インテルはアルナウトヴィッチ2発でドロー! ローマ勢はELへ、最後の降格はフロジノーネに…/セリエA最終節

AI要約

セリエA第38節の結果を要約すると、インテルが引き分けで優勝を決めて94ポイントを獲得。アタランタはEL王者として4位に浮上し、CL出場が決定。フロジノーネの降格が決定し、セリエBに降格することになった。

また、下位チームの結果によりリーグ戦の結果が確定し、来季のCL、EL出場権も決まった。

最終順位表も掲載されており、各チームの結果が一目でわかるようになっている。

インテルはアルナウトヴィッチ2発でドロー! ローマ勢はELへ、最後の降格はフロジノーネに…/セリエA最終節

 セリエA第38節の5試合が現地時間26日に開催された。

 すでに優勝を決めているインテルは敵地でヴェローナと対戦。マルコ・アルナウトヴィッチの2ゴールで2-2の引き分けに持ち込み、勝ち点94で2023-24シーズンを終えた。敗戦はわずかに「2」で、いずれも降格となったサッスオーロに喫したものとなっている。

 また、ホームでトリノに3-0で勝利した“ヨーロッパリーグ(EL)王者”アタランタが、前日の試合で敗れたボローニャをかわして4位に浮上。この結果、6位で今季を終えたローマがチャンピオンズリーグ(CL)ではなく、ELに回ることが決定した。なお、アタランタはフィオレンティーナとの延期試合を残しており、最終的には3位となる可能性を残している。

 ちなみに来季のCLには、セリエAからインテル、ミラン、ユヴェントス、アタランタ、ボローニャの5チームが参戦することが決定。最終節でエンポリに敗れた(1-2)ローマと、サッスオーロと引き分けた(1-1)ラツィオはELに出場することが決まっている。

 一方、フロジノーネ(勝ち点35)、ウディネーゼ(勝ち点34)、エンポリ(勝ち点33)の3チームで2枠を争う形となった残留争いは、降格圏にいたエンポリがローマに勝利し、フロジノーネとウディネーゼの直接対決でアウェイのウディネーゼが1-0で勝利した結果、最も優位な位置にいたフロジノーネの降格が決定。サッスオーロ、サレルニターナと共に来季をセリエBで戦うことになった。

■試合結果

▼5月23日(木)

カリアリ 2-3 フィオレンティーナ

▼5月25日(土)

ジェノア 2-0 ボローニャ

ユヴェントス 2-0 モンツァ

ミラン 3-3 サレルニターナ

▼5月26日(日)

アタランタ 3-0 トリノ

ナポリ 0-0 レッチェ

エンポリ 2-1 ローマ

フロジノーネ 0-1 ウディネーゼ

ヴェローナ 2-2 インテル

ラツィオ 1-1 サッスオーロ

■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 インテル(93/+67)

2位 ミラン(75/+27)

3位 ユヴェントス(71/+23)

4位 アタランタ(69/+31)

5位 ボローニャ(68/+22)

───────CL出場圏───────

6位 ローマ(63/+19)

7位 ラツィオ(61/+10)

───────EL出場圏───────

8位 フィオレンティーナ(57/+14)

───────ECL出場圏───────

9位 トリノ(53/0)

10位 ナポリ(53/+7)

11位 ジェノア(49/0)

12位 モンツァ(45/-12)

13位 ヴェローナ(38/-13)

14位 レッチェ(38/-22)

15位 ウディネーゼ(37/-16)

16位 カリアリ(36/-26)

17位 エンポリ(36/-25)

───────自動降格圏───────

18位 フロジノーネ(35/-25)

19位 サッスオーロ(30/-32)

20位 サレルニターナ(17/-49)