【鹿児島NHK選抜大会】樟南vs鹿児島商 かつて「御三家対決」は、樟南が逆転勝利!

AI要約

樟南と鹿児島商の激戦を報告。樟南が6回表に先制し、鹿児島商が6回裏で逆転する展開。

樟南が7回表に再逆転し、1点差を守りきって勝利。

永田 迅投手を中心に、樟南が名門同士の一戦を制す。

【鹿児島NHK選抜大会】樟南vs鹿児島商 かつて「御三家対決」は、樟南が逆転勝利!

<第66回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:樟南3-2鹿児島商>◇25日◇1回戦◇平和リース

樟南と鹿児島商。かつて鹿児島の「御三家」といわれた名門同士の対戦は、1点を争う緊迫した好勝負となった。

均衡が破れたのは6回表、樟南は1死二塁から送りバントで三塁に走者を進め、3番・坂口 優志(3年)の内野安打で先制した。

5回まで樟南の先発・犬窪 晴人投手(2年)に散発2安打に抑えられていた鹿児島商打線だったが、6回裏2死から火を噴く。5番・坂口 隼也主将(3年)が中越え二塁打で口火を切り、6番・上野 衛門(3年)の中前適時打で同点に追いついた。更に好機が広がり、9番・郷田 翔(3年)の左前適時打で勝ち越しに成功した。

樟南はエース永田 迅(3年)を送って後続を断つと、7回表1死一、三塁から意表を突く重盗を仕掛け、三走・政野 宏太(2年)が同点のホームイン。更に1死満塁から併殺崩れの間に勝ち越しに成功した。

永田を中心に、この1点のリードを守り切った樟南が、伝統の一戦をモノにした。