プレーオフ勝ち上がりに貢献したパスカル・シアカムが今夏ペイサーズと再契約か?

AI要約

インディアナ・ペイサーズは、今シーズンに4年ぶりのポストシーズン出場を果たし、カンファレンス・ファイナルまで進出した。プレーオフ敗退後、パスカル・シアカムとの再契約が最優先事項となっている。

シアカムはペイサーズで大きな貢献をし、再契約に関心があることが報じられている。チームはマックス額級の契約オファーを用意しており、今夏の再契約が現実味を帯びている。

フロントコート陣が変動する可能性もあるが、ペイサーズがシアカムをキープする意向が強いため、再契約が期待される。

プレーオフ勝ち上がりに貢献したパスカル・シアカムが今夏ペイサーズと再契約か?

 インディアナ・ペイサーズは、今シーズンに4年ぶりのポストシーズン出場を飾り、「NBAプレーオフ2024」ではカンファレンス・ファイナル進出を果たした。ボストン・セルティックス相手に4連敗でスウィープ敗退に終わったものの、2014年以来のリーグ4強入りを飾ったのだから、チームとして飛躍を遂げたと言えるだろう。

 このチームはオールスターガードのタイリース・ハリバートンを筆頭に、マイルズ・ターナー、アンドリュー・ネムハード、TJ・マッコネル、ベネディクト・マサリン、アーロン・ネスミスらが来シーズンも契約下にいる。

 その一方で、今夏はパスカル・シアカムが制限なしFA(フリーエージェント)、オビ・トッピンが制限付きFA、ジェイレン・スミスは来シーズンの契約がプレーヤーオプションのため、フロントコート陣は変動するかもしれない。

 なかでもオフの最優先事項となるのはシアカムとの再契約。今年1月18日(現地時間17日、日付は以下同)にトロント・ラプターズからトレードで加入したフォワードは、レギュラーシーズン41試合の出場で平均31.8分21.3得点7.8リバウンド3.7アシストをマーク。

 プレーオフでも計17試合で平均35.4分21.6得点7.5リバウンド3.8アシストにフィールドゴール成功率54.1パーセントを残し、カンファレンス・セミファイナル突破に大きく貢献していた。

 プレーオフ敗退後、シアカムはペイサーズで過ごした時間を「ありがたいこと。すべてのことを本当に感謝しているよ」と話していることから、球団と再契約する可能性は十分ある。

 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、5月28日に『FanDuel TV』のNBA番組“Run It Back”へ出演した際、ペイサーズはシアカムをキープするためにはマックス額級の契約が必要と理解しており、今夏チームはそのオファーを提示すべく備えていると口にしていた。

 ペイサーズ側とシアカム側の双方が再契約に関心があるため、現時点では30歳のフォワードが今夏ペイサーズと再契約を結ぶことになりそうだ。