大学図書館に運玉

 ◎…日南市・鵜戸神宮の運玉投げが、都城市・南九州大都城キャンパスの図書館でできると評判だ。亀石、しめ縄、運玉が置いてあり=写真、学生が勉強の気分転換に挑んでいる。 ◎…図書館職員が県外出身学生に宮崎観光をPRしようと、亀石は段ボールや新聞紙、運玉は紙粘土で手作り。挑戦者が後を絶

祭りに向け檜扇蔵出し 和歌山・新宮の速玉大社
2024.07.04

祭りに向け檜扇蔵出し 和歌山・新宮の速玉大社

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)は3日、14日に営む「扇立祭(おうぎたてまつり)」に向け、神前に立てる「檜扇(ひおうぎ)」7握(あく)の蔵出しをし、巫女(みこ)が丁寧にほこりを払った。 扇立祭は神前に立てた檜扇に神が降臨し、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を

祇園祭はじまる 長刀鉾稚児が「お千度の儀」
2024.07.04

祇園祭はじまる 長刀鉾稚児が「お千度の儀」

7月1日は、京都の夏を彩る祇園祭の幕開けの日です。京都市東山区の八坂神社では「前祭」の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗る稚児らが「お千度の儀」にのぞみました。午前10時、参拝者らが見守る中、長刀鉾の稚児を務める西川雅基くんと、稚児を補佐する禿の小川門土くん、西淵一登くんが、白塗りの化粧

日本一早いくす玉開き!新1万円札の発行カウントダウン ビビる大木さんも登場 渋沢栄一の出身地・深谷で1800人が祝う
2024.07.04

日本一早いくす玉開き!新1万円札の発行カウントダウン ビビる大木さんも登場 渋沢栄一の出身地・深谷で1800人が祝う

 埼玉県深谷市出身の実業家渋沢栄一の新1万円札が3日に発行されたのに合わせ、市などは2日から3日にかけて、新1万円札発行のカウントダウンイベントを同市下手計の八基公民館・渋沢栄一記念館で開いた。会場には約1800人(主催者発表)の来場者が集まり、くす玉開きや鏡開き、ステージイベントなどを実施し

伊豆の国で「源氏あやめ祭」 中学生らが作った風車4000個が風で回る
2024.07.03

伊豆の国で「源氏あやめ祭」 中学生らが作った風車4000個が風で回る

 夏の恒例行事「第89回源氏あやめ祭」が7月6日・7日、温泉場出逢い通り(伊豆の国市長岡)を中心に開催される。(沼津経済新聞) 長岡地区で毎年7月の第1週に行う同イベント。例年1万人以上を動員する同地域最大のイベントで、昨年は期間中、1万8000人が会場を訪れた。 

幻の「曳き鉾」…悲願の復活へ 祇園祭の綾傘鉾 幕末の蛤御門の変で焼失
2024.07.03

幻の「曳き鉾」…悲願の復活へ 祇園祭の綾傘鉾 幕末の蛤御門の変で焼失

祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)に参加する綾傘鉾が、江戸後期の約30年間だけ巡行し元治元(1864)年の蛤御門の変の大火で焼失した「曳(ひ)き鉾」の復活を検討していることが3日、分かった。綾傘鉾は昭和54年、曳き鉾がない「徒歩囃子」の形で巡行への参加を再開。別の山鉾から

「半夏まつり」古式ゆかしくみこし行列 宿場町の風情漂う福島・大内宿
2024.07.03

「半夏まつり」古式ゆかしくみこし行列 宿場町の風情漂う福島・大内宿

 下郷町の国重要伝統的建造物群保存地区「大内宿」で2日、800年以上の伝統を誇る「半夏(はんげ)まつり」が開かれた。宿場町の風情が漂う中、みこし行列が古式ゆかしく練り歩いた。 後白河天皇の第2皇子とされる高倉以仁王(もちひとおう)をまつる高倉神社の祭礼。季節の移ろいを示す「半夏の

「檜扇」7本を蔵出し、和歌山 新宮の世界遺産・熊野速玉大社
2024.07.03

「檜扇」7本を蔵出し、和歌山 新宮の世界遺産・熊野速玉大社

 和歌山県新宮市の世界遺産・熊野速玉大社で3日、無病息災などを願う「扇立祭」が始まるのを前に、神前に供える「檜扇」7本が虫干しのため蔵出しされた。 大社は室町時代のものとされる国宝の檜扇11本を保管。祭りでは損傷させないよう1964年に作られた複製品を使う。薄いヒノキの板に松竹梅

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町
2024.07.03

大内宿の夏の風物詩「半夏まつり」 みこしの行列が練り歩く かやぶき屋根の家並みの中 福島県下郷町

 福島県下郷町の国重要伝統的建造物群保存地区・大内宿の夏の風物詩「半夏(はんげ)まつり」は2日、地区内で開かれた。かやぶき屋根の家並みの中をみこしの行列が練り歩いた。 高倉以仁王(もちひとおう)の霊をまつった「高倉神社」の祭礼で、家内安全や五穀豊穣を祈願する。本格的な夏の訪れとな

子供キリコ、変わらぬ熱気 宇出津・あばれ祭
2024.07.03

子供キリコ、変わらぬ熱気 宇出津・あばれ祭

  ●5、6日に本番 石川県無形民俗文化財「あばれ祭(まつり)」の子供キリコ祭りは2日、能登町宇出津地区一帯で始まり、13町内会の小中学生らが小型のキリコを担いで練り歩いた。担ぎ手は地震ででこぼこが残る道を「イヤサカヤッサイ」の掛け声とともに進み、神輿(みこし)とキリコが巡行する

漢方を身近に感じて 佐原・老舗薬局で薬膳かき氷販売 小川万貴子さん(26)【ひと模様】
2024.07.03

漢方を身近に感じて 佐原・老舗薬局で薬膳かき氷販売 小川万貴子さん(26)【ひと模様】

 香取市佐原地区にある1886(明治19)年創業の老舗オガワ薬局を営む家に生まれ育った。漢方を身近に感じてもらおうと、薬剤師として働く傍ら薬膳の要素を取り入れたかき氷を考案し、日曜日と祝日に販売している。 薬局以前は、江戸後期から85(明治18)年まで約100年、4代続いた漢方医

願い込めた短冊 小学生が飾り付け 七夕の日まで岩手・雫石町の商店街に
2024.07.02

願い込めた短冊 小学生が飾り付け 七夕の日まで岩手・雫石町の商店街に

岩手県雫石町では7月7日の七夕にあわせて、町内すべての小学生の短冊を商店街に飾るのが恒例行事となっています。7月2日は児童たちによる飾りつけが行われました。雫石町の西山小学校では2日、1・2年生37人が自分の願い事を書いた短冊を笹に結んでいきました。こ