巨人・阿部監督、「本当に遠い1点だったな…」 7試合連続2得点以下の状況も「1点をもぎ取る野球をぶれずに」
巨人は延長12回、吉川のサヨナラ打で交流戦初勝利を挙げた。
阿部監督は遠い1点をもぎ取り、勝利に歓喜。重苦しい雰囲気を払拭した。
打線は苦しい状況が続く中、阿部監督は1点をもぎ取る野球を信念とし続けている。
◇29日 巨人1x―0ソフトバンク(東京ドーム)
巨人は延長12回、吉川のサヨナラ打で交流戦初勝利。阿部監督は「本当に遠い1点だったなと思いますけど、勝ったんでね。この勝ちはすごい大きいなと思うのでうれしいです」と顔をほころばせた。
重苦しい空気をようやく振り払った。12回、ソフトバンクの守護神・オスナから先頭の丸が左前打で出塁し、代打の小林がしっかり送りバントを決めて1死二塁。吉川は「絶対打ってやろう」と思って打席へ入った。そして、初球の153キロ直球を振り抜くと、打球は右翼手の頭上を越えた。
打線は7試合連続で2得点以下と厳しい状況が続く。阿部監督は「1点をもぎ取るんだっていう野球はぶれずにやっていきたい」と変わらぬ信念を口にした。