【ラグビー】花園が2部降格 元豪州代表ゲニアは「自滅に近いミスが多かった」浦安に2連敗

AI要約

花園はNTTリーグワン入れ替え戦で浦安に敗れ、2部降格が決定した。

野中翔平主将はチームのミスを悔やみ、1部復帰に向けて厳しいスタンダードが必要とコメント。

花園は今季1勝15敗で最下位となり、22-23年シーズンから1部リーグでプレーすることができなくなった。

<ラグビー:NTTリーグワン入れ替え戦>◇24日◇東大阪市花園ラグビー場

 花園(1部12位)の2部降格が決まった。浦安(2部1位)に30-35で敗れ、18日に行われた第1戦に続いて2連敗。野中翔平主将(28)は「ペナルティーが多くなったりミスが多くなって、体力が削られた。得点差を気にせずプレーしようと話していたけど、必要以上に点を取らなきゃというマインドになってしまった」と悔いた。

 序盤の流れを継続できなかった。

 前半1分に、元オーストラリア代表のSHウィル・ゲニア(36)が先制トライ。その後もリードを守って13-8で折り返したが、後半は相手陣深くに攻め込みながらも決めきれず、同26分にはWTBセミシ・マシレワ(31)がキックをチャージされてそのままトライを献上。23-25と逆転されると、その後も流れを取り戻せず5点差で敗れた。

 ゲニアは「自滅に近いミスが多かった。練習からミスをしないという姿勢があれば、チャンスをしっかり仕留められるはず」とし、1部復帰に必要なものは「厳しく言い合えるスタンダード」と話した。

 花園は開幕13連敗を喫するなどして、今季1勝15敗で最下位。浦安に2連敗を喫したことで、22-23年シーズンから属する1部からの降格が決定した。