Rソシエダードが左ウイング補強でガラタサライのトルコ代表FWアクトゥルコールを獲得候補に

AI要約

スペイン1部リーグのレアル・ソシエダードがトルコ代表FWケレム・アクトゥルコールの獲得に興味を持っている。

Rソシエダードは来季、左ウイングを強化するためにアクトゥルコールを狙っており、右ウイングには既に選手が揃っている。

アクトゥルコールはトルコリーグで好成績を残しており、欧州のトップリーグでプレーすることを希望している。

 スペイン1部リーグのレアル・ソシエダードがガラタサライのトルコ代表FWケレム・アクトゥルコール(25)を狙っているとスペイン紙アスが30日に報じた。

 Rソシエダードは今季を終えたばかりだが、すでに来季に向けて動き出している。同紙によると、クラブは本来左サイドのアタッカーであり、今季の公式戦で14得点でチーム得点王になったオヤルサバルを来季もセンターフォワードで起用することを考えており、今夏の移籍市場でバレネチェアのみと手薄になる左ウイングを強化できる選手を獲得するつもりだという。一方、右ウイングに関しては、久保とベッカーがいると伝えている。

 そんな中、Rソシエダードは今季のトルコリーグを制したガラタサライで主力の1人、アクトゥルコールに白羽の矢を立てている。アクトゥルコールにはすでにサウジアラビアのクラブからビッグオファーが届いているが、本人は欧州のトップリーグへの移籍を希望しており、現時点ですでにコンタクト済みのRソシエダードが最も獲得に近いクラブになっているという。

 また、選手の代理人は同紙に対し、「Rソシエダードはアクトゥルコールのプレースタイルを大いに気に入っており、欲しがっている」と語っていた。

 ガラタサライとの契約は26年6月30日までとあと2年残っているアクトゥルコールは今季、チームで最も出場時間が長かった選手。トルコリーグでの成績は37試合出場、12得点7アシストとサイドアタッカーとして上々の結果を残していた。

 代表チームでも、デビューしてからの4年間で重要な地位を築いており、来月開幕する欧州選手権にも参加する予定だ。

 (高橋智行通信員)