モンテディオ山形「U―23マーケティング部」が2年連続受賞…Jリーグが推進する「シャレン!アウォーズ」

AI要約

J2モンテディオ山形のU―23マーケティング部がJリーグのシャレン!アウォーズで受賞。

U―23は地域社会と連携し、新たなファン獲得を目指す活動を行っている。

参加者満足度が高く、就活に役立つ経験を得られる取り組みとして高く評価されている。

モンテディオ山形「U―23マーケティング部」が2年連続受賞…Jリーグが推進する「シャレン!アウォーズ」

 Jリーグが推進する社会連携活動「シャレン!アウォーズ」で、J2モンテディオ山形の「U―23マーケティング部」がクラブ選考賞を受賞した。昨年の「高校生マーケティング探求」と2年連続受賞の快挙だ。

 「U―23」は23歳以下の学生が毎週ミーティングを行い、地域社会との連携や新たなファン獲得などに向け知恵を出し合っていくもの。昨季は34人が合計41回の活動を行い、テレビや新聞など23媒体に取り上げられた。10月8日の栃木戦では「青春スタジアム」と題して「大人の大運動会」「超縁日」などをプロデュースして多くの観客を集めた。

 参加者には10段階の満足度調査を行い、63・2%が「10」と評価。全員が「8」以上だったという。相田健太郎社長は「参加した学生さんは、この活動で培った経験が就活にも役に立ったようです。スポーツは分かりやすいコンテンツなので、今後も地域振興の一助になれれば」と話した。

 今季も活動を行っており、10月ごろのホームゲームで同様のプロデュースを検討中。相田社長は「昨年は『青春』というキーワードでしたが、今年はどういう形になるか楽しみですね」と期待した。

(岩崎 敦)