オリックス・中嶋監督 プロ初勝利の熱血漢・古田島に「最初のうちはウザいなと思っていたんですけど…」

AI要約

オリックスが終盤の猛攻で逆転勝ちし、連敗を4で止めた。

古田島が無失点で抑え、ドラフト6位ルーキーがプロ初勝利を挙げる。

中嶋監督もガッツポーズや吠える姿に魅了され、逆転勝利を讃える。

 ◇交流戦 オリックス●ー●広島(2024年5月30日 マツダ)

 オリックスが終盤の猛攻で逆転勝ちし、連敗を4で止めた。0―2の6回を2番手・古田島が無失点で抑えると、7回に味方が5得点。ドラフト6位ルーキーの手にプロ初勝利が転がり込んだ。

 「佐藤さん(広報)に言われるまでは、本田が勝ち投手なのかなと思ってたんで。あんま、そこのルールは分かってなくて。言われて“あ、そうなんだ”っていう感じで見ていました」

 この日は負けていた展開だけに控えめだったが、ピンチの場面をしのいだ時のド派手なガッツポーズや、吠える姿がファンの間では話題。中嶋監督も容認せざるを得ない?感情むき出しの投球スタイルが魅力だ。

 「最近、ちょっとランナーを散らかすんですけど、デカい声で(ベンチに)帰ってくるんで。(派手なアクションは)最初のうちは“うざいな”と思っていたんですけど、何か、あれが心地良くなってきました」

 前夜の0―14の大敗の屈辱を晴らす逆転勝利。指揮官も「やっぱりああいう形で一方的にやられたっていうのは、誰もが悔しいと思うんで。今日やり返すっていうのは凄く大事だと思っていました」と力を込めた。