【WEリーグ】新潟L橋川和晃監督が今季総括 「ギリギリの試合を勝ちきるチームになった」

AI要約

WEリーグ、アルビレックス新潟レディース橋川和晃監督が今季の総括を行う。

初の女子サッカー監督としての1年目を振り返り、チームの成績や課題に言及。

橋川監督は来季の目標を「やられたらやり返す。倍返し」と述べる。

【WEリーグ】新潟L橋川和晃監督が今季総括 「ギリギリの試合を勝ちきるチームになった」

 WEリーグ、アルビレックス新潟レディース橋川和晃監督(53)が28日、聖籠町のクラブハウスで今季の総括会見を行った。

 初の女子サッカーの監督に就いた1年目は、昨年10月のWEリーグカップ準Vに始まり、リーグ戦は13勝2分け7敗の勝ち点41でクラブ最高の4位フィニッシュだった。指揮官は「選手たちに『本気でトップ3を目指さないか』という問いかけから(今季を)スタートした。残念ながら4位という結果で終わってしまったことについては、本当に悔しいところ。ただ、選手たちが紙一重の、ギリギリの試合を勝ちきれるようなチームになってくれた」と振り返った。

 前向きな振り返りもしつう、上位3チーム(三菱重工浦和、INAC神戸、日テレ東京V)との差についても言及。「(上位3チームは)簡単なミスをしない。相手の攻撃のクオリティーに対して、我々の守備のクオリティーがちょっとでも崩れるとやられる。あとは得点力。堅守は確立出来たが、上位(3チーム)が40点ぐらい取ってる中で、うちは26得点(リーグ4位)。1シーズンで40点を取れるチームにしていかなくてはいけない」と話した。

 なお、来季続投については明言しなかったが、来季の目標を問われると「やられたらやり返す。倍返しです」と短い言葉で話した。

 ◆橋川和晃(はしかわ・かずあき)1971年5月2日生まれ、佐賀県出身。これまでJ1アビスパ福岡の下部組織で監督を務めたほか、16年以降は元日本代表監督の岡田武史氏(66)が会長を務めるFC今治で育成部門を担当し、21年9月から22年12月までFC今治で監督を務めた。